THE BOYS&GIRLSワタナベシンゴに動画インタビュー 「絶対に届く自信がある」とSgを語る
9月にリリースした4曲入りシングルを手に全国ツアー中のTHE BOYS&GIRLS。
今作について、MVについて、ツアーについて、ワタナベシンゴに訊いた
9月17日、サーキットイベント「TOKYO CALLING」にてTHE BOYS&GIRLSは渋谷TAKE OFF 7のステージに出演した。会場には開演前からたくさんのお客さんが集まっていて、あっという間にフロアはパンパンになった。私から見えたのは、たくさんの拳と、(フロアに飛び込んできたときを除けば)ときおりジャンプするワタナベシンゴ(歌)の上半身。でもそれで十分だった。聴こえてくる熱のこもったサウンドと大きなメロディ。北海道札幌からやってきたロックバンドが放つロックンロールが、一人ひとりに向けてずどんと鳴っていた。それにしてもボイガルはいつだって「今日、このステージに立つ覚悟」が半端ない。
THE BOYS&GIRLSは9月に4曲入りシングル「ソングフォールズ」をリリース。彼らはよくライブなどで「俺らも頑張る。だからあんたも勝手に頑張って」と言っている。そしていつだって自分たちの足で歩を進めてきた。そんな彼らが1曲目「勇気をください」では初めて<立ち止まる勇気を>と綴った。ボイガル初の応援歌といえるこのナンバーは、ライブでもすでに熱い求心力をもって響いており、“みんなのうた”へと変化しているように思う。今後もたくさんのリスナーの元に届いていくことだろう。そして今作は、結成初期に誕生し多くのステージを経て大切なナンバーになった「手のひらを合わせて」へと続く。<僕らは生きてゆこう 明日の風を待とう>。立ち止まったときに思い返した原風景にも思えるこの曲が、次につなげるのはもうひとつの新曲「国道恍惚線」。日々のバンドロードが生んだ楽曲から、ラストは、様々な思いを込めて<きっとまた風は吹く>とうたう「冬の中で」。4曲の中に、THE BOYS&GIRLSという物語が凝縮されている。
今作を携えた全国ツアーは残すところ、10月27日(土)名寄BLUE BEAT SOUND公演と、11月2日(金)渋谷TSUTAYA O-WEST、11月9日(金)札幌PENNY LANE24でのワンマンライブ2公演。Rock isでは今回、ワタナベシンゴにシングルについて、MVについて、ツアーについて動画インタビュー。「バンドをやってきて7年半、初めて感じた気持ちを詰め込むことができた」と語る本作を聴いて、ぜひとも会場に足を運んでほしい。なお、「SONG FALLS TOUR」会場物販限定で、前回ツアーの模様を収めたDVD『少年少女の春の先』を発売中。ボイガル初のライブDVD、こちらもぜひチェックを!(秋元美乃/DONUT)