山﨑彩音の「その時、ハートは盗まれた」
第13回目 『村上春樹 について』後編
みなさんこんにちは、山﨑彩音です。
高校卒業し、毎日昼間に起きて明け方に寝る生活してます…そして高校のことを一度も恋しくならない自分、裏切らないなぁと感心しております。
連載13回目は『村上春樹について』最終回~♪(v^_^)v
本当は後編(1)(2)とやるつもりだったんだけど、来週は村上春樹の小説に出てくる登場人物からタイトルをつけたミニアルバム『キキ』がリリース!なので予定変更して、この回で一気にキキについてと村上春樹の小説に出てくるオンナたちによる影響とわたしとの関係性について書いちゃいます!
ハルキの本に出てくるオンナたちのセリフは言葉というよりどこか詩的。
そしてどのオンナもみんな非現実的な存在。
(家がなかったり名前がなかったり、情報が少ない)
わたしはそんなハルキの本に出てくる“オンナたち”に影響され憧れて生きてきました。
—スプートニクの恋人/ミュウのセリフ—
『あなたってときどきものすごくやさしくなれるのね。クリスマスと夏休みと生まれたての仔犬がいっしょになったみたいに』
~憧れが招く事故~
色んな作品にだいたい謎めいたロマンチストなオンナが登場するハルキの本なのですが、だいたいに共通していることがあって、それは『突然消える』ということ。
“ある日突然、妻が姿を消した”
とか、“ある日からガール・フレンドが帰ってこなくなった、電話も繋がらない”など。
この『突然消える』という行為にわたしは胸がドキドキしてしまうのです。
それで生じる『突然消えたくなる病』
11歳のときに本を読み始めてから18歳の今に至るまで、わたしもそれなりに恋愛をしてきましたが、この『突然消えたくなる病』のお陰で色々失敗ばかりしてきました笑
まあ突然消えるということは私にはできなかったけど、連絡つかなくなるとかよくあったし、相手を困らせることばかり言っていました。
きっとそれは私がロマンチストだということが根本的なアレなんだろうけど、会話をするにしてもどこか本の中に出てきそうな会話にしてしまい、現実的には『お前何言ってんの?』ってなるよね~って話です。
だけれど、私の歌詞はそんなことばかりしてきた生活から出来上がっているもので、セリフみたいな歌詞や問いかけなどが多いのもここからきてると思うのです。
~キキとわたし~
キキというのは、羊をめぐる冒険、ダンス・ダンス・ダンスに登場する耳のキレイな女の子の名前で、私の“かわいい しあわせ たのしい うれしい” が全部手に入ったらいいのになって当時のリアルなキモチと、真夜中お月様に誰にも言えないことを尋ねてみたり、ぶどうジュースをわざわざワイングラスに入れて飲んでみたりする、幼き頃から今もずっとある少女的感覚感性を託した歌詞にぴったりだなと思ったので名付けました。
そして振り返ると17歳までのわたしの中にずっとあったもの。特に一番に大きく占領、もはや私を呪ってきた村上春樹という存在があり、日々生きていて感じることがあり、曲ができてきました。
それでこの作品を作るときに、目に見える形でそれを残さなければならないと思い“キキ”というタイトルにしたのです。
だから『キキ』が出来上がり、今までの自分はこの作品と一緒に何処かへ旅立ってしまったように思うのです。ここからまた自分を見つけ、次の作品を作り上げるのだと思うとワクワクします。
村上春樹が“職業としての小説家”という自伝エッセイで
『書くべきことを持ち合わせていない』というのは言い換えれば『何だって自由に書ける』ということを意味する。と言っていました。
だからいつだって、わたし自由さ♫何者でもないさ♫と思いながらワクワクしていこうと思います。笑
そして最後に!
わたくしの1st mini album『キキ』が一人でも多くの人に届きますように。
それではまたね! ♡♡

2017年 4月 26日(水)リリース
FSCT-1005 フォーライフソングス
¥1,200(税込み)
収録曲:プレゼント/〇/キキ/ La mer 全4曲