THE BOHEMIANSの平田ぱんだがロックンロールのレコードを紹介するコーナーです。

平田ぱんだのロックンロールの話

2017/11/1

第23話:パンクロック流行!ロックンロールは気合いだ!

新しい朝がきた!
ロックンロールの話を読もう!
すごいスピードでいくぜ!
なんせ今日もパンクロックにまつわるトークだからな
ここんとこずっとそうなんだ
今回のテーマは「パンクロック流行!ロックンロールは気合いだ!」だ
前回のテーマは「パンクロック登場!ロックンロールは気合いだ!」だった
その前が「パンクロック誕生!ロックンロールは気合いだ!」だったから
パンクロックとはなんぞやという人はそれらを最初から読んでくれ!
頼む!

つーことでそんな記念すべき23回目に紹介するロックンロールのファーストアルバムは、
こいつだ!

セックスピストルズの
勝手にしやがれ!!

原題はネバーマインドザボロックスだが、勝手にしやがれ!!の方がおらいにはしっくりくるのでそっちで話をすすめさせてもらおうか
このアルバムは個人的に五大ファーストアルバムのうちの一枚だな
ジャケよし中身よし時代性よし
こういうファーストアルバムを出すことは正しい
ロックンロールは最初からだからな
ファーストアルバムが一番いいってバンドたくさんいるけどそらそうだろって話だ
つーか最高のファーストアルバムを出せなかったバンドはむしろ気の毒なくらいだ
セックスピストルズのファーストアルバムはマジでクソ正しい
最高のロックンロールファーストアルバムだ
おらいが初めて好きになった洋楽アルバムでもある
洋楽への目覚め、ではない、ただセックスピストルズのファーストアルバムだけ限定で好きだったんだ
少し自分の話をしようか
イソターネットが普及した現代の日本でもロック好きだけど邦楽しか聴かないって人は多いと思うが
かつてのおらいもそうだった
マジで20歳直前までそうだった
おらいはいつも大体全部周りのみんなより遅いんだ
10代の頃なんかずっとボーッとしてたし
でもハイロウズを好きになってから少し能動的になった、ヒロトマーシーが好きだって言ってるロック頑張って色々聴いてみたりしだした
でもどれも全然ピンとこねえんだ
ヒロトマーシーが好きっつうやつって大体昔の洋楽ロックだからな
当時の日本のJ-POPとかの派手な音になれた耳にはどれも物足りなさを感じたしそもそも英語は何いってっかわかんねえからまるで興味がわかねえ
でも英語で歌ってても当時流行だったハイスタンダードとかのメロコアとかは大体英語だけど楽しく聴いてたからおそらく英語が問題じゃないんだ
基本的に関係ないと思ってるのが原因なんだ外国人のことを
日本人は同じ国の人だから英語で歌っててなにいってっかわかんなくても関係あるってなってすっと耳に入るんだ
そういうもんだ音楽なんてもんは
結局は聴き手の心が開いてるかどうかなんだ
んで洋楽は有名なの沢山聴いたけどどれもこれも全然ピンとこなかったおらいだけんども、このセックスピストルズのファーストアルバムだけは違かった
関係ないとかなんだとかいってる場合じゃなかった
一曲目のホリデイズインザサン、邦題さらばベルリンの陽のイントロのザッザッザッザッ!って軍隊みたいな足音からのエレキギターがジャガジャーン!って一発鳴った瞬間に
「勝った!」って思った、ような気がする

