BIG BEAT CARNIVAL IN 磔磔SPECIAL 3days

2018.10.19(fri)/20(sat)/21(sun)

BIG BEAT CARNIVAL IN 磔磔SPECIAL 3days

BIG BEAT CARNIVAL IN 磔磔SPECIAL 3days

2018.10.19(fri)/20(sat)/21(sun)

BIG BEAT CARNIVAL IN 磔磔SPECIAL 3days

池畑潤二「BIG BEAT CARNIVAL IN 磔磔SPECIAL 3days」フォト&レポート到着!

  「BIG BEAT CARNIVAL IN 磔磔SPECIAL 3days」大盛況で終了!
ビートマスター、池畑潤二が錚々たる出演陣とともに繰り広げた熱狂のステージ

10月19日、20日、21日の3日間にわたり、京都磔磔にて「BIG BEAT CARNIVAL IN 磔磔SPECIAL 3days」が開催された。ステージ後方からサウンドにガソリンを注ぎ込むかのごとく、ビートの軸を熱く重く支える日本屈指のドラマー・池畑潤二のもと、ステージ上にもフロアにも音楽を愛する多くのミュージシャン、オーディエンスが大集結。ROCK’N’ROLL GYPSIES(花田裕之/下山淳/市川勝也/池畑潤二)をはじめ、このイベント限りのホストバンドThe Big Beaters(池畑潤二/花田裕之/井上富雄/ヤマジカズヒデ/細海魚)、各日ゲストの山下久美子、浅井健一、SION、イマイアキノブ、陣内孝則、山口洋、百々和宏、そして飛び入りゲストのTOSHI-LOW。セットリストを眺めただけでも、1日ごと、1曲ごとにいかにスペシャルな空間が生まれていたかが窺える。演奏楽曲は実に全62曲(池畑潤二は花田裕之とともに全てのナンバーをプレイ!)。今回Rock isでは、この錚々たるメンツが繰り広げたステージの模様をフォトレポート+セットリストでご紹介。3日間を撮りきったカメラマン、Yukari Morishitaより寄稿いただいたレポートとあわせて、磔磔にわきおこったビートの熱狂をぜひご覧ください。2008年10月、池畑潤二50歳の誕生日を機にスタートし、今年10周年を迎えた「BIG BEAT CARNIVAL」。このビートの熱狂が5年後、10年後と鳴り続いていくのが今から待ち遠しい。(秋元美乃/DONUT)


PHOTO & REPORT

BIG BEAT CARNIVAL IN 磔磔SPECIAL 3days

今年で建立101年目、来年45周年を迎える老舗ライブハウス京都磔磔。オーナー水島氏とそのご子息、浩司氏の発案で、池畑潤二と共に開催されたこのイベントは、連日、変わる音とその色たちによって、音楽の歴史と池畑潤二が今まで携わった音楽の一部分に触れられたような3日間となった。

オープニングはスマイリー原島の呼び込みで、ROCK’N’ROLL GYPSIESのステージからスタート。3日間とも全て異なる新旧織り交ぜた選曲により、会場はどんどん熱気を帯びてゆく。その熱気のなか、連日、ゲスト出演者のバックを務める『The Big Beaters』が登場。メンバーは「FUJI ROCK FESTIVAL」のGreen Stageの顔、「ROUTE 17 Rock’n’Roll ORCHESTRA」のメンバーでもある花田裕之、井上富雄、ヤマジカズヒデ、細海魚、そしてバンマスの池畑潤二。

1日目のゲスト1番手は浅井健一。AJICO、シナロケ、ルースターズなどを演奏し、ラストはお馴染みJUDEの「DEVIL」をプレイ。息の合った演奏で盛り上げ、2番手のゲスト、山下久美子にバトンを繋ぐ。
磔磔で演奏するのは初(!)という山下は、池畑潤二と共に演奏していた楽曲やヒット曲をキュートでロックなパフォーマンスで披露。アンコールで浅井健一を呼び込んでの「So young ~ My Way」のデュエットでは、なんと浅井がハンドマイクで歌うという新鮮な一幕も見せた。

2日目、1番手のゲストはイマイアキノブ。チャーミングで終始笑顔な演奏に、観客も演奏者も和やかに。2曲目冒頭で、イマイが池畑にサプライズで薔薇をプレゼントすると、会場にはさらに笑顔が広がった。
2番手のゲストはSION。磔磔で聴くSIONの歌は、歌声と音がいっそう心に染み込んでゆく。アンコール「このままが」ではイマイも参加し、ブルージーな一夜に。

