平田ぱんだのロックンロールの話
第16話:平田ぱんだのぉぉぉぉ、ロックンロールの話!レッドツェッペリン
第十六回ぃぃぃぃ!平田ぱんだのぉぉぉぉ、ロックンロールの話!
ここは平田ぱんだがロックンロールだと思う有名人のファーストアルバムを時系列にそって紹介していくことでロックンロールとはなんたるものかを一緒にひもといていこうみたいなところのはずです
なぜファーストアルバムに限定されているのかはなんとなくの流れです
ちなみに僕がブツを所有もしていなくてはなりません
データで持っているじゃだめです
以上
説明でした
つーことで前回1967年までやった
最初に紹介したレコードは1956年発売のエルビスプレスリーのファーストアルバムだったからまだ11年しか経っていないじゃないか
だって今から11年前なんてアークティックモンキーズのファーストアルバムとかだで?
日本だと毛皮のマリーズのファーストアルバムか
そう考えるとこの時代のロックンロール進化って加速しまくってますよね
つーことで今日はレッドツェッペリンのファーストアルバムの話をしよう
レッドツェッペリンのファーストアルバムは1968年とみせかけて1969年一月発売らしい
負けた
でもバンドがはじまったのは1968年だから1968年でいいだろ
な
とりあえずこの辺りのロックバンドから僕ちょっとついていけなくなるの
だってハードロックとかプログレとか全然好きじゃないんだもん
技術がないとできないロック好きくない
ロックンロールの誰でもできるってところが好きなんだよ僕は
だからこの辺りから演奏者の自己満みたいになってくのキライ
ジミヘンくらい加速しまくっててものすごいスピードだったら長いこと演奏しててもかまわないんだけど基本的にだらだら長い演奏あんま好きくない
だからレッドツェッペリンもあんまし好きくない実は
この連載でぶっちゃけあんまし好きくなくて当然詳しくもない、でもファーストアルバムは持ってるってロックンロール扱うのはビーチボーイズに続いて二つ目かな?ジミへンもそうっちゃそうだけどまあいいや
でもビーチボーイズとレッドツェッペリンの違うのはさ、僕がビーチボーイズをロックンロールだと思ってないってだけでビーチボーイズの音楽は大好きってとこなのよ
レッドツェッペリンはロックンロールだと思ってんだけど音楽はあんまし好きくないの
なんでかっつーと曲が長いから
この時代辺りからロックが時代と結びつきまくってかなり偉くなってるくさくてミュージシャン側が表現を追究!みたいなしても許されるようになってきてるみたいで曲がどんどん長くなっていってるみたいなんだよ
あと単純にそれまでマニアックな音楽だったブルースって音楽ががっつり広く伝わったってきたってとこもあるみたい
イギリスあたりじゃサイケデリックロックは67年くらいでピークを迎えててこの辺りからいわゆるブルースロックが流行りだしてたらしい
68年くらいが一番サイケのアルバムのリリース多いような気がするけどブームとしてはピークを終えてたんだってさ
それまでもブルースを探求してるやつらはいっぱいイギリスにいてその中でも有名だったのがエリッククラプトンやらジェフベックやらでこのレッドツェッペリンのギタリストでもあるジミーペイジだったみたいでこの三人を英国三大ギタリストと呼ぶらしい
そしてこの三人が在籍したことがあるってことで現在では有名なヤードバーズがそもそもはこのレッドツェッペリンの元になっててだな
