百々和宏、「ロックンロールハート(イズネバーダイ)」を弾き語りで披露
MO’SOME TONEBENDERのフロントマン、百々和宏が3枚目のソロアルバム『スカイ イズ ブルー』を2016年9月7日(水)にリリースする(現在はライブ会場と通販限定で先行販売中)。名作と名高い1st『窓』、2nd『ゆめとうつつとまぼろしと』に続き、ポップでメロウなソングライティングによる新たな名曲たちが続々と誕生。百々のソロ作は甘くてちょっとおかしくて、胸がしびれる楽曲ぞろい。そしてファニーな一面を持ちながら、1stの頃から内面を優しくえぐるような感触を孕んでいたが、本作はさらにその趣が強くなった。一言でいうと、死生観。自分が死んだらこうして欲しいと綴りながら、夢に見た自分のお葬式を思い出して「死にたくない」と歌う。と同時に、ファンキーなビートにライムが絡む酩酊ソングあり、しくじったを「SICK JITTA」とあらわす遊び心あり、琥珀色に渦巻くサイケデリックあり、空の青さに心を重ねるロマンチックなナンバーあり。“生きる”アルバムなのだと伝わってくる。とくに、1stからシリーズ化している「ロックンロールハート」「ロックンロールハート(イズヒアトゥステイ)」の続編第3弾「ロックンロールハート(イズネバーダイ)」ときたら、まるで百々和宏の生き様・完結編のような歌詞に思わず胸が締め付けられる。そして<オマエがギター弾いたら/ゾンビになって生き返る>という彼らしいクレイジーな響きに救われる。今週来週のRock is弾き語りONE SONGには2週にわたり百々が登場。まずは「ロックンロールハート(イズネバーダイ)」をお届けします。また、アルバムについての動画インタビューもあわせて公開。偶然にもこの日のTシャツは「BORN TO LOSE」。百々和宏、生きてます。(秋元美乃/DONUT)
百々和宏にとって「ロックンロールハート(イズネバーダイ)」とは?
ソロアルバムで常にキー曲となっている「ロックンロールハート」シリーズの3作目です。遺言のつもりで書きました。(百々和宏)