the twentiesのタカイリョウ、「園の子」を弾き語る
the twenties 出演「Rock is LIVE」 5月26日開催!
タカイリョウ、未発表の新曲「園の子」をONE SONGで披露
ダンスロック・バンド、とひと言で言ってしまうのは簡単だが、the twentiesにはそれだけではない音像がある。ギターの音色とは思えないエレクトリックでサイケなリフ&フレーズの応酬、それを支えるリズム隊のグルーヴィーでタイトなビート、その上をフリーキーに泳ぐクセのあるボーカル。ダンスミュージックが孕む多幸感と刹那の快楽に、ロックの肉体性を同居させただけでは生まれない何かをもつ4人組。その軸にいるのがボーカル&ギター・タカイリョウ。彼が今回の「ONE SONG」で披露してくれた「園の子」は、おそらくタカイ史上いちばんと言っていいほど赤裸々な言葉で綴られた新曲だ。
3歳から養護施設で育ち、中学のときに国の補助金でギターを手にするも、生活態度の悪さから高2で施設を出されるという波乱の半生を送っていたタカイがウルマヒロユキ(gt)と出会い、地元・大分でようやくバンドを組むことができたのは2009年のこと。そこからthe twentiesのバンドロードははじまった。前アルバム『palm』を聴くと、一見、飄々とみえるこの男の内側にいったいどれだけの感情が渦巻いているのだろうかと思わずにいられない。けれど、このうたの存在はたしかに自身とバンドを前進させ、最新作『MUSIC』を生んだ。どんなに音が歪もうとウネろうとタカイの言葉を真っ直ぐに届けるメンバーの技量が素晴らしく、このアルバムは言わばタカイと音楽、バンドと音楽、そしてタカイとバンドとの対話のような作品となった。語弊があるかもしれないが、本当の意味で音楽が私たちを救うことなんてないかもしれない。でも、それを知っている者の、それでもなお音楽を信じたいという想いはとてもやさしい。だからthe twentiesの音楽ははちゃめちゃに盛り上がるダンスナンバーでも、踊りながら泣けてしまうような心揺さぶるロックンロールとして一人ひとりに響くのだ。<終わらせないでよロックスター>(「R.E.D」)と叫び、<ミュージック どうかこの僕を離さないでくれ>(「Music」)と願い、<いいのか?ロックンロール>(「ポニカ」)と問う。一聴するとダンスミュージックという枠組みでは違和感を感じるディープな歌詞との希有なバランス感覚は彼らにしかつくれない世界そのものだ。そして、今回の楽曲「園の子」は、『MUSIC』で音楽と向き合ったからこそ綴ることのできたタカイのうただ。the twentiesは今年1月、ベース・徹の脱退を受け、野菜くん(0.8秒と衝撃。)を迎えた新体制に。新たな一歩を踏み出した彼らが鳴らすダンスロックをぜひライブで浴びてほしい。(秋元美乃/DONUT)
タカイリョウに訊く「今回、“園の子”をチョイスした理由」
園の子って、タイトルだけ読むと意味わからん人のが大半だろうけど、そう呼ばれてきた人も沢山いると思うんっす。ぼくはその一人。死ぬまで一生、記憶に、心に、残る言葉だ。それを生かすも殺すも宙ぶらりんにすんのも自分次第。ぼくは生かすことにした。
ぼくにとってのこの曲は、松本大洋『Sunny』の主題歌だな(笑)。(タカイリョウ・談)
「R.E.D」
「palm」
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