アルバム完成&ツアー開催直前スペシャル
THE BOYS&GIRLS 5月に行った東京ワンマン密着動画をお届け
北海道・札幌在住の4人組 THE BOYS&GIRLSが8月16日に2ndアルバム『拝啓、エンドレス様』をリリース。8月20日からは全国ツアー「ENDLESS SUMMER 2017」に突入する。ここでは、アルバム完成&ツアー開催直前スペシャルとして、彼らが今年5月に行ったライブの密着動画をお届け。少しでもTHE BOYS&GIRLSというバンドを知るきっかけとなれたら幸いです。
2月22日、THE BOYS&GIRLSがレギュラーを務めるFM NORTH WAVE「ボロドンバーン」の放送にて、メンバーからワンマンツアーの開催が発表された。「少年少女のケモノ道」と題されたこのツアーは5月16日・新代田FEVER、5月18日・心斎橋BRONZE、5月24日・札幌cube gardenの3ヵ所で行われたもの。「何も引っ提げていくものはありませんが、やります」とコメントを寄せた彼らの、3本だけどツアーと言い切るその心意気にグッときて東京公演の密着を申し込んだ。何より、自分たちが歩いてきた・歩いて行く道を“ケモノ道”と称したボイガルが、いつだってそのケモノ道で大きな歌の花を咲かせていることを届けたかった。この映像にはライブ本編は含まれていないが、ステージに向かうまでの1日、4人の雰囲気やリハなどの様子からも感じてもらえると思う。
初日となった5月16日・新代田FEVER。この日のライブはとにかくスコーンと突き抜けていた。前日は緊張であまり眠れなかったと話していたメンバーだが、自分たちが今このタイミングでワンマンライブをやることの意味を、それぞれが強く思い描いていたように思う。彼らに密着したのは初めてだったので、いつものことなのか、それともこの日だけのことだったのかはわからないが、入念なリハを終えてなお、楽屋で“今日のおさらい”をやっていたのが印象的だった。ひとりで、ふたりで、そして開演直前にはメンバー全員で。やり取りに滲む少しの緊張と少しのジョークがとてもボイガルらしい光景だった。そのおさらいの甲斐もあってか、4人の音に呼応するようにフロアからは終始たくさんの拳があがり、熱が熱を生んでいく。思いがあふれて居ても立っても居られなくなったのか、ワタナベシンゴ(歌)は突然フロアへダイブしたり、全身全表情でギターを弾くケントボーイズ(gt)を抱きしめたりと、色んな瞬間を見せる。熱く厚いグルーヴを弾き出すソトムラカイト(ba)、大胆に軽やかに、パワフルなドラミングを聴かせるカネコトモヤ(dr)によるリズム隊のビートも逞しい。この日のライブは、この4人で進んで行くことの改めての決意と、これまで何度も何度も靴紐を結び直しては歩いたり走ったり、時には少し立ち止まったりしたこともすべて映し出されたようなステージだったと思う。それをひときわ感じたのは、新曲「一炊の夢」で歌われた<歌うこと 諦めない>という叫び。夢の中 這いつくばってでも、と続くこの歌の強い響きが会場いっぱいに広がって突き抜けた。MCでも口にしていたけれど、本当に色々なものを超えてここに来たんだな。それはステージにいる4人も、きっとここに集まった私たちも。2ndアルバム『拝啓、エンドレス様』の発売とリリースツアーは、この日のライブで発表された。「俺たちは、あんたたちの前を歩く」と笑顔で話すワタナベシンゴの言葉に胸が高鳴った。
「何も引っ提げていくものはありませんが、やります」と言って5月にワンマンツアーを行った彼らが、今度は待望のアルバムを手に全国ツアーへ。対バンにフラワーカンパニーズを迎える8月20日・下北沢SHELTERから、終わらない夏の旅がいよいよ始まる。(秋元美乃/DONUT)