Sex Pistols – Holidays In The Sun

ハイロウズが好きになって色々聴いてたわけだからほぼ直接のルーツであるセックスピストルズにピンとくるのはそらそうだろって話ではあるんだけどでもクラッシュとかラモーンズとかはピンとこなかったからね
セックスピストルズのファーストアルバムは音が当時の他のパンクロックバンドのサウンドと比べて格段に派手だからね
大御所プロデューサークリストーマスによるパンクロック版ウォールオブサウンドと呼ばれてたり呼ばれてなかったりするらしいエレキギター重ねまくりのその分厚いサウンドはJ-POP耳の当時の僕の耳に非常にわかりやすかったんだね
ストーンズとか初めて聴いたときにもっとギターにもっと派手なディストーションかけてでかい音でやれよって思ったもんだけどその不満がピストルズにはなかった
いや、そんなもんなんだって心開いてない少年の耳と心ってのは
でもセックスピストルズが洋楽ロックの目覚めにならなかった
単純に昔のバンドだったからだね
好きになっても今はもういないんじゃ好きになるだけ損な気分じゃないか
昔から損得にうるさいのだおらいは
だから当時の現役のパンクロックを聴くことにしたんだ
でもランシドとかNO FXとかグリーンデイとか色々聴いたは聴いたんだけどやっぱなんかピンとこなくて結局続かなかった
おらいの洋楽ロックへの心を開かせるのはその何年後かのザ・リバティーンズの登場を待てねばならんのだが、それはもうちょっと先のお話
いずれここでもすることになるだろう
この連載が終わってなかったならば。。

とにかくセックスピストルズだけよかったんだ少年の僕にとって
他のパンクロックと呼ばれる奴らと何が違かったか
一言でいうなら、
ジョニーロットンだろうな
ボーカルのジョニーロットンでしかない
はっきりいってセックスピストルズの魅力って9割ジョニーロットンだよね
僕大好きなんよジョニーロットン
その後本名のジョンライドンに改名してP I Lとかやってる時ももちろん好きだけどやっぱセックスピストルズの時のジョニーロットンが好きだね
だってロックンロールやってるもの
ジョニーロットンってあんましロックンロール好きじゃないんじゃないかって説もあるけどそういう感じだからこそテキトーにやってるって感じが好きなの
テキトーなんだけど全開の気合いでやってるって感じがちょーすき
ジョニーロットンははっきりいって僕の好きな昔のロックンローラー四天王に入るね
それはジョンレノン、ジムモリソン、イギーポップ、ジョニーロットンだね
最近気づいたんだが全員名前の頭文字がJだ
イギーポップも本名はジェームズだからね
ジェイの者達!
なんてこった
おらいも平田Jって改名しようかな
でもそんなことをしたらLUNA SEAのJと芸名が被ってしまうからダメだ
残念

まあとにかくジョニーロットンは最高なんだ
まず少年の僕の心を鷲掴みにしたのはまずはその歌唱スタイルだね
声の良さじゃない、歌い方の良さだ
歌のうまさじゃない、あくまで歌い方のよさなんだ
この本気なのかふざけてんのかわかんなくてテキトーくさいのになんか時々シリアスな気がしなくもなくてしかも手を抜いてなくて常に喉をギンギンに鳴らして気合い全開漲りのパワフル!って歌唱スタイルが少年の心にジャストフィットしたんだよな
こういう歌い方みたいな感じで今後生きていきたいって漠然と思ったもんだよたしか
かっこよくてどこかキューティクル!みたいな
なにいってっかわかんないから何歌ってっか初めて気になって歌詞カードの和訳読んだのもピストルズが初だね
そこでまたこれだ!って思ったよ
もう全曲悪態つきまくり
怒りまくりの罵りまくりだ
なあなあで済ます気はない!って感じでとにかく手加減なしなんだ
それまでそんな歌詞みたことなかったからこれまた衝撃だったね
歌でこんなに言ってもよかったのか!ってなった
最後の曲であるEMI、邦題拝啓EMI殿なんて自分達をクビにしたレコード会社のEMIの悪口を延々歌ってるって解説を読んでもうこれは好きになるしかない!って思ったよ
なんか世界広がった
言っちまえばセックスピストルズってよーする歌詞が話題になったグループなわけじゃん?
アンダーグラウンドレベルじゃなくて一般的にって意味で
ファーストシングルでもある8曲目の出だしの「俺は反キリスト」とかキリスト教の国で歌うのけっこーダメらしいしセカンドシングルで5曲目のゴッドセイヴザクイーンなんて女王陛下の悪口を歌うっていうこれまたけっこーダメらしいことを歌って話題になったみたいだし
イギリスで女王陛下の悪口歌うって日本で天皇陛下の悪口歌うみたいなもんか?こわ
右翼のこわーい人達に襲われる気しかしないわ
まあ流石に当時ジョニーロットンもそういったイギリスの右翼的な人達からナイフとかで襲われまくってケガを沢山したらしいけど

