さかしたひかるがドミコ のファーストアルバム『soo coo?』アナログ化について語る!
ドミコのファースト・フル・アルバム『soo coo?』が3月8日にカラー・ヴァイナルのアナログ盤でリリースされる。ドミコはさかしたひかる(Vo&G)と長谷川啓太(Ds)の2ピースバンド。シンプルな構成で、ロックのダイナミズムを体現。サイケデリックな要素も取り入れながら鳴らすドミコのロックのグルーブは70年代風だが、ローファイやオルタナやシューゲイザーのフィルターが彼らを2017年のバンドに押し上げている。英語風なリリックも歌詞カードを読めば、日常を辛辣に捉えた、ひねくれた視線が言葉になって躍っている。さかしたひかるは「CDの音が好き」と言う。CDにフィットするようにレコーディングしてあること自体がドミコというバンドの立ち位置そのものを表している。だからこそ12インチのヴァイナルからどう聴こえてくるのか、逆に楽しみだ。真っ赤なヴァイナル、カナダのイラストレーターKelly Bastowのイラストが大きく印刷されたジャケットに包まれたドミコのサウンドはどういう風景を映し出すのだろうか。最もアナログ盤が似合いそうで、だけど最もアナログ盤から遠いバンドのアナログ盤。聴き比べるのが楽しみだ。ドミコは2月4日(土)新代田FEVERでワンマンライブを行う。アナログ盤『soo coo?』はこの日、先行販売されるので、ライブに参加する方はお楽しみに。今回は、さかしたひかるにアナログ盤について、ワンマンライブについて訊いた。(森内淳/DONUT)