平田ぱんだのロックンロールの話
第1話:まずはこのレコード以外ありえません
どうもこんにちわ
僕は今日からここで皆さんにロックンロールのレコードを紹介したりすることになった平田ぱんだです
けっこーいい奴なんで仲良くしてやってください
こんなところを読みくさっているくらいですからあなたもきっとロックンロールが大好きで大好きで仕方ないあんちくしょうなんでしょう
こんなどこぞの誰かもわからないような男性歌手のコーナーまでのぞいたりしちゃってまあ
でもここじゃよくある話です
ロックンロールはすごいですからね
間違いない!
つーことで
早速はじめます
今回は第一回ということなので紹介するのは当然「エルビスプレスリー登場!」です
第一回目はこのレコード以外ありえません
ロックンロール大好き僕らが極東の島国でロックンロールで毎日楽しい思いができているのは元を正せばエルビスプレスリーが登場!したからに他ならないと思うからです
最初のロックンロールレコードはやれロケット88だ、やれロックアラウンドザクロックだ、と様々な議論が成されていることからもわかる通り、ロックンロールはエルビスプレスリーが登場!する前からいつのまにかそこにあったもので、どのレコードをはじまりとか言い始めたらもうレコードの歴史そのものみたいなキリのないトークになってしまうので途中でみんなやめてしまうほどの力学なのです
一つ強く言えることは
エルビスプレスリーが登場!してもしなくてもロックンロールは確実に存在して現在までの誰かや彼らの生きる喜びになってであろうということです
なんせかっこいいですからね、ロックンロール
でもこんなにワールドワイドな爆発竜巻現象になったのはエルビスプレスリーが登場!したからに違いありません
エルビスプレスリーは異常にセクシーな声と抜群の歌唱力に加えて甘いマスクと男らしい骨格と極度にエロい腰回りの骨盤を持っていてそれでいてちょっぴりシャイでキューティーな一面もあるという意外性をも兼ね備えたパーフェクトハンサムガイです
そんな最高の男が当時人種差別真っ盛りだったと噂の50年代中期のアメリカで黒人だけのものとされていたと噂のリズム&ブルースや白人だけのものとされていたと噂のカントリー&ウエスタン、その他諸々のナイスミュージックを分け隔てなく差別知らずで歌い上げちまったら、そらあイチコロでしょうよ
当時アメリカで生きていなかった僕でもなんか普通に納得できます
そして日本でいうとこのメジャーファーストアルバムであるこの「エルビスプレスリー登場!」はやっぱりというかなんというか当時それはもうアホみたいに売れまくったらしいです
インターネットで調べたら十週間連続一位とかそんな感じだったみたいです
いやー沢山売れてくれてよかった
エルビスプレスリーはかっこいいからなあ
見た目や動きもかっこいいんだ
僕はエルビスプレスリーの歌ってる映像を初めてみたときエルビスプレスリーの振りまくるその腰が画面の端から端まで届いているようにみえたもんですよ
いや画面を飛び出して僕の部屋の端から端まで届いているような気すらしました
マジです
Elvis Presley – Hound Dog (1956)
エルビスプレスリー登場!当時の世界の衝撃は想像もできませんね
当時の大人達が本気でロックンロールを潰しにかかったとかいう今聞くとギャグみたいな話もマジのガチだったんじゃないかとエルビスプレスリーをみているとたまに思います
そもそもみてくださいよこの「エルビスプレスリー登場!」のジャケを!
若き日のエルビスプレスリーが大きく開いたこのお口!
死ぬなら絶対エルビスプレスリーの口の中!って感じがしませんか?!
それに加えてエルビスプレスリーってこの文字の配列でかさ色合い加減!
完璧だ!
なんで僕はエルビスプレスリーって名前じゃないんだろうって気になってしまうよまったくよう!
え?
ジャケの話なんかしてないで肝心の中身の音の話をしろだってぇ?
上等だ!
やってやらぁ!
再生ボタンを、ポチっとな!
Elvis Presley – Blue Suede Shoes 1956
はじまった!
再生ボタンを押すと同時にエルビスプレスリーがこう歌いだす!
「ひとーつっ!金のため!
ふたーっつ!ショーのため!
みっつぅぅ!
えーーっと、、
いくぞコノヤロー!!!
たーだブルースエードシューズを踏むんじゃねえ!
てめえらがどこで何しようがしったこっちゃねえ!
が
とにかく俺のブルースエードシューズを踏むんじゃねぇえええええええええ!!!!!」
ってな
それ以降は、正直、覚えてない
ロックンロールはいつだってそうさ
ぐあー!ってはじまってそのまんま始まり続けて終わるまでずっとはじまりなんだ
とりあえずわかっていることは「エルビスプレスリー登場!」を聴き終わった頃には決まっていつも僕はパンツをはいてないってことだけさ
何枚重ねてはいても無駄さ
気がついた時にははいてたパンツは全てエルビスのレコードの方向に投げちらされているんだ
当時ステージ上のエルビスにむけて興奮した女子達が自分のはいてるパンツを投げつけまくったとかいう伝説をきいたことがあるが、僕の身にも毎回それが起こっちまってると考えればいいのかしらね
エルビスプレスリーの歌声ともなると性別なんか軽く越えるからね
ありえない話じゃないね
実際性別どころ人種や国籍や言葉の壁も軽く越えるからなあ
すごいよなあ
つーことでこれを書く為に「エルビスプレスリー登場!」を再生したせいで案の定僕は今パンツをはいていないんだ
丸出しだ
所在なく、ぶらついてやがる
第一回目から失礼な話もあったもんだぜ!
全部ロックンロールが悪いのさ!
でもこんな素敵なものに出会えてよかったと心の底から
おかげで生涯暇しなそう!
とにもかくにも「エルビスプレスリー登場!」が売れまくってくれてよかったよ
あとこのレコードの主役のエルビスプレスリーがかっこいい音楽ならなんでも大好き!みたいな田舎の兄ちゃんなのもよかった
仲間!って感じがする
滅茶苦茶素敵な声で滅茶苦茶歌が上手くて滅茶苦茶ルックスがイカしてて滅茶苦茶センスがよくて滅茶苦茶ダンスがセクシーで滅茶苦茶人気者だけど、多分きっと僕の仲間さエルビスは
レコードをきけばわかるんだ
エルビスプレスリーがいてくれて本当によかった!
サンキューエルビス!
完
そんな感じ
今日からこうやって月2くらいでロックンロールレコードの紹介をガンガンしていくことになると思う
その都度読んだり、時にまとめて読んだり、時に読み飛ばしたり、まあ、好きにしてくれや
好きにされたいんだ!
してー!!!
つーことで、
じゃあな
アデオス&アデオス
ロックンロール最高!!!