ヘッドホンとイヤホンのブームだ。要因はやはりスマホの普及だろう。今や音楽好きか否かにかかわらず、誰もが携帯オーディオプレイヤーの所有者となってしまった。家電量販店に行くとかなりの売り場面積をヘッドホンとイヤホンにさいている。ストリーミングサービスの普及も手伝って、誰もが気軽に音楽にアクセスし、気軽に音楽を楽しめる時代になった。スマホに入っている音楽はデータの制限がある。ストリーミングサービスも然り。その音を補うのがヘッドホンやイヤホンの役割だ。最初はそこそこいい音で聴こえればいいと思われていたヘッドホンやイヤホン。しかし近年、その考え方は時代とともに変化。店頭でも3万円~5万円する商品が普通に売られるようになった。そんな中、自分専用のイヤホンが静かなブームになっている。カナルワークス製のイヤホンだ。

canalworks_droog

自分専用とはどういうことなのか? このイヤホンはまず自分の耳型をとるところから始まる。ボディも色も、中の機能(音楽を再生するための内臓スピーカーの数や音の指向性)までオーダーメイドなのだ。もともとはミュージシャンのためのイヤーモニターを国産することを目的に作られたメーカーだ。それが今やオーディオマニアの必携アイテムとなり、スマホの普及によって、一般層にまで、そのブームは波及しつつある。オーダーメイドの自分専用の高性能イヤホン(カスタムIEM)を5万円強から入手できるところも大きい。とはいえ、一体どうやって耳型をとるのか、どうやってオーダーするのか、イメージしにくいのも確かだ。そこでRock isではその過程を取材することにした。今回、カスタムIEMをオーダーメイドしたのは、ロックバンドDroogのボーカリスト、カタヤマヒロキ。自分専用のイヤモニをステージでも使ってみたいと思っていたそうだ。果たして、轟音でロックンロールを鳴らす彼を満足させるカスタムIEMはできたのだろうか? その一部始終をリポート。

「カスタムIEM制作の流れ」へ続く

カナルワークスが追求すると一人ひとりに会わせた音質とこだわり

1.静かなブームとなっているオーダーメイドイヤホン(1/3)

2.カスタムIEM制作の流れ(2/3)

3.イヤホン完成!カナルワークスの林社長とカタヤマヒロキによる対談

canal works オンラインショップオーダーメイドのカスタムイヤホンcanal Works [オンラインショップ]