GOING UNDER GROUND 再録盤シリーズが完結 メンバー全員にインタビュー
祝デビュー20周年。GOING UNDER GROUND、3ヵ月連続リリースの再録盤シリーズが完結。松本素生(vo>)中澤寛規(gt)石原 聡(ba)に動画インタビュー
GOING UNDER GROUNDの再録盤3枚が3月31日に出揃う。彼らは、初期3作品をリアレンジしてレコーディング。『かよわきエナジー 2018〜forevergreen〜』『ホーム 2018〜midnightblue〜』『ハートビート 2018〜emotionalred〜』と題して3ヵ月連続でリリースした。インタビューにもあるように当初は全作品のなかから楽曲をチョイスして、それをアコースティック・アレンジに落とし込み、ライブ会場で販売しようという、わりと軽いタッチでスタートした。ところが一旦作業を始めたら、アコースティック・アレンジの枠を超え、サンプリング、ストリングスなどなどどんどん創造への欲が高まり、結局はかなり気合の入ったプロジェクトになった。涙と勇気の物語を封じ込めながらも、オルタナティブ・ロックなど90年代〜2000年代の洋楽ロックの息吹をしっかり取り込んだ、ゴーイングのイメージを広げるような作品に仕上がった。ビルボードライブ東京と大阪、ブルーノート名古屋というあんまり親和性のなかった会場でライブをやる意味がわからなかったが、この3作品を聴くと納得だ。GOING UNDER GROUNDは今年でデビュー20周年。これからも企画が目白押しだ。今年は定期的に動画インタビューをやって、20年めの活動を追いかけてみようと思う。(森内淳/DONUT)