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Rock is(ロックイズ)

Drop's

Drop's

mini album『trumpet』

2019.3.29(fri)release

mini album『trumpet』

Drop’s中野ミホがONE SONG初登場! 「毎日がラブソング」の弾き語りver.を公開

ニュー・ミニアルバム『trumpet』を3月にリリースしたDrop’s。
初登場のONE SONGにて中野ミホが新曲「毎日がラブソング」を披露!

先日4月1日、Drop’sは新宿レッドクロスにてワンマンライブ「APRIL FIRST CLUB’19」を開催。彼女たちが同日・同会場でワンマンライブを行ったのは3回目で、2017年は新ドラマーを迎えた「HELLO,NEW SEASON」として、そして2018年には「APRIL FIRST CLUB」と名付け、4人編成での再スタートを飾った。Drop’sにとって4月1日はまさに新生記念日。今年も出入り口のドアまで完売満場となっていた。途中、アコースティック・コーナーを挟みながら(ギターの荒谷朋美がキーボードを担当し、久々の楽曲も)、様々な表情をもつナンバーを披露するなかで、この日ひときわポジティブな光を放っていた楽曲がある。それがニュー・ミニアルバム『trumpet』1曲目に収録された「毎日がラブソング」。前作『organ』の1曲目「cinderella」同様、多保孝一との共作となるこの曲が放つパワーは実に強く、これまでにないゴスペル感、ブラックミュージックの息吹がバンドサウンドとコーラスとともに生き生きと脈打ち、突き抜けていく。この新曲が、他の楽曲群を引き連れて新たなステージへと上り詰めていくような清々しさと逞しさがあった。イメージなんて越えていけばいい。フロアの盛り上がりと歓声が何よりもそれを証明していた。今回Rock isでは、先週公開した動画インタビューに続きONE SONG企画に中野ミホが初登場。新しい景色を描く「毎日がラブソング」を披露してくれた。ギターと歌。シンプルな演奏形態だが、そこにソウルが宿るとこんなにも心揺さぶる音楽が生まれる。そんな醍醐味あふれる映像になったと思う。音源やDrop’sのライブとはひと味違う弾き語りバージョン、ぜひお楽しみください。Drop’sの10周年イヤーはまだまだ続きます!(秋元美乃/DONUT)

今回「毎日がラブソング」を選曲した理由

「歌詞とメロディーにも力のある曲だと思ったし、いま私たちが一番聴いてもらいたいナンバーなので、選びました。沢山のひとに届いてほしいし、生活の中で何気なく聴いてもらえたらとても嬉しいです」(中野ミホ)

中野ミホにとって「毎日がラブソング」とは?

「歌っていて、このノリは気持ちいい!好き!というのをまた新たに発見できた曲であり、自分自身の生活を救ってくれる歌でもあります。ただハッピー!というだけではなく、大事なひとやものへの感謝と愛をもって、大きな気持ちで歌えたらと思っています」(中野ミホ)

INFORMATION

mini album『trumpet』

mini album『trumpet』

2019年3月29日(金)リリース
BZCS.1174/1,852円+税

1. 毎日がラブソング
2. 空はニューデイズ
3.ムーン・ライト
4. RAINY DAY
5. SWEET JOURNEY BLUES
6. ためいき(「organ」Release Party “冬の日のおるがん” LIVE音源)
7. 未来(「organ」Release Party “冬の日のおるがん” LIVE音源)

Drop’s「毎日がラブソング」Music Video

LIVE INFO

4月7日(日)大阪府・福島2ndLINE
「Drop’s 10th Anniversary「Sweet & Muddycheeks」(Ms.April)」

4月12日(金)北海道 札幌 Sound Lab mole
「Drop’s 10th Anniversary「Sweet & Muddycheeks」(Ms.April)」

4月26日(金)宮城・仙台Rensa
「荒吐宵祭 19 -GROWING UP TO 20-」

4月27日(土)~4月28日(日)
「ARABAKI ROCK FEST.19」
宮城・みちのく公園北地区 エコキャンプみちのく
※出演日:4月27日(土)HASEKURA Revolution x 東北ライブハウス大作戦STAGE

5月3日(金)長野・NAGANO JUNK BOX
NAGANO CLUB JUNK BOX 20th Anniversary「COUNTER ROCK!!!!!」

5月4日(土)新潟・新潟市内 全11会場
「NIIGATA RAINBOW ROCK 2019」

5月12日(日)東京・新宿レッドクロス
「中野ミホの「うたかたイン・ザ・ムード」vol.1」

8月1日(木)東京都・新宿LOFT
SHINJUKU LOFT KABUKI-CHO 20TH ANNIVERSARY「ええじゃないか歌舞伎町」

Drop's 関連ページ

PROFILE

Drop’s(ドロップス)

Drop’s(ドロップス)/中野ミホ(Vo&Gt)、荒谷朋美(Gt)、小田満美子(Ba)、石川ミナ子(Dr) 2009年北海道・札幌にて同じ高校の軽音楽部で出会った中野・荒谷・小田らによりDrop’sを結成。Vo.中野ミホの圧倒的ヴォーカルを基軸にしたブルージーなサウンドが醸す強烈なインパクトと時代に決して媚びない独特な存在感は結成当時より話題に。2013年メジャーデビュー。デビュー以来4枚のフルアルバムと2枚のミニアルバムなどをリリース。直木賞作家の小池真理子の半自叙伝的文学作品としても高い評価を得た映画「無伴奏」や性暴力について描かれた問題作、映画「月光」などで主題歌として起用される他、最近ではJR東日本「行くぜ、東北。SPECIAL 冬のごほうび」といったCMでもVo.中野ミホが歌起用されるなど、これまでのライブバンドとしての活動に留まらずアーティストとしての幅を広げていく。2017年、活動拠点を地元・札幌から東京に移すと同時に新ドラマー石川ミナ子が新たに合流。新生Drop’sとして活動が始まる。2018年12月、新生Drop’sとしては初めてとなる約2年半ぶりのスタジオレコーディングミニアルバム『organ』が完成。Drop’sあこがれの作曲家・多保孝一氏とVo.中野ミホの初共作となったリード曲「Cinderella」ではこれまであまり見られなかったダンサブルなリズムや印象的なリフを取り入れバンドは新たなステージへ。2019年3月にはミニアルバム『organ』とは姉妹作品となるミニアルバム『trumpet』のリリースも発表!バンド結成10周年となる2019年へ向け進化を遂げたDrop’sサウンドはもう鳴り止まない!

取材・テキスト:DONUT(秋元美乃/森内淳)