hotspringのイノクチタカヒロがロックンロールのアウトサイダーを綴るコラム

hotspring イノクチタカヒロの「遭遇!アウトなやつら」

2019/2/25

第10回:コラム残り2回! リバティーンズ宣言! なんじゃそりゃ!?

やっほーー。どうだい。うまくやっているかい。
このコラム、なんとあと2回で終了することが判明して、衝撃を受けたんだけど、よく考えりゃ「5月から12ヶ月間コラムを毎月書いて下さい」
って依頼だったんだ。
毎月、今月は誰紹介しよう……。ってテンパっていたけれど、もうあと2回しかないのなら、変化球を投げてる場合じゃないなと思い、自分にとって大切な「アウト」な人を紹介しようと思うよ。

っていうことで、今月はこの人。っていうかこのバンドを紹介するぜ!
はい。どーーーん!!

 

はい、ザ・リバティーンズ!

あまりに有名っちゅうか、今更何言いますねんって声が聞こえてきそうだけど、うるせえ。
好きなんだ。コラム終わるし。紹介させてくれ。

んー。シンプルに世界で一番かっこいいでしょう。こいつら。正義でしょう。ハンバーグとかカレーライスでしょうが。飯でいうところの。
これで燃えない男って、ふにゃちん野郎でしょう。帰れ、どこかへ。

リバティーンズはね、男4人組、ソングライター兼ボーカルが二人。っていうロックバンド結成するにあたって一番素晴らしい人数と役割で構成されたバンドなんだ。俺のなかでだけど。
ビートルズのポールとジョンとか。ストーンズのミックとキースとか。クラッシュのジョーとミックとか。日本だとヒロト&マーシーとか。
この、主役はれる人物がふたりいるバンド。燃えないわけがないじゃないですか。
お前どっち派? とか一万回以上友達に質問したりされたりするじゃん。わざとらしく「んー。迷うなぁ。」とか言って頭抱えたりして。

リバティーンズは2002年にデビューしたバンドで、2002年といえばさぁ、俺がロックに衝撃受けまくってた年じゃないですか。あ、ごめんそんなの知らないか。
衝撃受けまくってたんですよまじで2002年は。衝撃受けすぎて学生カバンにマジックペンで「punk」って書いてみたり、意味は良く知らないけど「do it your self」って書いてみたり。大変だったんだマジで。だって大変でしょう、そんなの。

レッチリが「By the Way」 をリリースしたりね、ニルヴァーナに衝撃を受けたり、パンクに多大なる影響をうけたり、なんかもう、最高だったんですよ。
それまでつるんでたヤンキーの友達とかさ、レッチリ聴かせたら爆笑されて、もういいやこいつらって疎遠になったんだもん。友達よりも大切だったんだマジで。

俺がリバティーンズを知ったのは多分2003年だと思うんだけど、70年代のパンクへの憧れがめちゃめちゃ強くて、「なんでワシはこんな時代に生まれたのじゃ。せめてあと30年早ければのう……」とかいって過ごしてたんですよ。
で、当時通ってた中古CD屋っていうか、ブックオフみたいなところでリバティーンズのファーストアルバム、ださい邦題『リバティーンズ宣言』を目にしてね、ビビビ!っときたのじゃよ。

ザ・リバティーンズ
『リバティーンズ宣言』の帯「ロンドン(倫敦)しか愛せない。ロックンロールしか愛せない。」とかなんかそんな事が書いてあってさぁ。そんなこと書いてあったらこっちはバカで若くて田舎モンなんだから、当然燃えるじゃないですか。
70年代パンクへの憧れ少年だったからね、リバティーンズを聴いたとき、現代にこんな音楽あるのか! みたいな衝撃が凄かったんだよ。
同じ時代を生きてる若者が、俺が一番大好きな、シンプルで、メロディアスで、不良がやるロックンロールバンドを現代のイギリスでやっているって事実に興奮して大変だったんですよ。まじで。

同じ時期にストロークスやホワイトストライプスなんかも登場したりして、「ガレージロックリバイバル」とか言われたりして。最高だったなぁあの3年くらい。
パンクのムーブメントみたいなやつが、俺の時代にやってきた!ってもう最高だったなぁ。

