7thアルバム『NO MORE MUSIC』をリリース OKAMOTO’S全員よりコメントが到着!
OKAMOTO’S 7枚目のアルバムは『NO MORE MUSIC』。CDの帯には「音楽は必要ですか?」と記されている。スナック菓子感覚で作った音楽を無料でばらまき、したり顔でCDは無料の時代だと叫ぶのも現代だし、CDから定額配信の時代になっても試行錯誤とアティチュードを刻み込んだ音楽を提供しつづけるのも、また現代だ。どちらも正解で、どちらも音楽シーンの現実。そのなかでOKAMOTO’Sから発せられた「NO MORE MUSIC」というメッセージ。自虐なのか批評なのか。おそらくそのどちらの思いも込められているのだろう。世間に渦巻くNO MORE MUSIC的現象の中でロック・バンドは何を鳴らすのか、という自問自答も含まれている。そして彼らがこの作品に収録したのは、鍛え上げたメロディにリリックによる重厚な楽曲の数々だ。タフなロックンロール、タフなファンク、タフなフロウだ。NO MORE MUSIC的閉塞感を突き抜けるタフネスを示すこと。それが彼らが示した現代のロックンロールのあり方だ。……というふうに筆者は解釈したが、皆さんはどうなのだろう。「NO MORE MUSIC」という刺激的なメッセージに触発されながら、このアルバムを聴いて、それぞれの答えに行き着いてほしい。今回はメンバー全員よりアルバムについてのコメントをいただいた。動画の中で語っている中野サンプラザのライブは即完。アルバム・ツアーは10月30日よりスタートする。(森内淳/DONUT)