近藤智洋、「独白のブルーズ」をうたう
7年ぶりにソロ・アルバム『GO!』をリリースした近藤智洋の「ONE SONG」
近藤智洋は、PEALOUT解散後、深沼元昭、ヒサヨ、ヤナとGHEEEを結成。さらにPEALOUTで一緒に活動していた高橋浩司とThe Everything Breaksを結成し、ソロ活動と平行して、精力的に音楽と取り組んできた。そんななか、9月2日に、ソロ活動で一緒に演奏しているバンディッツ・リベレーションと共に録音した3枚目のソロ・アルバム『GO!』をリリース。The Everything Breaksでは「自分と他人の交われない世界」をテーマにうたってきた近藤智洋だが、ソロ・アルバムでは心の風景を素直に映し出している。12月16日にThe Everything Breaksが解散。2016年はソロ活動に軸足を置いて、『GO!』で表現した世界を伝えていく音楽活動が中心になりそうだ。今回は、『GO!』の中から、近藤智洋が「最も重要な楽曲」と位置づけている「独白のブルーズ」をうたってもらった。うたい直しなし、一回でOKとなった、その渾身の歌声を聴いてほしい。
近藤智洋に訊く「今回、“独白のブルーズ”をチョイスした理由」
「独白のブルーズ」を選んだ理由ですがセカンドから今回のサードまで7年の時間がかかりました。というのも、セカンドからより一歩進んだ歌、言葉が必要だと感じたからです。随分時間がかかってしまいましたが、この曲、歌詞ができたことによって、次のアルバム、今回の『GO!』を作ろうと思うことができたのです。セカンドまでのアルバムから、一歩先に進めたと実感できたからです。それくらい自分にとっては大事な曲なので、今回の1曲ということで選ばせてもらいました。(近藤智洋・談)