Sex Pistols – God Save The Queen

よーするあれだな、ジョニーロットンは漫画で例えるならディオだな、ジョジョの奇妙な冒険の
ジョジョの第一部のあの有名なのズキューン!のシーンの脇役のセリフの「俺たちができないことを平然とやってのけるディオ!そこにしびれる憧れるぅぅっ!!」ってやつだな
俺たちのできないことを平然とやってのけるジョニーロットン!そこにしびれる憧れるーな感じなんだな多分
クレバーな悪!みたいな
そういうもんにいつだって男の子は憧れるものなのだ
そうだ、ジョニーロットンは悪だ
どうみても悪役だ
正義の味方じゃない、正しい悪だ
ロックンロールはそうでなくっちゃいかん気がする
いい子ちゃんのロックなんか嫌いだ
嘘くさくて聞いちゃらんねーや
いい子ちゃんは反抗しないからな
そういう意味でロックンロールもといパンクロックをやる人間ってのは全員悪い奴らだな
最近のロックが物足りないのはいい子ちゃんばかりがやってるからだ
僕は性格の悪そうな人が好きなんだ
ジョニーロットンは全力で性格が悪そうだ
しかも頭がよさそうだ
性格は悪いけど頭は良いって人が僕は一番好きだ
なるべく友達にはなりたくないって感じなところが特に気に入ってる
性格が悪いけど頭が良い奴なんて考えてみれば最悪じゃないか
クソすぎる
でもそこがいいんだ
パンクロックは反抗だからね
そうじゃないときっとだめなんだ
馬鹿の反抗なんて薄ら寒くてみちゃらんねーよ
でも性格が悪くてもきっとけっこー優しくていい奴なんだ
なぜならば頭がいいからだ
頭のいい奴は利己的に動けるからだ
全くタチが悪い
ジョニーロットンはそんな感じど真ん中だ
でも歌を歌うときは全力なのがいい
全く喉をいたわってない
体に力が入りまくっている
でもどっかふざけてるのがいい
きっと照れ屋なんだ
照れがくしでちゃんと歌わないんだ
かっこつけてちゃんとやるとかっこわるいって知ってるんだ
そんなところもキューティだ
いや、プリチーか
ジョニーロットンはプリチーだ!
そこがかっこいい
あと見た目がいい
オシャレだ
ちゃんとビシッとかっこつけてなくてかっこいい
服を破ったり安全ピンをつけまくったりしてゴミみたいにカッコつけてるところがいい
ファッションセンス抜群だ
ジョニーロットンが最初みんなの前に現れた時ピンクフロイドのTシャツを着ていたらしい、でも自分で手書きでピンクフロイドのロゴの上にアイヘイトって書いてたらしい
つまりピンクフロイドが嫌いだって意味になるってわけだ
これだけで抜群のファッションセンスの持ち主だということがわかる
当時の若者の世相をそれだけで表現できているって感じがする
最高だ
もうあまりにもジョニーロットンが最高だから風呂に入りたくなってきたからちょっと風呂に入ってこようと思う

