GLIM SPANKYが語るセカンドアルバム『Next One』とは?
GLIM SPANKYは2007年に結成されたロック・バンド。メンバーは松尾レミ(Vo, G)と亀本寛貴(G)。2014年6月にファーストミニアルバム『焦燥』でメジャーデビュー。2015年7月にはファーストアルバム『SUNRISE JOURNEY』をリリース。2016年1月にセカンドミニアルバム『ワイルド・サイドを行け』を発表。そして今回、7月20日、セカンドアルバム『Next One』をリリース。インタビューを観てもらえればわかるのだが、彼らは今作でも、相当マニアックな試行錯誤をやっている。ところがこのアルバムは「ポップ」だ。それはタイアップ曲がたくさん収録されていることでもわかる。レコード会社の腕もあるだろうが、何よりも彼らがお茶の間にも届く歌メロを持っているからだろう。しかもそのメロディも多彩だ。ロックやブルースのマニアックなツボをおさえたサウンドと歌のバランス。これが絶妙だ。ロックンロールは4つ打ちの音楽に押されているのが現実だけど、松尾レミがいうように「ロックンロールでお茶の間に切り込んで」いけるかもしれない。それどころか、これもインタビューを観ていただくとわかるのだが、彼らなりの4つ打ちへの回答をしっかりと楽曲のなかで表現しているという。GLIM SPANKYのこういうポジティブな姿勢にもものすごく惹かれてしまう。『Next One』はロックンロールの逆襲の狼煙になるかもしれない。ツアーファイナルの新木場STUDIO COASTでのライブではそれが鮮明にあらわれると思う。(森内淳/DONUT)
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