小林要司(Large House Satisfaction)、ONE SONG第2弾は自身にとって重要な曲「ワールド」
先週公開した「Stand by you」に続き、ONE SONG弾き語り企画にLarge House Satisfactionのフロントマン、小林要司が登場。「ワールド」を披露してくれた。今回この曲を選んだ理由は「バンドの曲じゃない、弾き語りで自分が唄うために作った初めての曲だから。やっとかないと、と思って」とのこと。収録には飄々とした姿で臨んでくれた彼だが、いざ演奏がはじまると、声と言葉がもつ熱が美しいメロディと合わさり、バラードなのにとてもエモーショナルなナンバーとして響いてきた。<明日はどこへ行く>と問いながら<明日も歩いて行く>と結ばれる歌の強さに、「自分のなかで重要な位置にある曲」と小林が語るのも頷ける。“弾き語りで自分が唄うために”とあるように、彼は不定期で弾き語りイベントにも出演し、オリジナル曲のほかデヴィッド・ボウイのカバーなど自身のルーツに触れられるナンバーも唄っている。3ピースのミニマルな鋭さとロックのダイナミズムが炸裂するLarge House Satisfactionはもちろん、どちらのライブにもぜひ足を運んでみてほしい。(秋元美乃/DONUT)
小林要司にとって「ワールド」とは?
「人はその人のやれることをやればいい」っていう気持ちがあって、つまり他人に何云われようが関係ないでしょってことなんだけど、それを初めて歌にした、自分のなかで重要な位置にある曲。
(小林要司)