Walkingsの3人が、アルバム『穴』から「アメーバ」を披露
例えば、ギターとドラムという至極ミニマルな編成でロックファンを痺れさせた2ピース、ホワイトストライプスのように、シンプルなビートだからこそ伝わるロックンロールのダイナミズムがある。昨年登場した「FUJI ROCK FESTIVAL」の新人ステージでは、そんな衝撃を放ってオーディエンスを唸らせたロックバンド、Walkingsが1stフルアルバム『穴』を完成させた。Walkingsは3ピースだが、そのサウンドのダイナミズムたるや、うねるグルーヴとともに音粒が生々しく耳に入り込んでくるよう。詰め込まれたものが剥き出しなぶん、そこに漂うブルージーなボーカルや音色が楽曲の世界に色をつけ、ドラマチックな展開を生む。そして、ルーツミュージックを軸に鳴らすガレージ感はなんともポップで、新世代の息吹が清々しくも痛快。まさにシーンに風穴を開け、誰かの・何かの穴を埋め、もっと覗きたくなる、そんなロックンロール・アルバムになっている。今回Walkingsには、全員そろってONE SONG企画に登場してもらった。2台のカメラ+ガンマイク1本での通常の収録に加え、360度カメラによる撮影も実施。360度動画を見られる環境は限られるが、その場にいるような臨場感が味わえるので、ぜひ視聴してみてほしい。また、アルバム『穴』についての動画コメントもあわせてご紹介。「全ての時代に通用するロック=“全時代ロック”」を掲げて活動するWalkings、愛すべきロックばか三人衆。惚れました。(秋元美乃/DONUT)
Walkings「アメーバ」360度動画
※スマートフォンのyoutubeアプリやVRゴーグルを利用しご覧ください。
【360度動画】Walkingsの3人が、アルバム『穴』から「アメーバ」を披露
今回「アメーバ」を選曲した理由
3人アコースティック編成の場合に一番曲の良さを発揮できると思ったのが「穴」の中でアメーバだった。 逆にこの曲、1人アコースティックでは演奏が困難だと思います。
Walkingsにとっての「アメーバ」とは?
プロトタイプは3年くらい前に作ったもので、もうライブでも長く演奏し続けてる曲です。かっこいいし、かわいいし、ちょっとバカ。異質な一曲です。(Walkings一同)