THE COLLECTORSが新作をメンバー全員が動画インタビューで語る!そして武道館直前で対バンライブも決定!
コレクターズが22枚めのオリジナルアルバム『Roll Up The Collectors』を12月7日リリース。このアルバムは結成30周年という節目と同時に、阿部耕作の脱退後、新しいドラマーを迎えての、初のスタジオレコーディングアルバムになる。サポートドラマーとしてレコーディングに参加したのは、ツアーをサポートしているcozi。彼はコレクターズ参加前から加藤ひさしのソロバンドでJEFFとも一緒にリズム隊を担っていた。古市コータローとは浅田信一バンドで共演済みだ。緊急参加したサポートドラマーとは言え、多少なりとも、コレクターズの温度感は掴んでいたと思う。かくして、(ベースのJEFF曰く)「三代目のリズム隊」が誕生した。
このリズム隊の特徴は何と言っても、THE WHOを彷彿させるロックのグルーヴを全面に押し出したサウンドだ。物事をポジティブに捉えれば、ここ数年でバンドが到達していたダイナミックなロックンロールをより忠実に再現できるリズム隊ということになる。同時に、バンドは、モッズへの原点回帰というべきモードに突入した。JEFF&coziのタッグが生まれてからというもの、コレクターズは楽曲を一度見直し、なるべくオリジナルに忠実なアレンジでライブに挑んでいるのだ。例えば、「僕はコレクター」が、少し印象が違うように聴こえるのはそのためだ。今、ライブで演奏されているアレンジ、テンポは、なるべくオリジナル曲に近い形で表現されている。
新作『Roll Up The Collectors』も「三代目リズム隊」の流れを汲んだ作品になった。いいプレイをチョイスしながら緻密に構築していったスタジオの作業から、演奏をダイレクトに収録することによって、今のコレクターズの特徴を活かしたサウンドに仕上がった。それによって、曲全体が大きなうねりとグルーヴを獲得している。近年の作品の中では一番ロック感が強い作品だ。それによってメロディやリリックが変わったかというと、そうではないが、全体的な印象は明らかに違う。緻密な構築感はそれはそれで魅力的だったが、今のコレクターズのモードはBACK TO MODSだ。そういう音の佇まいになっている。加藤ひさしは動画インタビューの中で「新たなファーストアルバム」という言葉を使っているが、30年の経験を活かした上で、ファーストアルバムに回帰したと言った方が正しい。このアルバムを覆うダイナミズムは、KING OF MODSとしての、ひとつの到達点であり、新たな季節の出発点でもある。「MARCH OF THE MODS」と名付けられた日本武道館のステージに向かうにあたって、ふさわしい作品を作ろうという考えが働いたのも、強靭なグルーヴを獲得したひとつの理由だろう。しかしながら、この作品を聴いていると、むしろ武道館以降が楽しみになってくる。
そして新たにコレクターズに関するニュースが飛び込んできた。『Roll Up The Collectors』の1曲め「悪の天使と正義の悪魔」がフジテレビ系TVアニメ『ドラゴンボール超』の2017年1月クールのエンディング曲に決定した。さらに2月にGLORY ROAD TO BUDOKAN COUNTDOWN LIVEと題し、「武道館公演の先輩たち」怒髪天、the pillows、フラワーカンパニーズを迎え、渋谷クラブクアトロでのライブも決定。新しい武道館ポスターも公開された。コレクターズは3月1日の武道館公演へ向けて加速していく。(森内淳/DONUT)

2017年1月 エンディング曲 THE COLLECTORS「悪の天使と正義の悪魔」
オフィシャルサイト:http://www.toei-anim.co.jp/tv/dragon_s/