リバティーンズの魅力は、下手くそな演奏と、素晴らしいメロディ。知性を感じるところ。あと、不良なところ。
なんか、「陰キャの逆襲」みたいなのがテーマのバンド多いし、それはそれで凄いエネルギー感じるし、俺自身、常に何かしらリベンジしてやりたい魂の持ち主だからそういう人の気持ち分かるんだけど、
リバティーンズみたいな「センスのいい不良」が一番かっこいいと思う。勝てないと思う。
あと、メインボーカルの二人、
童顔で巨人でヤク中のピート・ドハーティと、ゴッドファーザーに出て来そうな見た目のかっこつけマン、カール・バラー。この二人の愛憎関係だと思うんだ。
初めてリバティーンズが演奏してる映像を観た時、ステージ上でこのボーカル二人がすっごい仲良しっていうか、イチャイチャしてて、一つのマイクに二人並んで、見つめ合って、もう唇ついちゃってるよってくらい接近して歌ってるのみて、この二人は出来てるのかな?と思ったよ。

めちゃくちゃ仲良いんだなとか思ったらライブ後はぶん殴り合いの喧嘩してたり、童顔で巨人のピート・ドハーティがラリリすぎて失踪したり、問題起こしてばかりいるから、カール・バラーが、「ドラッグやめるまではバンドに参加させない」って言ってきたことに腹立てて、カールの家に不法侵入して機材を盗もうとしたところ逮捕されたりなんかして、二人の仲が本当に険悪になってしまって、あっという間に事実上解散してしまったんだ。2004年だったと思う。
リバティーンズを好きになって1年くらいで解散しちゃった。
フジロックとかにもピート・ドハーティ抜きで来日してたよ。
ピート・ドハーティはドラッグの逮捕歴がありすぎて来日出来ないとかっていうけど、どうにか来日してくれないかなぁ。

解散した後はピートは「ベイビーシャンブルズ」、カールは「ダーティ・プリティ・シングス」っていうバンドを別々に結成して活動してて、すごい両バンドカッコいいんだけど、リバティーンズにあった、パンクさと繊細さみたいなものが、パンクさはダーティ・プリティ・シングス。繊細さはベイビーシャンブルズ。みたいに分裂されてて、これが合わさればリバティーンズなんだけどなぁ。とか思ったりしてたな。

時間かかったけどなんだかんだあって二人は和解して、2010年に再結成したんだ。
このニュース聞いた時、涙でるくらい嬉しかったな。再結成一発目のライブの模様を納めた海賊版DVDが西新宿のブートDVD屋で売ってたから、買いにいったな。
あ、これだ。

最初「ピートとカール、どっち派?」みたいなこと書いたけど、俺、この4人が並んで立ってるのが好きなんだよなぁ。

4月にかっこつけマンの方のフロントマン、カール・バラーが来日するんだけど、これ、みんな知ってんのかなぁ。
チケット代1万2000円もするんだけど、いくらなんでも高くない?
1万2000円っていったらポール・マッカートニーさんのライブくらいじゃないのかよ全く……。
まぁ、ぶつぶつ言いながら迷いに迷って結局チケット買ったんだけどさ、整理番号7番だったんだけど、大丈夫かな?
公演中止になりそうな予感がするんだけど、来て欲しいな。

 

リバティーンズの新作も今年出るかも? みたいなニュースあるし、楽しみだな。再結成してくれてマジでよかった。
おれ、ピート・ドハーティが日本に来れないなら、近い将来、俺がイギリスに観にいくしかないと思っているよ。

先日ナンバーガールが再結成!ってニュースもめちゃめちゃ嬉しかったけど、メンバーが生きてて再結成可能なバンドは、みんないつかは再結成すべき!
再結成してほしくないバンドとかいるかなあ? おれ、あんまその意見わかんない。
ブルーハーツとかはどうなんだろ? あんましてほしくないかなぁ? いや、絶対喜ぶな。

 

よし! つーことでな、あと数回頑張ってこのくそコラム書くから、それまでよろしくな!
これからは今回みたく自分にとって大切なバンドのことを書くかも。いや、どうだろう。

じゃあなくそコラム読者! 少しずつ暖かくなってきたけど、このコラム終了するまでヒートテックを脱ぐなよ! 約束な!

ちゃお!

 


hotspring – ダンダンダンダンッ (Music Video)