つーことでジョニーロットンが最高だから風呂入ってきた
きんもちE
こっからはパーソナルコンで書こう
さっきまではスマートホンで書いてた
こっからは例のごとくアルバムを一曲目から辿りながら書くという正統派スタイルで行こうかな
わかりやすいしね
まず一曲目はホリデイずインザ・サン!邦題さらばベルリンの陽!!
おらいはこの曲でまずやられたってことはさっきも書いた
「晴れた休日なんていらん、俺がみたいもんはそんなもんじゃねえ、本当にみたいものをみに行くぜ、それだけのわけがあるんだ!手始めにベルリンの壁を越えてやる!」
みたいな歌だ、
簡単にいうと
これと二曲目のボディーズだけがベースのグレンマトロックが抜けた後の新曲って扱いになるのかな
あ、ちなみに当時のイギリスで発売された方のオリジナルの曲順じゃなくて今のCDの基準になってるアメリカ版の方の曲順で話をしている
僕はシーディーでしかこのアルバムを持ってないんでね
まあ大して変わんないけど
オリジナルはたしかサブミッションが入ってなくてライアーが二曲目なんじゃなかったかな
しらん持ってないから
んで、
この二曲はクレジットがジョーンズクックロットんビシャスってなってる
ピストルズは名義がその時のメンバー全員になってる基本
少しでも関わったら作曲者名義に入るってシステムみたい
ベースのグレンマトロックがいた時はグレンが基本中心で作ってバンドで固めてジョニーロットンが歌詞を書くってスタイルだったみたいだけどグレンが抜けてからはよくわかんない
グレンが抜けてから新曲が全然発表されないけどやっぱグレンがいないとダメですか?みたいな記者の質問にギターのスティーブジョーンズが「俺がジャーンってリードしてバンド全員がそれにのっかってテキトーに作るから曲は死ぬほどあるんだけど歌詞がついてないから発表してないだけ」みたいな事言ってる文を読んだことがあるからそんな感じだったようだ
このアルバムに新曲が二曲しか入ってないのは単純にジョニーロットンがピストルズやる気なかったってのが大きいみたい
ピストルズはジョニーロットンだからな
だってこの二曲聞くと別に作曲グレンじゃなくても全然ピストルズとして成り立ってるじゃんって思うじゃない
ジョニーロットンのやる気さえあればもっと新曲がたくさんだったに違いない
そもそもジョニーロットンはあんましロックンロール自体好きじゃないみたいだ
フェイバリットアルバムはイギーアンドストゥージズのロウパワーらしいけど
ピストルズやめてから始めるパブリックイメージリミテッドってバンド聞くとわかるけど全然ロックンロールではないもの
ポストパンクとか呼ばれるレゲエとか民族音楽とかの主にリズムに特化した刺激的な音楽なんだけどピストルズみたいなロックンロールの持つポップさの部分を激しくやってるみたいなのが好きだとあんまし好きじゃないかもしんまい
僕は好きだけど
三枚目のフラワーオブロマンスとか年に一度は思い出したように聴くし
後期PILがポップなパンクって感じでピストルズ好きな人はそっちの方がいいと見せかけてむしろそっちの方がつまんないくらいの感じではある

