山﨑彩音の「その時、ハートは盗まれた」
第20回目 『いつの時代も昔の方が輝いて見える』問題
こんにちわー、やまざきあやねです
みんなに見せつけたいかわいいものを最近手に入れました〜
じゃん!
お馴染みの写ルンですです!
そして注目して欲しいのはフラミンゴ柄のカバー。
夏っぽいピンクがかわいい!
写ルンですのカバー、たまーに売ってるんだけど、どれも本当に可愛くない…と思うのは私だけでしょうか、、、
もっとかわいい種類出したり、下手したらバンドのグッズとかで写ルンですカバーあったらちょういいと思うんだけどね。
それくらい写ルンですで写真撮る子増えたなって街歩いてると思う…!
あまり普及してないのが不思議な写ルンですのカバーです。
夏の思い出現像したら、また写真載せようと思います〜 お楽しみに!
そして今回は
『いつの時代も昔の方が輝いて見える』問題について書いてみようと思います。
そもそも何故にこんなことをずっと考えてるかというと、最近出会った映画『ミッドナイト・イン・パリ』の存在が大きいです。
この映画は脚本家の主人公が、本当にやりたかった小説を書くということに挑戦してる最中に婚約者とその両親と一緒に訪れたパリで、まさかの1920年代にタイムスリップしてしまう。
そこで自分が尊敬している大好きな詩人や芸術家がちらほらいるパーティーへ行ったり、ヘミングウェイに出会い紹介されたスタインに小説を読んでもらえたり。
そしてスタインの家でピカソの愛人、アドリアナに恋をしちゃうお話し。
こんな夢みたいなお話しなんだけど、主人公はたくさんタイムスリップして自分の好きだった人たちに会って、
“やっぱこの時代は最高だなぁ、僕の生きてる時代とは大違いだ”と思うわけです。
でもその出会う詩人や芸術家もみんな口を揃えて“今の時代はクソだ、昔の時代が羨ましい”と言う。
時代とか時間って、壮大すぎるものだけど、それも全部同じ人間が作り上げて過ごしてきたことの繰り返しなんだよな、と改めてわたしはすごく思って。
ちょうどわたしもこの映画を見る前に吉田拓郎さんの“ビートルズが教えてくれた”を聴いて、吉田拓郎さんもこう歌ってる、やっぱりいつの時代もビートルズから教わってみんな歌ってくんだなぁなんて思ったばかりだったから、すごくこの映画が響いたのかもしれない。
特に“もっと陽気であっていいんじゃないか”って歌詞にはドキっとした。
わたしが羨む60年代を生きてる人でさえと言ったらあれだけどそう感じるんだなって。
いつも生きてる当たり前の時間こそ、実は他の何よりも輝いているはず。 生きてる最中はあまりに悩みすぎて、楽しみすぎてわからないけど、きっと当たり前のことって一番素晴らしい瞬間なんだなって思ったのです。
わたしはやっぱり昔の時代の音楽やアートが好きで、そこから得るものもたくさんあるけど、
今っていう時間とか時代ともちゃんと向き合って唄っていきたいなぁなんて大真面目に思うのです。
いつか何十年か後、何百年か後の誰かが羨む時代を唄えたらかっこいいよね。
生きてる毎秒が聖なる瞬間なのかもしれない…
映画『ミッドナイト・イン・パリ』トレイラー

2017年 4月 26日(水)リリース
FSCT-1005 フォーライフソングス
¥1,200(税込み)
収録曲:プレゼント/〇/キキ/ La mer 全4曲