Droogのカタヤマヒロキと荒金祐太朗が語る、アルバム『命題』で辿り着いたもの
昨年、まわりを360度開放し自分たちの姿を剥き出しにしたフロアライブにて、自主レーベルTICK RECORDSを設立したことをファンに報告したDroogが、2016年8月3日にニューアルバム『命題』をリリースした。“命題”という潔さを冠したアルバムタイトルからも想像できるように、本作で彼らは改めてバンド、ライブ、ロックと向き合ったという。いわば原点。そして4人はその原点に回帰するのではなく“奪還”という力強さを見せつけた。だからか、最初に一聴したときに思い起こされたのは1stミニアルバム『Droog』の匂いだった。しかし、その頃からは格段に大きくなったバンドの姿がここにはある。一方的に吐き出していた叫びのような歌詞は、より伝えたいという衝動に導かれ“うた”となった。原点を奪還し、リスナーを、フロアを巻き込む覚悟ができた彼らは、ようやく繋がることを受け入れたのだと思う。ここ1~2年の間、Droogを取り巻く環境はめまぐるしく変化した。カタヤマヒロキ(Vo)は最愛の母親との別れがあった。十代の頃からともに歩んできた事務所との別れがあった。そして自らの足で進む思いを「青い道」(アルバムには未収録)という曲にのせた彼らは、紆余曲折の日々を過ごしている東京をテーマにしたナンバー(「TOKYO SUBMARINE」)を生むまでになった。様々な思いがまっすぐに結集し完成したアルバム『命題』。タイトル曲で歌われるのは、たった一つ辿り着いた彼らの意志。<「ロック」じゃなきゃ 「バンド」じゃなきゃ 「ライブ」じゃなきゃ やりたくない!>。デビュー前もデビュー後も、模索しているときもレーベル設立時も、ずっと観続けてきたからこそ言えることがある。Droog、ここからもう一度始まります!(秋元美乃/DONUT)
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