THE BOHEMIANSの平田ぱんだがロックンロールのレコードを紹介するコーナーです。

平田ぱんだのロックンロールの話

2018/6/6

第30話:シオンの「シオン」だ!!!

第30回!平田ぱんだのロックンロールの話!

なんともう1年半もやってますここ

真面目に

とても偉いですよね

記念すべき30回目なので改めてこのコーナーの趣旨を説明するか

ここは平田ぱんだが個人的に持ってるお気に入りの歴史的に重要と思われるロックンロールのファーストアルバムを時系列で紹介することでロックンロールとはなんたるかを考察していくみたいな壮大な浪漫譚です

わかりましたか?

結構頑張って書いてるんですけどたまに確認なしでテキトーなこと書いてる時もあるので完全に鵜呑みにしないでください

前回も間違いにひとつ気づいたんですけどチバユウスケと甲本ヒロトの対談の雑誌ドールじゃなくてボロックスだったわ

なんか忘れたけどセックスピストルズの回にも後から間違いに気づいたんだよなあ、思い出したらいうわ

そんな感じの修正をへて

記念すべき第30回に紹介する30枚目のロックンロールファーストアルバムは、

こいつだ!!!

シオンの「シオン」

だ!!!

 

これは1986年に日本で発売されたロックンロールファーストアルバムだ

また日本のロックンロールファーストアルバムだ

もう4連続で日本のロックンロールファーストアルバムを紹介しているじゃないか

ロックンロールってアメリカで生まれたミュージックスタイルだから基本的に英語でやる用にできてるし僕も基本的に英語のロックを普段聴くんだけどもよ

ほんと子供の頃英会話学校に通っておけばよかったと常々思っているよ

大人になると暇じゃないからねえ、子供のうちに勉強しておくべきだった

学校の英語の勉強じゃなくて英会話ね

学校の英語の勉強って基本ペーパーテスト用の勉強だからあんなもんいくらやっても読み書きができるようになるだけで英語の聞き取りおしゃべりはできるようにはならないよ

小学生の時に英会話やらせて中学から読み書きの勉強って感じにした方がいいよマジで日本の義務教育

今年の日本のロックフェスの最大のトピックっつったらフジロックのヘッドライナーにケンドリックラマーとボブディランという現代のトップリリシストと60年代から長くに渡って走り続けてる最高の詩人という言葉の力で時代の頂点を極めた新旧の顔役の名が並んでるってとこだと思うんだけどさ、僕ケンドリックラマーもボブディランも心の底から楽しめたことがないんだ、何故ならば英語が聞き取りできないから、読むことはできるけど聞き取れない、いやサウンドだけでも普通に楽しめるは楽しめるんだけど「特にリリックがすごい」って言われているものをそうやって楽しんでいるとすごく損した気分になって素直に楽しめないんだよね

翻訳とか読みながら聴くこともできるけど詩なんてもんは意味よりも言い回しに感心するもんなとこもあるじゃないか。翻訳された詩なんてその翻訳した奴が書いた詩みたいなもんだよ極論言っちまえば。それに歌詞ってのはあくまでも歌だからね。ビートとメロディと調和してなんぼのものじゃん

ああ、こうなると英語圏に生まれたかったというか日本が英語圏だったらよかったのに、もしくはヨーロッパみたいに英語も話せますみたいな感じであればよかったのに

なんて泣き言が浮かんでは消える夜も無きにしも非ずですが、

いやいや待て待て待て!

僕達にはシオンがいるじゃないか!

そうさ!僕達にはシオンの言葉がわかるじゃないか!

100パーセント!シオンの言葉がわかる!

日本語を理解できる地球人!

やった!やったぞー!!!

日本人でよかった!日本語万歳!

そう、それくらいシオンの言葉はエグいくらい効く、効きまくる!!!

間違いなく最高の日本語の使い手のひとりだ

強烈!ただただ強烈!

「腑抜けたラップを聴く暇があったら俺は真っ先にシオンを聴く」

とは現在最もシオンフォロワーを名乗るに値する男イルボスティーノ率いるブルーハーブのファーストアルバムでのパンチライン

このライン一発で僕はブルーハーブを信用することにしたね当時

それくらいシオンは強いんだ

言葉の強さだけじゃなくて声も強いんだぞ!

その言葉を歌うべき声というか、もし甘っちょろいその辺のヒットソングなんて歌ったらその歌をギザギザにして黒く染めてしまうような気がするほどの声の持ち主だ

ブルース、そう一言でいうならばブルースということだ

ブルースでしかない言葉と声の持ち主シオン!

そのファーストアルバム!

いつもの通り1曲目から紐解いていくか、自身の経験などを混ぜ合わせながら

1曲目!

風向きが変わっちまいそうだ!

