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梶原徹也

梶原徹也

『鼓童ワン・アース・ツアー〜混沌』

『鼓童ワン・アース・ツアー〜混沌』

元ザ・ブルーハーツの梶原徹也がドラム監修した『鼓童ワン・アース・ツアー〜混沌』が続演決定

ザ・ブルーハーツで活躍し、現在はフライングダッチマンのドラマーとして活動している梶原徹也。彼がドラム監修で参加した太鼓芸能集団 鼓童の『鼓童ワン・アース・ツアー〜混沌』公演が2015年の初演を受けて、2016年6月から再び日本ツアーを行うことになった。『鼓童ワン・アース・ツアー〜混沌』はその名の通り、和太鼓、西洋楽器のドラム、タイヤで作った打楽器などが競演。クライマックスはドラムと大太鼓が鳴り響く圧巻のパフォーマンスを堪能できる異色の公演。芸術監督は歌舞伎俳優で人間国宝の坂東玉三郎。梶原徹也は坂東玉三郎に抜擢され、ドラム監修に就任。本来、もっぱら和太鼓を演奏している鼓童のメンバーに3年をかけてドラムを指導し、和太鼓とドラムが融合したステージが完成した。この試みにより、ロックンロールはあらたなアート・フォーマットを獲得。ロック・ファンにとっても見応えのあるステージになっている。今回は梶原徹也と鼓童の住吉佑太にロック・ドラムと和太鼓の違いと共通点について話してもらった。興味がある方はぜひ観に行ってほしい。(森内淳/DONUT)

 『鼓童ワン・アース・ツアー~混沌』

2016年5月〜7月、芸術監督・坂東玉三郎氏による演出作品第4作となる「鼓童ワン・アース・ツアー2016~混沌」の日本ツアーがスタート。鼓童創立35周年記念第一弾公演ともなる本作では、元ザ・ブルーハーツのドラマー梶原徹也を ドラム監修に迎え、ドラムセットやタイヤにテープを巻いたタイヤドラムなど、新たな打楽器を取り入れての構成に挑戦。和太鼓の響きの中に、きらびやかなドラムの夢が通り過ぎる…緊張とリラックス、静けさと喧騒、そして混沌と融合。「混沌から融合へ」西洋のドラムと和太鼓が生み出す「調和」を表現し、鼓童の演奏表現の新たな境地に到達した作品。

公式サイト:http://www.kodo.or.jp/

梶原徹也関連ページ

梶原徹也、鼓童について語る

 

INFORMATION

鼓童ワン・アース・ツアー2016~混沌

  • 6月9日(木)兵庫県伊丹市 いたみホール
  • 6月11日(土)神奈川県茅ヶ崎市 茅ヶ崎市民文化会館
  • 6月12日(日)茨城県取手市 取手市民会館
  • 6月15日(水)奈良県奈良市 奈良県文化会館 国際ホール
  • 6月18日(土)愛知県東海市 東海市芸術劇場(ユウナル東海)
  • 6月19日(日)愛知県豊川市 豊川市文化会館大ホール
  • 6月22日(水)兵庫県明石市 明石市立市民会館(アワーズホール)
  • 6月24日(金) 高知県高知市
  • 6月26日(日)鳥取県鳥取市 鳥取市民会館
  • 7月2日(土)愛媛県松山市 松山市民会館
  • 7月3日(日)愛媛県宇和島市 南予文化会館
  • 7月5日(火)山口県岩国市 シンフォニア岩国
  • 7月8日(金)佐賀県佐賀市 佐賀市文化会館
  • 7月10日(日)福岡県北九州市 北九州市立黒崎ひびしんホール
  • 7月12日(火)大分県日田市 パトリア日田大ホール
  • 7月14日(木)宮﨑県延岡市 延岡総合文化センター
  • 7月22日(金)長野県長野市 長野市芸術館メインホール
  • 7月24日(日)静岡県焼津市 焼津文化会館

TOTAL INFORMATION:http://www.kodo.or.jp/

PROFILE

梶原徹也

梶原徹也(かじわらてつや)/1963年生まれ。ザ・ブルーハーツのドラマーとして活躍。バンド解散後、サルサガムテープに参加。自らのバンド、サンダービートでは和太鼓をフィーチャーした独自のロックを追求している。30年前から憧れていた鼓童との出会いを経て、『鼓童ワン・アース・ツアー〜混沌』のドラム監修に抜擢される。2016年、フライングダッチマンに加入。

公式ブログ:http://ameblo.jp/tetsuya-kajiwara/

取材・テキスト:DONUT(秋元美乃/森内淳)