今回、編集部ではアラバキ16のライブレポートや雰囲気をレポートでお伝えいたします。レポートは、フェス慣れした編集者ではなく、初めてのアラバキ16をフレッシュな気持ちでレポートしていただきと思いこれまで本格的なフェスに参加をしたことがないイラストレーターのTOMOKUNIにフェスの準備からレポートまでの執筆をイラストレポートとして依頼しました。
※写真と360度写真でアラバキ16を楽しむことが出来るスポット紹介と合わせてご覧ください。 スポット紹介
TOMOKUNIのイラストレポート
AM11:20
昨日と同じ時間帯に起き、昨日と同じようにバスの列に並びシャトルバスでARABAKI会場へ移動。小腹が減っていたのと昨日とは違いあまりにも天気が良かったので、物販エリアの近くにある地元の名産品が並ぶ屋台でじゃがバター 400円と生ビール 500円を購入。
晴天の下、揚げたじゃがいもをバターと絡めたスタイルは生ビールとの相性も抜群!
PM12:00 GLIM SPANKY 2日目のライブスタート!
アラバキ初登場。屋根が有るHANAGASAステージ。“褒めろよ”との歌声を聞いて疲れていた背筋がピンと伸びた感じがした。
- セットリスト
- ワイルド・サイドを行け
- 褒めろよ
- 時代のヒーロー
- NEXT ONE
- 大人になったら
PM12:50 Drop’s
屋外のARAHABAKIステージへ移動。青空の下、革ジャン、赤ワンピース、白いギターの中野ミホと歌声が、晴れた空に響きすがすがしい感じがした。GLIM SPANKYとDrop’s、ワンピースとギターで歌う若い女性ボーカルが共通点だけど、全く違う個性。そんな二組を続けて見れるアラバキに感動しつつお昼へ移動。
- セットリスト
- コール・ミー
- アイスクリーム・シアター
- どこかへ
- ドーナツ
- 未来
13:00 お昼
また、Theピーズのカラーゲ屋さんにて、カレーのシンさま なんかうまい味 800円。シジミ、じゃがいも、ひき肉、たけのこ?!なんかが入っていて、本当になんかうまい感じ(笑)一緒に、山中サワー 500円で食事。
次に、串に刺さったハム焼 500円。味、ボリューム、値段、疲れたエネルギー補給に最高!
PM2:30 真心ブラザーズ
再度、ARAHABAKIに移動。沢山のお客さんで会場が埋まっている中、ふと見る周りを見渡すと家族連れが多い事に気づいて、音楽が流れ続けていて、幸せな感じがしてフェスっていいなと感じていた。なんかいい感じだなーと感じていたら、真心ブラザーズのライブが開始。“拝啓、ジョン・レノン”から“スピード2”までお客さんを巻き込んでの圧倒的なライブでフェスに来てよかったとしみじみ感動。
- セットリスト
- 拝啓、ジョン・レノン
- 紺色
- 空にまいあがれ
- グッド・バイ・マイ・ラブ
- ENDLESS SUMMER NUDE
- 明日はどっちだ!
- スピード2
PM3:30 フラワーカンパニーズ
4/30は、ボーカル鈴木圭介さんの誕生日だとMCで知って、心の中で「お誕生日おめでとう!」とつぶやいた。
そして、『メンバーチェンジ無し、活動休止無し、ヒット曲無し』というMCに感動し同世代としてもっとがんばらなきゃと感じた。
- セットリスト
- 消えぞこない
- はぐれ者讃歌
- 全てはオールライト
- 青い吐息のように
- 東京タワー
- 真冬の盆踊り
PM4:40 SHERBETS
ちょっと空が曇ってきた。「見に来てくれてありがとね」といつもの名古屋弁のイントネーションでほっとして、ライブではギターをかき鳴らしている姿がメチャクチャかっこいい。SHERBETSの唄を聴くといつも心が純粋になった気分がする。
- セットリスト
- HIGH SCHOOL
- Crashed Sedan Drive
- Stealth
- COWBOY
- ひょっとして
- LADY NEDY
- ジョーンジェットの犬
- わらのバッグ
次のステージに移動する途中、南三陸名物 タコの唐揚げ 600円を発見し、ついつい購入。たこがぷりっぷりっで、おいしい!さっき食べたものもおいしいと思ったが、また、「アタリだ!」と心の中で思いながら次のステージに移動。
PM5:30 The Birthday
徐々に日が暮れてきて、アラバキで初めてのメインステージMICHINOKUステージへ到着。大きい野外ステージで、前のほうに行くのは難しそうだったため、ビジョンがよく見える場所でライブを観賞。ビジョンに映るチバユウスケさんが笑みを浮かべながら唄っている。今までライブで見たThe Birthdayの中でも1番か2番に入るくらい仕草も声もかっこいいと感じた。
- セットリスト
- くそったれの世界
- FULLBODYのBLOOD
- ROCK YOUR ANIMAL
- I KNOW
- LOVE SHOT
- MOTHER
- 涙がこぼれそう
- 声
PM6:40 夕飯
自家製肉みそ坦々スープ茶漬け700円と白桃とオーガニック豆乳のシェイク400円で、2016年アラバキでこれがラストめしと思い購入。程よい辛さと旨味タップリの肉みそが乗ったスープ茶漬けは日が暮れて少し寒くなった夜に心も身も暖かくなった。できれば、極寒の1日目に出会いたかった。桃の甘い味が柔らかく染みこんだシェイクは、暖かかった昼間に飲みたかった。ただ、この2品はラストを飾るに相応しい最高の二品。
PM7:10 トイレ
移動の途中にトイレへ。そしたら、トイレに電球がないことに気づいて、ヘッドライトか何かが必要だと感じました。
PM7:30 “銀杏BOYZ”
2日間で見たARAHABAKIステージ最高の観客数!ちょっと後ろを振り向いてみたら、観客がエリアからはみ出るほどいた。昔からずっと聞き続けている大好きな“夢で逢えたら”“BABY BABY”と“ぽあだむ”が聴けて本当に満足。そして、アンコールで、上半身裸の峯田和伸さんだけが登場。ステージ上で「ライトを全て消してください。」と話し、MCで「震災後、釜石に手伝いに行き、一軒家を2~30人位で瓦礫をどかしていたら、“宮沢賢治 銀河鉄道の夜”があった」と話し弾き語りで“新訳 銀河鉄道の夜”を披露。聴いている瞬間から最後を飾るに相応しい。来て本当によかったと感動に包まれてアラバキ16最後のライブを観賞。
- セットリスト
- 人間
- まだ見ぬ明日に
- 大人全滅
- 夢で逢えたら
- BABY BABY
- 愛してるってゆってよね
- ぽあだむ
- encore
- 新訳 銀河鉄道の夜
PM9:00 シャトルバス
ちょっと夜になると少し肌寒いと感じ、昨日と同じように防寒対策としてネックウォーマーとポンチョを着た。そして1人で他の編集部待ち。1日目は、フェスって寒いんだなと思っていたが、2日通して1日中ライブを見れるフェスはやっぱり楽しい。それとアラバキじゃなければ見れないライブもあるということがわかり、大変満足。来年も来たいと思いながらシャトルバスに乗車しイラストレポートは終了。
TOMOKUNIのアラバキ16イラストレポート(4月29日)を見る