そもそもジョンライドンはジョニーロットン感が薄いんだ
同じ人なんだけどなんか自分が好きな音楽やってる感が違う
ジョンライドンは真面目にやってる感がある
ジョニーロットンはもっと不真面目でテキトーだ
そこが好きなんだ
ジョニーロットンの最大の魅力は音楽やる気ないところだ
歌なんかうまく歌う気が全くない
むしろ下手くそに歌おうとしているくらいだ
「ピストルズの音楽なんかどうでもいい、スタジオの曲作りの時は他の奴らがセッションしている間俺は基本ずっと隅で歌詞書いてる」みたいなニュアンスの発言していたりするくらいだから相当だ
もうほとんどピストルズになんか興味ないレベルくらい気すらする
そもそもジョニーロットンは一番最後に入ったメンバーで最初はギターのスティーブジョーンズとドラムのポールクックが二人で始めたんだけど二人がよく出入りしていたセックスって服屋の店主のマルコムマクラーレンって奴が後期ニューヨークドールズのマネージャーやってた男で「イギリスでニューヨークドールズみたいなスキャンダラスな危ないバンド売ったら絶対いけんだけどなー」って思ってるところにちょうどよく店を出入りしてる小僧どもがバンド始めたっつーから「ああこいつらをニューヨークドールズみたいなバンドになる方向に唆そう」ってことでちょうど店で働いてた音楽大好き少年グレンマトロックを加入させてみたいな流れで作られたバンドらしい
ギターのスティーブジョーンズがそもそもフェイセズの大ファンでコンサートみに行ったら前座で出てたニューヨークドールズのジョニーサンダースをみて「ギターって別にうまくなくてもカッコよかったんだ!」って衝撃を受けてギターをはじめたらしいからセックスピストルズのサウンドがもろニューヨークドールズ的なのもそらあそうだろって話らしい
セックスピストルズがジョニーサンダース的なギタースタイルをやっているからロックンロールのエレキギタースタイルはジョニーサンダース的にやるのが定番の一つになった気がしなくもない
そこに加えて同じくフェイセス大好きっていうか60年代のメロディアスなポップなロックンロール大好きグレンマトロックが曲を作ってたからもうものすごくポップなのに野蛮というナイスサウンドが形成されたみたいな流れらしい
でもそこにボーカルが必要だってことで入ってきたジョニーロットンはドイツのカンとかが大好きなひねくれた変な奴だったことから結果ピストルズはああいった感じの混沌としたカオスサウンドになったという流れらしい
そして少年の時分に私はやられた、と