これ2007年の僕のテーマソングだったね

めっちゃこれ口ずさんでたよ

2007年つったら僕が上京した年だよ

もうこのシオンのファーストアルバムがシンクロしまくってしまくってちょいちょい部屋でひとり酒飲みながら聴いて涙、なんてこともありましたよ

基本的に初期のシオンの歌の内容ってのは東京の歌だからね

田舎から夢持って上京した男の挫折などを主に扱った自虐歌が目立つ

いやほんと染みたよ

このファーストアルバムと85-87っていう初期ベストが上京仕立てのおらいに沁みる沁みる!

高校生の時に借りてきたCDだったけどその時聴いてる時感じたことはむしろ東京への憧れだったけどね。

僕も東京に行きたいって気持ちがむしろ強まったよ。

東京を思い描いたね

でもやっと念願の東京についにきてみたら、という理想と現実

初期のシオンの歌って基本的に東京と俺って感じだから上京したことがある人にはみんなに大なり小なり共感みたいな覚えるところもあると思うんだけどさ、僕の友人がさ、当時こんなこと言ったのよ「俺はシオンと同じ19の時に東京に来たからお前よりもシオンの歌が理解できる」とかって

いやいやいやいや、何をいってんだこのハゲは?!お前親の金の大学行って遊んでただけだろうが!ってなったよね

絶対ロックバンドに夢みてギター一本担いで上京したこの俺の状況の方がシオンの歌の世界にマッチしてるだろが!ってね。まあ、シオンの歌はそれくらいそれぞれに強烈に作用するって話ですな。

そんなおもひで

いやとにかくもうこの時期のシオンの歌はマジで染みた、染みまくった、凄まじいシンクロ率だった

もう「右も左もわかんねえ!」とはこのことか状態だったからねほんと

「家賃と飯代を、稼ぎ出さなきゃ!」

2007年なんかせっかく上京したのに東京ではほぼ活動してないからねボヘミアンズ

もったいな

家賃の安さだけで住居を板橋区やら足立区やらロック文化の中心地からはるか離れた場所に設けてしてしまったのも痛かった

住む場所ってのは思った以上に大事なんだ、距離は時に人の心も離すからね

ロック文化に焦がれて上京する若人にはちゃんと高円寺新宿間やら下北渋谷間あたりのロックの匂いのする付近にちゃんと住んだ方がいい、まずは、とアドバイスしておこう

吉祥寺って言う亜種もいるけど、まあやっぱ高円寺新宿下北あたりだわなんだかんだでロックは

とにかく2007年はマジで1年無駄にした、1年出遅れたと言ってもいい、そんな感じだった

後悔、でも仕方なかったかなとも思う

「とにかく歌どころじゃなーい!生きることからやりなおしさ」

とはこの歌の歌詞ですが

ほんとそんな感じだったんよ

コネも何もなしでほんと来ただけって感じだったし

東京に行けば楽しいことが沢山あると漠然と思っていた日々だったからね故郷山形じゃ

「東京に出て音楽なんて古いんだ、地元も仕切れずに何歌う気だ?」とはブルーハーブのセカンドアルバムからのパンチライン

これも効いたけどね

ブルーハーブは東京に出ないで東京に対するディスを歌うことで独自の立ち位置を確立したと言う意味である意味シオンと一緒だね

キーワードは東京だ

でも地元をレペゼンなヒップホップ文化と違ってロックンロール文化は代々基本的に故郷を捨ててきたもんだからね

だからまあ、しゃーないね

風向きが変わっちまいそうだ/SION

 

2曲目!

ソーリーベイベー!

これも聴きまくった、そして効いた、効きまくったねー

歌詞を書いとくと

「ソーリーベイベー、誰かさんみたいに俺に明日みえないから、ソーリーベイベー、約束なんて、とてもできたもんじゃないんだ、こんな俺をうらむかね」

だ!

もう2007年の頃の僕もまだ若かったし一端に結婚というものへの憧れみたいながあってさあ

もうわかるぞ、わかるぞシオンーって感じだったね

でももう11年も東京で気ままなひとり暮らししてるとさあ、いまさら他人と暮らすなんてマジでごめんなのよ

ひとり暮らしに完全に味しめちゃってね

毎日いい気分だよ

みんなほんと人と暮らしたがるよね。あれがほんとで理解不可で

肉体が元気なうちは絶対しないわ結婚

そーいや思えば当時付き合ってた人シオンと同じ山口県民だったわ偶然にも

福岡近辺の県ゆえにかラーメンは生まれてこのかた豚骨ラーメンしか食ったことないっつーから「俺の大好きな味噌ラーメンなるものを食って人生を変えろ!」って食わしたら「味噌汁みたいだね」の一言で済まされたから間違って結婚しなくて本当によかったと今にして思うよ

食が合う合わないは重要でしょう

ねえ?

まあそれは冗談

次!

3曲目!

レストレスナイト!

