クウチュウ戦のリヨ(Vo,G)が語る最新作『超能力セレナーデ』
2016年8月3日(水)、クウチュウ戦がサードミニアルバム『超能力セレナーデ』をリリース。今年1月にリリースされたセカンドミニアルバム『Sukoshi Fushigi』からわずか7ヶ月のインターバルでの新作発表となった。クウチュウ戦のメンバーはリヨ(Vo,G)、ニシヒラユミコ(B)、ベントラーカオル(Key)、アバシリ(Ds)の4人。プログレッシブ・ロックをポップに昇華させた楽曲を得意とする彼らは、今作でも「ぼこのことすき」「お願いUFO」「魔法が解ける」など個性的な楽曲を披露。とくに「ぼくのことすき」は、クウチュウ戦が目指してきた楽曲の究極形といっていい。他にもプログレに開き直った「インドのタクシー」やひたすら美しいメロディで構成された「アーバン」「フルート」を収録。クウチュウ戦が体現してきたプログレ、ポップ、ロックンロールの要素がバランスよく入った名盤に仕上がっている。今回はアルバムインタビューの他にもONE SONGも公開。収録場所に、ギター、アンプ、エフェクターにラジカセまで持ち込んでの収録になった。一筋縄ではいかない、すぐにユニークなことを創造してしまう感じが『超能力セレナーデ』という作品のもつ性格とシンクロしていて、とても面白かった。インタビューとONE SONGを思う存分楽しんでほしい。(森内淳/DONUT)