the coopeezから、コンプレックスを抱えた全国のリスナーへ
アナタの歌、ここにあります! the coopeezが放つグッドミュージック
地元・京都を拠点に活動している4人組。大学卒業を間近に控え、絵の道に進もうとしていた藤本浩史(Vo&Gt)が「一度バンドをしてみたい、やらずに後悔したくない」と2002年からメンバーを探しはじめ、2010年に現メンバーに。そんなスロースタートを切ったthe coopeezだが、2015年8月にリリースしたニューアルバム『rucksack』を携えたツアーでは、大阪と東京で初のワンマン公演を成功させるなど大躍進中。なんといってもthe coopeezの魅力は楽曲のよさと渾身のパフォーマンスで、とことん内省的でありながら聴き手の一人ひとりに響くポップネスの威力は絶大だ。幼少の頃から体が弱く、スポーツも人と話すことも苦手だったという藤本は自身のことをコンプレックスのかたまりだと話す。彼が社会に感じる居心地の悪さはそのまま歌になり、やがて、自分のために書いている歌詞がリスナーに届き共感されはじめると、その歌は藤本にとって最大にして無二の武器になった。自分を救うのは自分しかいないから、逃げずに弱い自分を背負って行こう−−the coopeezのナンバーは、きっとアナタに届く。今回は、12月6日に新宿レッドクロスで行ったワンマンライブの前に、藤本浩史(Vo&Gt)と森田夏音(Dr)に近況を訊いた。全国のコンプレックス仲間へのメッセージも!