でもここだけの話ジョニーロットンが抜けた後のピストルズも結構好きよ僕
ピストルズってこのファーストアルバム一枚しか出してないんだけど
実はグレイトロックンロールスウィンドルってクソみたいな映画があってそれのサントラ版のアルバムってのを出してんだよねジョニーロットン抜けてから
そこで新曲何曲か聴けるんだ
ファーストアルバムの後に何枚かシングル出してるからね実は
カバー多めだけど
シリーシングからのマイウェイの流れとか僕好きよ
ボーカルはスティーヴジョーンズがとってたりシドビシャスがとってたりなんか犯罪者の名前忘れたけどだれそれがとってたりみたいな感じなのかな正確にはぶっちゃけあんま興味ないからわからんけど
ジョニーロットンが歌ってたらもっと好きだったろうなってことはわかるよ
でもあれだな、シドビシャスのボーカルも中々好きなんだな僕は実は
ジョニーロットンには劣るけどフロントマンとしての才能相当あると思うね
まさか知らん人はいないと思うが一応説明しとくとシドビシャスってのはグレンマドロックの後釜で入ったベーシストだ
でもベースは弾けないっていうか超初心者だったらしい
でもすげー面白い奴だからってことで加入したらしい
ジョニーロットンの友達っていうか全員本名がジョンって奴だけを集めたジョニーロットンがリーダーの不良グループのジョンズってやつのメンバーの一人だったらしい
シドビシャスは芸名で、本名はジョンらしい、つまりこいつもジェイの者だな
元々ピストルズはジョーンズとポールクックではじめたものだからそこの二人の結束がかたいのでグレンを追い出して外様が自分だけになってしまって発言権が弱まるのが嫌だからってジョニーロットンは友達のシドビシャスを入れたという流れらしい
ジョニーロットンはケッコーそういう感じで常に仲間に囲まれてないと強がれない弱虫野郎な側面もあったりしたらしい
そういう弱カス的なところも好きなところではある
パンクロックは立派な人には似合わないからな
そしてパンクロックはそういう感じでメンバーをいれてしまうことからもわかるとおりで必ずしも音楽を優先させないんだな
つまルところがパンクロックはロックンロールが音楽を通り越してしまった極点なのだ
だから生き方や時にファッション、つまるところがリアリティが優先されるのだ
平和で裕福な国に暮らす若者にリアルなんてもんはない
あるわけがない
わからないことだらけって状態が普通だろう
いくらわかったようなことを言ったってどうしたって浅さが目立つ
社会や世間のことなんてわからない、わかりたくもない、だがつまんねーってことだけはわかる
若者に必要なのはいつだってリアリティだ
それは嘘くさくないってことだ
パンクロックは若者がわかることしか歌わない!
リアルよりリアリティ!
嘘くせえ歌はさっさと死ね!
これこそが君の理想、
ロックンロールの最到達点だ!
みたいな
そしてそんなのの象徴こそがよーするシドビシャスなんだろうな
はっきりいってシドビシャスの話はこのセックスピストルズのファーストアルバムの話とはほとんど絡まない
シドビシャスが加入してから作られた曲は二曲しかないしそもそもベース初心者だからこのアルバムではベースを弾かせてもらえず全部スティーヴジョーンズが弾いているくらいな話らしいし
だからこのアルバムのオススメという体をとっている以上シドビシャスの話なんかするべきではないのだが、
重要だから話そうじゃないか
俺自身はそんなにシドビシャスのことは好きじゃないというかむしろダサいくらいに思っているくらいだった
が、
しかしながら、
まずとにかく、
ルックスがいい
もうロックンロール史において五本の指に入るんじゃないかってくらいルックスがいい
それは顔がイケメンだどーだとかいうチャチなもんじゃない
言うなればロックンロールルックスが良い!ってやつだ
まあ勿論顔もかっこいいし背も高くてスタイルもいいんだが、
そういうことじゃなくて佇まいとか雰囲気とか、
総合的に、
クソロックンロールルックスが良いんだ
やっぱまずは何においてもこれだ
顔や身長は生まれもったもんだから、そこで勝敗が分かれることもよくある
だが、ルックス、見た目、ぱっと見って奴は、どうしたって生き様が現れる
それまでの道のりの結果が現れる
誤解を恐れずに申すならば、
ロックンローラーは見た目だ、
ぱっと見だ
なぜならば結局はロックンロールとはかっこよさを競うものだからだ
自分が一番かっこいいと思う格好、言動、それらをアンプなどで増幅させてド派手にぶちかます、
みせつける、
それが最低限のマナー
