花魁少年が2ヶ月連続でシングルをリリース メンバーに動画インタビュー
横須賀在住の3ピースバンド花魁少年が2ヶ月連続でシングルをリリース
メンバーに動画インタビュー
花魁少年は横須賀在住の3ピース・バンド。メンバーは全員20歳の女子大生。マヤ(gt&vo.)よしか(ba)サチ(dr)が生み出す淀みのないロック・サウンドが特徴だ。インタビューを見てもらえればわかるのだけど、目標となる音楽ジャンルや具体的なミュージシャンはないという。楽曲作りも、例えば「花魁少年が解釈したTHE HEAVY」が1stシングル「鬼ヶ島」で、「花魁少年が解釈したミッシェル・ガン・エレファント」が2ndシングル「ドロップのために」だったりするそうだ。自分たちのことを「日本の無国籍コアバンド」と公言しているのは多岐にわたる音楽性を象徴しているのだろう。しかしバンドの印象は散漫ではない。コンセプチュアルですらある。なぜならマヤの特徴のあるボーカルが独特な世界観をつくりあげているからだ。ライブとなるとますます「無国籍」なイメージからは遠ざかる。徹底したロック・サウンドとグルーブへのこだわりが楽曲と演奏を覆うからだ。ロックへの愛情を表現の核に持つ花魁少年。彼女たちは5月に1stシングル「鬼ヶ島/ファンファーレを頂戴」をリリース。6月23日(土)には2ndシングル 「ドロップのために/サイケデリックサンシャインアンドムーンライト」をリリースする。同じく6月23日にThe MashとBlackBlankを迎えてリリース・イベントを行う。CDのレコーディングは昨年の夏のことだそうで「CDに刻まれた演奏」よりも「現時点でのライブ演奏」の方が(当たり前だが)進歩している。ぜひライブを見てほしい。(森内淳/DONUT)