なんかさっきからもうロックがどうとかよりもシオンの歌に寄り添った自身の思い出探訪みたいになっているじゃないか

いかんいかん

でもそれくらいシオンの歌と言うものは強烈で人々の思い出とガッツリ合体するのよってことで許してちょんまげ

シオンの歌で思い出引き出して、ムチャクチャに書き散らかすぐらいが、生まれつきろくでなしの、

俺には、関の山さ!

ってね

いや間違った

俺には、せ、き、の、や、ま、さ!

うん

ちげえねえ

4曲目!

コンクリートリバー

この日本で誕生した歌の中でも最上級の路上の歌

大都会、東京の、ひとりの男の、最上級の、路上の歌

「ブルースに体をゆだねながら、逆らい続けてる奴らを思ってる。夜明けにはビートが滲むように、何かが変わってく、俺は信じてる」

そういうことだ

「今、コンクリートリバー、足をとられても、いつか流れにのれるさ!」

そういうことだ

ここでA面終了

レコードだとね

CDだとたしかこの後にデビュー曲にして代用曲の俺の声がくるんだけど僕レコードしか持ってないから今日はレコード基準で

1986年はレコードからCDに移り変わる過渡期だったみたいで普通にレコードとCD2枚ずつ出してんだよねみんな

普及しきってないCDに価値つけるためなのかなんなのかデビューシングルの俺の声とそのカップリングのハードレインが入ってるわけで僕もMDで聴いてた時分はそっちで聴いてたんだけどこうして聴くとないほうが流れ的にはいいかな

A面はきっちりコンクリートリバーでしめて欲しいもの

つーか僕俺の声はインディーズ盤の方が好きなのよ

初期ベストで聴けんだけどさ

それはこのアルバムのラストの街は今日も雨さにも言えることなんだけどさ

シオンの声と言葉ってすげー強烈だからゴージャスなバンドサウンドない方が実はけっこー活きたりするんよ

まあそれはそれでいいんだけど

なんにせよ俺の声を聴かないでシオンを聴いたと言ってはいけないというか俺の声一曲だけでシオンを語ってもダメではないくらいに強烈な歌だから是非聴いた方がいいねとだけ言っておく

B面!1曲目!

新宿の片隅から!

誤解を恐れずに述べるなら、ロックンロールは新宿だ

下北沢でも高円寺でもない、東京のロックンロールは新宿だ!

例えばライブハウスレッドクロスの最も信用できるところは新宿の片隅にあるところだ

そうは思わないか?

なんでかって?

しるか

なんとなくだ、なんとなく

なんとなく、ロックンロールは新宿だ!

2曲目

トゥナイト!

だいぶ解説がテキトーになってきたぞ

いいんだ

ロックンロールだから

くたばりたくなければ、続けるだけさ!

トゥナイ!トゥナイ!

3曲目

今日もまんざらじゃなかった

イエスアイドゥ

今日もまんざらじゃなかった、楽しみにとっておいたカップラーメンの賞味期限が過ぎていたことと、やけにうんこがズルズルなことと、まだうんこができってないなってことをのぞけば

今日もまんざらじゃなかった

4曲目

街は今日も雨さ

ラスト曲

これも2007年の上京僕のテーマソングだったねえ

「何が都会の気ままな暮らしだ、それどこじゃねえ、まったくそれどころじゃあねえ」

ってな

いやー今はそんなことないよ

都会の気ままな暮らし最高だよ

ずっとこのままでいたいよ

マジオススメ

都会での暮らしがよくなると今度はあんなに嫌いだった故郷のことが好きになってくるという仕組みの化学でしてねえ

今では東京ラブ山形ラブでラブラブで超愛と平和って感じだね

おかげさまでー

そんな感じ

今日はこのくらいで許してやるか

今日もすごくライトな感じにかけてラッキーだったね

次回もこんな感じでライトに行きたい

日本ロックが続いてるから次回はアメリカロックのファーストアルバムにしようかな

80年代も後半になってくるとポツポツロックが息を吹き返し始めるからね、ここらでひとつ大して好きじゃないけど一応持ってる歴史的に重要なファーストアルバムを紹介しようかなみたいな

レッドツェッペリンのこと書いた時くらいのテンションの感じで書くことになるのかなおそらく

まあたまにはいいでしょライトなのが続くのも

だってもうすぐあのブルーハーツがひかえてるからね

いやーだってそこは気合い入れたいでしょー

その前に息抜いとかんとな

なんてな

つーことで唐突にじゃあな

最後に貼ってもらうユーチューブは普通に俺の声でいいんじゃないでしょうか

シオンはいいぞーシオンは

他に好きなアルバム上げろっつわれたらアイドントライクマイセルフかなあ

なんかすごくよく聴いてたこのアルバムも昔

そんな感じ

じゃ、バイ

 

俺の声/SION