ことパンクロックに限ってはそれはもはや生命線
言うなれば見た目命だ
見た目の伴ってねえ奴のパンクロックなんざただの騒音なんだ
そんな奴は殴ってやった方がいい
ふざけるんじゃねえ
わからせてやれ
まあとにかくシドビシャスはクソルックスがいい
もう合格も合格、超合格者だ
そしてロックンローラーにもう一つ必要な要素である面白人間かどうか、これは、半分合格で半分不合格だ
半分不合格の理由は、単純に俺の好みじゃないからだ
まず不合格の理由としてはだらしねえっことだ
俺はきちっとした人が好きってわけではないがだらしない奴は嫌いだ
DOAというピストルズのラストツアーとなるアメリカツアーを追ったドキュメンタリー映画でシドビシャスがドラックやらなにやらのやりすぎでゴミクズみたいな人間になってソファに座ってデローンとしてるだけで全くインタビューに答えられないみたいなだらしないシーンがある
それだけならまだしも隣の頭の悪そうな彼女にヨチヨチとお世話されている始末だ
最低だ
自分のあんな姿が映画になって未来永劫残るなんて考えただけでクソの極みだ
絶対にやめてくれ
昔あれをみてこいつはダメだって思ったから不合格なんだシドビシャスは極私的に
ロックンローラーはかっこよくなければいけないからね
だらしない姿は意地でもみせないのだ
でもカメラがまわってなかったとしたら、あれでよい
むしろ好感度が上がる
エルビスプレスリーも彼女と二人きりの時は赤ちゃん言葉の甘えん坊だったとなんかの映像作品で誰かが証言してるのをみたことがあるしな
好感度が上がった
カメラに映ってしまっていることが迂闊なんだ
そういうところがリアルだっつってウケている要因なのかもしれないが俺は好かないね
でも基本的には面白人間なことに変わりはないがね
例えば今日のパンクロック、ラウドロックその他の激しめのロックミュージックライブの楽しみ方として互いに体をぶつけあい時に人の上に乗っかるなどして肉体的刺激から互いの興奮を高め合うみたいなスタイルが主流になっているが、それの大元を作り出したのがどうやらシドビシャスという説がある
まだセックスピストルズに加入する前のジョニーロットンの友達でしかなかった頃のシドビシャスが前の客が邪魔だからピストルズがよくみえないといってその場でピョンピョン跳ねる通称「ポゴダンス」を発明したらしい。
そしてついでにそのまま前の奴の頭に肘鉄を食らわせたり脇のやつに体当たりしたりして邪魔な奴を蹴散らし出したらしい
それをみんな真似しだしてピョンピョン跳ねてぶつかり合ったりして結果観客も頑張ってロックライブをみなければならなくなったらしい
でもおかげでより楽しくなったよね!
つーかセックスピストルズの登場によってロンドンでパンクロックが一大ブームになったおかげで観客もステージ上の演者より派手で奇抜な格好をすることが許されるようになった風潮がある気がする。
観客の格好みてるだけで楽しいもんな当時の映像とか。
ということでシドビシャスのことは別に好きじゃないからこの辺で終わりにして結論をいうならばセックスピストルズはジョニーロットンだが、セックスピストルズというものに限って話すと魅力の鍵はジョニーロットンとシドビシャスの二人ってことでいいのかな
多少強引だが致し方あるめえ
結成組であるスティーヴジョーンズとポールクックがピストルズ自然消滅後に作ったプロフェッショナルズというグループは当時も今も全く売れなかったらしいしぶっちゃけ俺もきいたことないし、それが答えだろう
たしかにサウンドの核はスティーヴジョーンズのエレキギターだが、そんなものは関係がない
グレンマトロックがいかに初期に音楽的貢献をしていたってそんなもんは関係がない
セックスピストルズはジョニーロットンだ
それとシドビシャスだ
これはつまりなにを意味するか、それはロックンロールが音楽を超えてしまったことに他ならない
音楽なんかできなくても面白人間であればロックンローラーとして成立できて、そしてさらには伝説にまでなれる!という凄まじい前例を作ってしまったのだ
ロックンロールはあくまでも音楽を目的とした活動だ
セックスピストルズも勿論そうだ、でも魅力の核がそこを追い越してしまったらどうなる?
終わりだ
先はない
伝説にはなれるけど、音楽グループとしての存続はほぼ不可能だ
パンクロックはロックンロールの最到達点が故に、未来を持たない
当然のようにセックスピストルズは自然消滅
その他のフォロワーの流行りのパンクバンド達も大体自然消滅
パンクロックの流行は大体2秒くらいで終わってしまったみたいな話らしい