ジミーペイジはヤードバーズに入るまでいわゆるセッションマンでな、とにかく色んなところでギターをひいててだな、キンクスとかフーとかの音源でもひいてたりしてたらしくてな、それでな、三代目ギタリストとしてヤードバーズに加入してな、ようやく所属バンドができてな、今日から自己表現活動頑張るぞって思った矢先にな、ヤードバーズから人が抜けまくってな、ジミーペイジともう一人との二人しか残らなくてな、ちくしょうようやくできた所属バンドが消滅してしまう、なんとしてもヤードバーズを復活させるだ!っつってな、頑張ったけど結局もう一人もぬけてジミーペイジ一人になってしまってな、同じセッションマン仲間だったジョンポールジョーンズをベースに誘ってな、ボーカルにロバートプラント紹介されててな、ロバートプラントの紹介でドラムのジョンボーナム加入してな、ニューヤードバーズって名義でライブ活動をはじめたら瞬く間に人気者になっちまったって感じだそうだ
でな、もう全然ヤードバーズじゃねえから別の名前つけっぺっつってレッドツェッペリンってなったらしいだ
レッドツェッペリンってのはザフーのキースムーンの口癖でな
調子はどうだい?ってきかれるとキースムーンは「鉛の船のように重たいぜ」って答えるのがいつものパターンだったらしくてな
その鉛の船ってののスペルをちょっと変えてレッドツェッペリンってしたらしい
でもな、実はな、ザフーのキースムーンとジョンエントウィッスルとジェフベックとジミーペイジとアト誰だった忘れたけど一回セッションしてたことが1966年にあってだな、あまりにも調子がいいからザフーなんてやめてこのままバンド組んじまおうってことになったらしくてな、その時ジョンエントウィッスルがつけた名前がキースムーンの口癖からレッドツェッペリンだったらしい
そのバンドは結局うやむうやになってなくなってしぶしぶザフーを続けることにしたみたいだが
だからザフーとレッドツェッペリンは似てる部分があるのはそういうことなんだな
基本的にウタじゃなくて楽器が主役だよな
特にドラムとギターが主役
つーかギターが主役でドラムとのコンビネーションでサウンドの核を作るみたいな感じ
ザフーと同じ
キースムーンもジョンボーナムも基本ギターしかみてないもんな
そう極論をいってしまえばエレキギターとドラムがかっこよければいいんだロックンロールは
レッドツェッペリンは個人的にロバートプラントのボーカルスタイルがあんまし好きじゃないんだけどそれでもいいんだドラムとエレキギターがかっこいいから
そう、だから短くてギンギンの曲をやるレッドツェッペリンは最高に好きなんだよ
このファーストアルバムだと一曲目のグッドタイムバッドタイム、ちょーかっこいい
Led Zeppelin – good times bad times
ドシドシとヘヴィでパワフルでわかりやすいビートとギンギンのギターに大迫力のボーカル
最高
あと七曲目のコミュニケイションブレイクダウンも大好き
Led Zeppelin – Communication Breakdown (Official Live Video)
これなんてはっきりいってレッドツェッペリンの全ナンバーの中で一番好きだよ
だって火を吹いてるもん
ローリングサンダーファイヤーってこういうことをいうんじゃないかなって感じのサウンドとテンション
ロバートプラントの甲高いボーカルスタイルって全然好きじゃないっていうかどっちかっつーと嫌いくらいなんだけどこの曲の時はサウンドとマッチしてるっていうかこれくらい先のとんがった突っ込みのファイヤー感じゃないとこのサウンドに負けちゃうよねって感じもして説得力がある
とにかくかっこいいギターリフとギンギンのドラム!
これさえあればいいんだ
それがあったらロックンロールバンドだ!
