シュリスペイロフが1年ぶりにニューアルバム『あまりかぜ』をリリース! 宮本英一(Vo,G)にインタビュー
シュリスペイロフが2016年8月10日(水)、ニューアルバム『あまりかぜ』をリリース。シュリスペイロフは札幌出身のオルタナティブ・ロック・バンド。1990年に結成し、2008年にファーストアルバム『シュリスペイロフ』をリリース。2013年になってthe pillowsの山中さわおがレーベルマスターをつとめるDELICIOUS LABELに移籍。2015年に、およそ4年ぶりになるフルアルバム『その周辺』を発表。ツアーを行った。その後、再び長い沈黙に入るのではないか、という大方の予想。しかしそれをあっさり裏切り、たった1年のインターバルで『あまりかぜ』のリリースに至った(普通のバンドにしてみれば普通のペースなのであるが)。しかも今回のアルバムはシンプルなロック・テイストが随所に散りばめられた作品になっている。美しいメロディを持ちながらも複雑な曲をつくるのが得意だったシュリスペイロフにロックンロールの季節がやってきたというのか(それでもドカドカうるさいわけではないが)。シュリスペイロフという手のひらからこぼれない範囲で、ロックンロールが鳴り始めた。これもリスナーにとっては嬉しい驚きだと思う。決定版のアルバムができたら収録しようと決めていた、バンドにとっての最重要曲「カノン」が入っているというだけでも、この作品に対するメンバーの満足度の高さがあらわれている。インタビューでは、宮本英一(Vo,G)が、アルバムタイトルの「あまりかぜ」の意味、なぜアルバムタイトルにつけたのか、「カノン」を収録することの意味、そしてレーベルの総合プロデューサーである山中さわおの存在の大きさなど、多岐にわたって喋ってくれた。短い動画インタビューではあるけれど、そこから見えてくるものはポジティブな要素ばかりだ。8月10日の発売日にプレイボタンを押せば、冒頭から、楽しい変化がさざ波のように耳に届く。楽しみにしていてほしい。シュリスペイロフは9月30日(金)の名古屋CLUB UPSETを皮切りに、5ヵ所で「極楽のあまりかぜツアー」を行う。おそらく今ままでのライブとは突き抜け方が違うと思う。一歩踏み込んだシュリスペイロフを生音で体感してほしい。(森内淳/DONUT)