でもセックスピストルズが「何したっていいんだ!これでいいんだ!いやむしろ、これがいいのだ!」という自由な活動スタイルを提示したためにみんな「メジャーとかどうでもいいぜ!むしろ息苦しくてつまんねーに決まってるぜ!好き放題やってすぐ散りたいくらいだぜ!」って風潮ができてしまったらしく、俄然音楽世界が楽しいものになったらしい
現在のマニアックなバンドを知ってれば知っているほどイケているみたいな風潮はここが出発点みたい
おかげで商業ベースにのらないで自由奔放にやる奴らが増えすぎて頑張らないとみつけられないかっこいいバンドが増えてしまった
そしてそれは今尚増えている
しちめんどうくさいけれど、
それはそれで楽しくていいことだと思う
ちなみここの連載は現在基本的に超有名系のファーストアルバムしか扱わないのでそういうのを求めている人は有名なファーストアルバム群の紹介が終わるまで少し待つか、もしくは他を当たるかしてください
今日はとりあえずそんな感じかな
あれ?そういえばセックスピストルズのファーストアルバムを一曲目から辿っていくって話じゃなかったっけか?
全然してないぢゃんね
まあ、そんなんやったらやったでまた長くなってまた前後編とかアホな話になるし
すでにここの初期のルールである10000文字超えたら前後編に分ける、みたいな謎のルールに引っかかってるくさいし
大体にしてパンクロックはすごいスピードでいかなきゃだめなんだから、そんなことは今日ここいらでやめておこうじゃないか
やめた方がいい
やめるべきだ
やめろっていってるだろ
やめろ!
つーことで冒頭ですごいスピードで書くって宣言したことだし、書くのやめます
パンクロックの話だからな!
でもセックスピストルズってBPM自体は全然早くないよね基本
ほらやっぱ世間一般パンクロックってはやいはげしいって感じじゃない?
それはきっと単純にセックスピストルズがラモーンズの模倣じゃないからだろうな
基本的にフェイセズとかフーとかブリティッシュロックマナーが出発点になっている感じだし
加えてグレンマトロックいわくドラムのポールクックがクソマイペース野郎だから自然と速いビートにならないっつーのが理由もあるとかないとか
セックスピストルズがいくら音楽を超えているとはいっても、
セックスピストルズはあくまでも元々はライブの評判で成り上がったグループだということも忘れてはならないよな
このアルバムを出したのも他の流行りのパンクロックグループより大分遅いくらいなんだからな
ピストルズが楽器できないゴロツキを集めて作られたってのはあれマネージャーマルコムマクラーレンの嘘みたいなもんだしね
普通に楽器できる連中だったんだ
じゃなきゃできるわけないじゃん
でもその嘘に騙されてパンクロックに演奏力などいらない!と騙される少年たちが、今はいるかわからんけどちょっと前までは確実にいたね。
上手にきちんとやるのがあれだってだけで普通に頑張って楽器できるよーにならなそらだめですよベイベーだよね
おらいなんかはだまされた&楽器なんかめんどーくさい畑だったのでいまだにろくに楽器が弾けないじゃないか
結構長く生きてるのに
なんてこっただ
でもバンドのメンバーがいるのでそんなに困っていない
ラッキー
まあ今日はそんな感じだ
なんだか書き足りないな
パンクロックについてはもっともっと書くことがあるはずなのにな
まあ本日のテーマである「パンクロック流行!ロックンロールは気合いだ!」に関しては次回もそれでいくような気がする予定なので今日はこれくらいで許してやろうじゃないか
パンクロック流行期にはまだまだかっこいいバンドがいっぱいいるからな
ファーストアルバムも沢山持ってるぜ?
でも意外とダムド持ってなかったりする
この連載で取り扱うために買ってくるのも悪くないかもな
この連載は家に盤で持ってないと取り扱って悪いとかいう謎のルールがあるから
うん、それはいいアイディアだ
でも普通にクラッシュのこと書くことになる気がする
クラッシュは現時点でだとビーチボーイズくらいしか好きじゃないんだけどビーチボーイズの時みたいにこの連載のために調べたり聴いてないアルバムを聴いてみたりしたら好きになるかもしれない
いや、でもクラッシュできいたことないアルバムってそんなねえぞ、ラストアルバムくらいかきいたことないの
まあ次回の話はいいや
とにかく俺はセックスピストルズが大好きだって話!
今日はそれで十分だ
それが言いたいが為にずっと書いてた
つーことで唐突にじゃあな

最後に貼ってもらうユーチューブは普通にマイウェイかな

続く

 

The Sex Pistols – My Way


 

第17話:パンクロック誕生!ロックンロールは気合いだ!

第21話:パンクロック登場!ロックンロールは気合いだ!

第22話:パンクロック登場!ロックンロールは気合いだ!