カタヤマヒロキが「食」と「ロック」を綴る異色コラム

カタヤマヒロキの「食べロック」

2019/1/11

第9回:「家庭的なビストロ」

「アッ」と言う間に一年が過ぎ、どうやら年が明けたようだ。

2019年、明けましておめでとうございます。

今年も食べロックの旅は続きます。

 

なんか、アレだね。たまにはスペシャルとして、動画とかも面白そうじゃないですか?

ひたすら食べて呑む、だけ、みたいな。

そして、ゲストとして仲の良いミュージシャンに参加してもらい、美味しいものを食べてもらい、酔っ払っていただこうの、巻。

ステージで輝いてるあの人も!

独特な世界観を持ってるあの人も!

決してMCで喋らないあの人も!

狂気溢れるステージのあの人も!

 

みーんな、お酒を呑んだら顔が「ポッ」と赤くなり、美味しいものを食べたらニヤニヤとしちゃうものなのだ。

 

または『全国各地食べ歩きの旅~食べロックツアー2019~』

今までツアーで訪れた各地の美味しいものを参加型で食べ歩き……なんつって。

夢は広がりますね。

美味いメシと酒は人を狂わせる。

こんな食い道楽を2019年も宜しくお願いします。

 

はてさて、今月はビストロについて。

と言うのも、改めて過去コラムを見直していると、和なテイストが多いことに気付いたので、たまには洋のテイストでいこうという魂胆である。

そのビストロは、街のはずれにひっそりと佇んでいた。

小さな商店街にぽつんと外観がボロボロの建物があった。他の建物とは少し雰囲気だった。ボロボロなのに、その古さがやけに格好良い、というか、一言でいうと「お洒落」なのだ。

色鮮やかな板が無造作に貼ってある扉。

少し中を覗いてみると、どうやら二階建てのビストロのようだ。

ただ、そんなに大きな店ではない。

基本店主が1人、たまにホールの人と2人でやってるようだ。客席は2階がメインのようだ。

混んでる様子だったので、後日改めて電話をしてみた。

予約が取れない。人気店のようだ。

それから2回ほど電話をしても予約が取れずに、3回目でようやく行くことができた。

 

「いらっしゃいませ。」

こういった個人店にありがちな「店員が高圧的」だったらどうしようと思っていたら、全然そうではなく、人の良さそうな店主さんで、まずはホッと胸を撫で下ろした。

2階へ上がると、テーブルが数席並んでおり、10人も入れば満席くらいの空間があった。

飾り気はないが、テーブルにはギンガムチェックのレトロなクロスが敷いてあったり、小さなラジカセでBGM流してあったり、なんだかパリの家庭的なビストロはこういう空気感なのだろう、と思えた。とても落ち着く雰囲気だった。

 

そしてメニューを見て、驚愕。

フードが大体600~800円、メインメニューも1000円前後なのだ。

そしてなんと、フォアグラのソテーが1200円。

ドリンクはカクテルも450円といった驚くべきハイコストパフォーマンスのお店だったのだ。

安さが売りのチェーン店などではなく、個人店でこだわりがつまってるであろうビストロで、だ。

 

さっそくワインのデカンタを頼み、料理もオーダーして待つ。その日はシェフ1人でまわしており、一品一品出てくるのに時間を要したが、それも醍醐味として楽しめた。

そんなことは全く気にならないくらいの魅力があった。

カタヤマヒロキの「食べロック」

デカンタも1000円ちょっとだった
容器も可愛い

カタヤマヒロキの「食べロック」

田舎風ぶた肉のパテ

この店に入ってから加点されていくポイント。そして、コスパだけではなく肝心の味もしっかり美味しかったことで胸の高鳴りがとまらない。小さなラジカセから「夢見るシャンソン人形」が流れていた。

カタヤマヒロキの「食べロック」

馬肉のタルタル

な、なんだこれは。こんなの初めて出会った。

生の馬肉を叩いて、ペースト寸前にしており、味付けはニンニクとオリーブオイル、タマネギの食感や、バジルの香りも良かった。つまみとして100点、パンに付けても美味しかった。

カタヤマヒロキの「食べロック」

生ハムと里芋のグラタン

寒い日だった為に暖かいグラタンは嬉しかった。しっかりとした生ハムとほっくほくの里芋。たっぷりかかったホワイトソースが絶品。

カタヤマヒロキの「食べロック」

フォアグラのソテー バルサミコ酢ソース

ばばーん。やってまいりました。フォアグラ。付け合わせのマッシュポテトと一緒に食べる。フォアグラがとろっと美味い。バルサミコ酢ソースも濃厚なフォアグラと良い相性。

カタヤマヒロキの「食べロック」

仔羊のロースト
美味いよ。こんなの。もう食べなくてもわかる! でも、食べる!

 

他にも、カルパッチョや海老のクレープ包み、などいただいたのだが紹介しきれないので割愛。

満腹に食べて、べろんべろん飲んで、お会計は想像よりかなり優しい金額だった。

「満足感」について、前回も記したが、かなりの満足感を得ることができた。

店主のさりげないこだわりも感じられて、暖かい気持ちに包まれた。

家庭的で、とても魅力的な、ビストロだった。

 

夢見るシャンソン人形 Poupée de cire, poupée de son


  • 地獄ヘルズ
    2019年2月3日(日)吉祥寺ROCK JOINT GB
    「地獄のロックンロールパーティー」
    出演:地獄ヘルズ/THE SLUT BANKS/首振りDolls
    PEN 18:30/START 19:00
    チケット:前売り 3,500円(1ドリンク別)/当日 4,000円(1ドリンク別)
    入場順:①イープラス→②GB店頭販売前売り→③GBHP予約→④当日券
    チケット:RJGB店頭&RJGB H.P予約(https://www.rjgb.tokyo/reserve
    GB店頭販売は16:00から
    ※一度にご購入頂ける枚数はお一人様2枚までです。
    問合せ:吉祥寺ROCK JOINT GB(https://www.rjgb.tokyo/
  • LüstZöe
    LüstZöe 1st single「憎威」
    web store:https://mayhem.buyshop.jp