3日目のゲスト1番手は百々和宏。この日駆けつけたBRAHMANのTOSHI-LOWと、二人のルーツともいえるルースターズの「LEATHER BOOTS」を鮮烈にカバー。いきいきと熱唱している姿は、池畑潤二の原点回帰の雰囲気も漂う。自身の名曲「ロックンロールハート(イズ・ネバー・ダイ)」では「池畑潤二!ネバー・ダイ!」と叫び、歌を空へと貫かせた。
2番手は山口洋が登場。「Old Guitar」では花田裕之と交互にボーカルをとる。また、山口の代表作「満月の夕」ではTOSHI-LOW、百々和宏が飛び入りしたり。幅広い山口ワールドが実に心地いい。
3番手、陣内孝則は映画『爆裂都市』で池畑と演奏していた「セルナンバー8」でスタート。途中「キャデラック」で再び飛び入りした百々はその後、客席へとダイブ(計2回)。陣内の鋭いパフォーマンスと、スピード感溢れる全5曲でステージを締めくくった。
アンコール、最後の曲は『The Big Beaters』の演奏で「TIME IS TIGHT」。キーボードから始まるインストナンバー、このすっと入り込む旋律とメロディは、BigBeatな3日間のラストに相応しく、会場は温かみのある音に包まれた。ROCK’N’ROLL GYPSIES & The Big Beaters、そしてスペシャルなゲストが綴るBigBeatな日々は全62曲を演奏。スマイリー原島と出演者の挨拶とともに、至福な3日間の幕を降ろした。

あの3日間、磔磔にはロックな優しい神様が集っていた気がします。ステージと客席の間にある“前柵”で撮影していると、ミュージシャンの溢れる気持ち、観客の期待、両方からの熱気とそれぞれからのパワーに圧倒される。“ロックバンド”という生き物はライブで変化し続けてゆく。その存在、その全ての表現、これからもその瞬間を残してゆけますよう。(text by Rock Photographer Yukari Morishita)


BIG BEAT CARNIVAL IN 磔磔SPECIAL 3days

  • <2018年10月19日(金)セットリスト>
  • ROCK’N’ROLL GYPSIES
    1. ひとつ
    2. MONA
    3. 風の跡
    4. CRAZY ROMANCE
    5. You Won’t be my Friend
    6. 危険な日常
    7. 光
  • 浅井健一
    1. ひょっとして
    2. LAZY CRAZY BLUES
    3. ロージー
    4. ペピン
    5. DEVIL
  • 山下久美子
    1. FLIP FLOP & FLY
    2.Rock Me Baby
    3. Stop Stop Roc’k’n Roll
    4. 赤道小町 ドキッ!
    5. バスルームから愛をこめて
  • EN
    So young ~My Way
    (BIG BEATERS & 山下久美子 & 浅井健一)

  • <2018年10月20日(土)セットリスト>
  • ROCK’N’ROLL GYPSIES
    1. Bumble Bee Twist
    2. ただの夢
    3. 乾く夜
    4. Ho Train Boogie
    5. 黒の女
    6. HONEY BEE
    7. ようよう YO YO
    8. LUCKY LOVE
  • イマイアキノブ
    1. REAL WILD ONE
    2. 僕は泣かないことにした
    3. HELPLESS
    4. WAITING FOR MY MAN
    5. GUERRILLA DAY
  • SION
    1. だからこんな俺が嫌いだ
    2. リトルレッドルースター
    3. 彼女少々疲れぎみ
    4. お前の空まで曇らせてたまるか
    5. 俺の声
  • EN
    6. このままが with イマイアキノブ

  • <2018年10月21日(日)セットリスト>
  • ROCK’N’ROLL GYPSIES
    1. Frame Up Boogie
    2. NATURAL POWERED 1
    3. TRUCKIN’
    4. 空っぽの街から
    5. Living On The Borderland
    6. N.W.O
    7. 夢うつつ
  • 百々和宏
    1. CMC
    2. ニュールンベルグでささやいて
    3. どうしようもない恋の歌
    4. LEATHER BOOTS with TOSHI-LOW
    5. She’s so untouchable
    6. ロックンロールハート(イズ・ネバー・ダイ)
  • 山口洋
    1. Sweet Jane
    2. 明日のために靴を磨こう
    3. Old Guitar (Vocalは山口さんと花田さんが交互に₎
    4. Do The Boogie
    5. 満月の夕 with TOSHI-LOW and 百々和宏
  • 陣内孝則
    1. セルナンバー8
    2. 恋をしようよ
    3. キャデラック(飛び入り 百々和宏)
    4. 可愛いアノ娘
    5. ショックゲーム
  • EN
    TIME IS TIGHT(The Big Beaters)

PROFILE

池畑潤二(いけはたじゅんじ)

池畑潤二(いけはたじゅんじ)/福岡県北九州市出身のドラマー。1975年、高校生の時に大江慎也と薔薇族を結成。その後、1979年に人間クラブを母体にザ・ルースターズが誕生。1980年にシングル「ロージー/恋をしようよ」でデビュー。1983年に脱退後は、ZEROSPECTRE、NO STARS INNOVATION、浅井健一とのJUDEなどバンドをはじめ、布袋寅泰、吉川晃司、UA、トータス松本ら多数のアーティストのレコーディングやステージに参加。現在はROCK’N’ROLL GYPSIESやSION with THE MOGAMI、Ocuppy、HEATWAVEなどバンドのほか、セッションなどで幅広く活動中。また、ザ・ルースターズは2004年にオリジナルメンバーで解散するが、2009年以降は不定期にライブを行い、2015年に35周年を迎えた。屈強さと繊細さを持ち備えたビートで多くのミュージシャンに愛され、リスペクトされ続けている。伝説も多数あり。

池畑潤二 公式サイト:http://junzi-ikehata.info

BIG BEAT CARNIVAL:https://twitter.com/BIGBEATERS

取材・テキスト:DONUT(秋元美乃/森内淳)