新バンドCramptonを始動した伊藤陵太郎が、新曲「神様の嫌がらせ」を弾き語りで披露!
突き抜けたガレージサウンドとロックンロールの艶やかさが音楽ファンの高い支持を受けたバンド「死ぬまで生きるもんズ」の解散から約3年、フロントマン・伊藤陵太郎が動き出した。新たに結成したバンドは「Crampton」。死ぬまで生きるもんズ解散後、2年ほどは音楽から離れていたという彼だが、バンド時代のマネージャーから誘いを受け弾き語りをやってみたところ、やはり自分は歌うことが好きだと再確認。ふたたびバンドへの思いが生まれ、メンバー探しを経て2015年にCramptonが誕生した。伊藤陵太郎がこのバンドで目指すものは、「時代、流行に流されず、どのジャンルの方が聴いても良いと思えるような、そんな曲を歌っていきたいです。音楽のルーツで言うと、やはり歌もの」とのこと。なるほど。たしかに、死ぬまで生きるもんズの妖艶なガレージロックのなかで、伊藤のボーカルは正しく歪に美しいメロディをとらえていた。声質もあるだろうが、その歌声は死ぬまで生きるもんズの音楽をポップに導いていた。「前のバンドのときよりも、メロディ・歌の部分を大事にしていきたい」と語るCramptonでは、そんな伊藤のポップな歌心があふれ出たグッドメロディ・バンドサウンドがエネルギッシュにロックンロールするナンバーを楽しみにしたい。今回のONE SONGでは、3月6日(日)のライブ会場から限定発売される両A面1stシングル「神様の嫌がらせ/花いろのネオン」から新曲「神様の嫌がらせ」を披露してもらった。バンドを辞めた彼に歌やバンドへの思いをよみがえらせたという弾き語りでの演奏で、伊藤陵太郎の原点にふれてみてほしい。ちなみに自身のルーツとなっているバンドは、ビートルズやドアーズよりも「藍坊主」というのが伊藤らしい。Cramptonは現時点でライブもまだ2回、ホームページもYouTube映像もない、まさにここからがスタート。どんな景色を綴っていくのか、ぜひ一緒に辿ってみたい。(秋元美乃/DONUT)
伊藤陵太郎にとっての「神様の嫌がらせ」とは
いつからこんなにひねくれた奴になってしまったのだろう?と大人になった僕はよく考えます。こどもの頃はもっと無邪気で、もっと素直に生きていたはずなのに。この曲はそんな僕とあなたに向けて書いた曲です。この曲を歌うことで「自分」の存在意義が少しでもあることをあなたが感じてくれたら嬉しいな。(伊藤陵太郎・談)