ボーカルもベースも添えモンだ
メロディなんざ糞食らえだ
邪魔だ
かっこいいドラムとギターリフの邪魔だ
黙れ
ザフーとはギターとドラムの役割っつーかスタイルが逆だ
キースムーンのドラムは手数の多さでメロディを紡ぐタイプだ、そこにピートがギターでガツンと一発かましてザフーを形作る
ツェッペリンはギターのジミーペイジが手数多めで好き勝手やってそこにジョンボーナムが一発強いアタックをガツンとかましてサウンドに重力をつくるって感じだ
どっちにしてもエレキギターとドラマーの関係性が重要なロックンロールだ
でもザフーと同じでベースが一番安定して音楽してるってところがレッドツェッペリンは信用できる
こういうギンギンを売りにするグループこそベースが一番音楽をわかっててちゃんとしていなくてはならない
ある意味一番音楽をやっていなくてはならない
ツェッペリンのジョンポールジョーンズはザフーのジョンエントウィッスル同様知的だ
ロックンロールバンドはアホアホと知性のど真ん中を突きぬけなくてはならないのでそれは重要なことだ
ジョンポールジョーンズはうってつけだ
しかも元セッションマンでアレンジャーでもあっただけあって色んな楽器を操るんだ
ツェッペリンでは主にキーボードプレイヤーでもある
ギターとドラムでサウンドの核を作ってベースやキーボードでグルーヴを作るのが一番かっこいい
キーボードでグルーヴを作る曲の中ではファーストアルバムには入ってないけどトランプルドアンダーフットが個人的に一番好きだ
この曲はたまに家でかけてダンスしているんだ実は
どうだいいだろう?
つーことでボーカルなんてどうでもいいのだツェッペリンもザフーも
でもザフーとツェッペリンの最大の差はボーカルの差だ
ザフーのロジャーはどうひいき目に見てもかっこよくないがツェッペリンのロバートプラントはかっこいいのだこれが
何がって見た目が
ロックバンドのボーカルってのはウタがうまければいいってもんじゃない
ただそこに立っているだけで様にならなくてはならない
実はロックバンドのボーカルってのは暇だ
歌ってない時やることがない
逆にいうと歌ってない時にこそボーカルというのは真価が発揮されるものなのだ
個人的にはレッドツェッペリンくらい曲が長くて歌ってない時の方が長いバンドでボーカルになるなんて最悪だ、考えたくもない
だがロバートプラントはその歌ってない時でもちゃんとそこにかっこよく存在することができているオトコだ
とにかくそこにいることが重要という
ロバートプラントがそこにいるかいないかで出している音は全く同じでもどこか物足りなげになってしまう気がする
これはかなり重要なことだ
ロバートプラントのボーカルスタイルは個人的に好みではないが立ち振る舞いは中々のものだと思う
別に何してるってわけではないところがいい
つーことでツェッペリンは四人組なのだ
サウンドルックスともにこの四人組でなくてはならないというロックンロールバンドの最たる例だ
こんな話がある、なんかの雑誌かなんかでそれぞれのパート別に読者投票をして一位になったプレイヤーでバンドを組ませて架空の最強バンドを作ろう!って企画をやったらドラム、ベース、ギター、ボーカルの一位が全てレッドツェッペリンのメンバーになってしまい「最強のロックバンドはもう現実に存在してました」ってなったとかなんなかったとか
まあ僕はさっきもいったけどレッドツェッペリンはあんまし好きくないので最強のロックバンドだとは思ってない
だけどその意見に関しては反対なんてできやしない
でも好きではないんだ
いくら最強だからって好きだとは限らない
好きってのは個人の問題だからだ
ものすごくダメダメなそんなののどこがいいの?っていわれるようなものでも好きは好きなのだ
とめられないのだ
まあそんな感じだからレッドツェッペリンのサウンドにしか興味がない
サウンドがかっけーって話でとまってる
メンバー一人一人の人となりとか全然しらない
でも多分、あくまで予想なんだけどけっこー軽い人達なんじゃないかな?っては思ってる
だってパクリスレスレのブルースとかのフレーズとかそのまま流用とかっていわゆるマジメ君だったらやらんと思うのよ
このファーストアルバムのラスト曲のハウメニーモアタイムズなんかの元ネタで調べてみるとハウリンウルフの曲を下敷きにしてアルバートキングのフレーズ使いまくってみたいな感じらしくて実際元ネタ曲きいてみるとよくこれをオリジナルと堂々といったなって感じではあるもんな
