ベランパレード、1stミニアルバム『omoide fight club』を完成させた思いを動画インタビューでお届け!
彼らのライブには、「これだ!」とつかまえたくなるたくさんの瞬間がある。頭の中と心の中をぶちまけたようなステージは、たまに暴走しっぱなしのこともあるけれど、それがどうした。というかそれでいいのだ。どんなフォーマットにもあてはまらないとびきりのグッドメロディがフロアをズドンと射抜きまくっているのだから。ひと言でいうなら“ポップの爆発”。キラキラしているのにやけにエモーショナルで、その予測不能のパワーに胸がぎゅっとする。
宮崎在住の4人組、ベランパレード。ライブを行う度にシンパを増やし続ける彼らが2016年10月5日、ついに全国流通盤1stミニアルバム『omoide fight club』をリリース。本作には「ナイトウォーリー」「海へいこう」「Just a feeling」といった人気曲から新曲まで全6曲を収録。ボーカル・あびのポップセンスあふれるソングライティングはもちろん、厚みを増した4人のサウンドもコーラスも素晴らしく、ここには剥き出しのベランパレードが鳴っている。メンバー曰く、「今と闘うというよりは思い出との闘いがあらわれている」とのことだが、このfight=闘いは、きっとあなたへのエールとしても寄り添ってくれるはず。名曲「ナイトウォーリー」にこんなフレーズがある。<もっと近くで君の顔を見せて そしたら夜はまた優しく ぼくたちの心に光を集める>。なんて切なくも美しい願いだろう。そして、ベランパレードの音楽こそ、私たちの心に光を集める音楽だと思うのだ。(秋元美乃/DONUT)