Led Zeppelin – How Many More Times (Danish TV 1969)
Howlin’ Wolf – How Many More Years
ツェッペリンのその手の話はいくらでもあるっつーか訴訟起こされまくりんぐバンドらしいけんども
そういうのって多分ノリが軽いからなんだと思うんだよ
この当時の他のロックバンドなんかどうにかして本場アメリカのブルーズを黒人みたくかっこよく自分のものにするかみたいなマジメに頑張ってる時に何々と何々と何々のフレーズ大好きだから曲の中にごっちゃまぜにしていれちゃいましたーみたいなノリって確実に不真面目連中だよね
レッドツェッペリンの不幸はそれを笑ってもらえなかったことにあると思う
パクリかパクリじゃないかの定義ってリスペクトとかうんぬんよりも笑えるか笑えないかってところがけっこうでかいからね
レッドツェッペリンはマジメ君たちから笑ってもらうには少しばかりかっこよすぎたんだろうね
かっこいいは罪なんだ
世の中誰しもがかっこいいわけじゃないからね
もしくはギャグセンスがなかったか、か
まあしらんけど
多分これから先も調べないと思うし
サウンドがかっこいいって思うところで終わるんだレッドツェッペリンは
面白い人達かどうかはわからないけど確実に自分と気が合わないとは思う
だって見た目かっこいいと思わないもん
なにゃかんや人ってパッとミだもん
ザフーは一目見て笑えるけどツェッペリンは笑えない
これ大事
ツェッペリンはライブ映像でみても笑うとこないもんなあ
サウンドはかっこいいと思うんだけどなあ
まあそんな感じかな
あんま書くことないや
これからはあんまし興味ないバンドはいくらファーストアルバムもってても除外しようかな
僕結局ツェッペリンはベストアルバムが一番好きだもの
ベストアルバムが一番好きなバンドってつまり好きじゃないってことじゃん
ベストアルバムってのは好きであればある程不満がつのるものさ
例えばビートルズのベストアルバムは全部クソだ
まずはいますぐアルバムもシングル全部きけって感じだけど
ツェッペリンはアルバム一枚一枚通してきくにはいちいち曲がなげえ
まずベストアルバムきけって感じ
いやでもこのファーストアルバムは普通にオススメだな
ジャケもかっこいいし
つーかツェッペリンのジャケでかっこいいのこのファーストアルバムだけだわ
あと全部ださい
ツェッペリンからだよな、ロックが若干ださいものってなりはじめたのって
ツェッペリンの影響を受けたバンドって基本見た目クソださいもんな
はっきりいっていわゆるハードロックみたいなルックスってクソだと思ってるよ僕は
マジかっこわるい
理解に苦しむ
ツェッペリンは好きだけどツェッペリンをルーツにもってるバンドは全部好きじゃないな
きっと生真面目だからなんだろうな
でも僕の世代のロックバンドだとザ・ミュージックとかはツェッペリンを現代のダンスミュージック感覚でやるみたいな感じで好きだったな
ストーンローゼズのセカンドもそういう感じあったけかな?
じゃあ80年代くらいのハードロックバンド全部きらいでいいや
ガンズは許す
ガンズは、ここで扱うかなー、いやー、微妙だなー、一応ファーストアルバム持ってるけんども
むずかしーぜー
なんかニルバーナとかと抱き合わせで書くとかでもいいかな
つーことで次回からちょっとスタイルを徐々に変えていこうと思っている
僕が好きなロックはそもそも5、60年代と世代である00年代あたりのロックだからだ
70年代は実はそんなに好きくないんだ
グラムとかパンクとかはまあ好きだけど
つーことで唐突にじゃあな
次回は1969年です
時系列とファーストアルバム縛りはやめません
とりあえずはやく現代まで辿り着いてファーストアルバム以外の次の展開へうつりたい
なんも考えてないけんども
ほいじゃさよなら
またねー
あ、そうだユーチューブ動画音源を最後に貼ってもらうんだった
それは、
えーと
デジャメイクハーかな
ツェッペリンにしては珍しいレゲエっぽいナンバーで
こういう本物じゃない感が好きなんだよな僕はなんでも
ロックバンドは偽者でなんぼなんだ
ツェッペリンは偽者感があるから好きだ
それではまた再来週
ララバイ