音楽・ロックンロールのWEBマガジン
Rock is(ロックイズ)

THE BOHEMIANSの平田ぱんだがロックンロールのレコードを紹介するコーナーです。

平田ぱんだのロックンロールの話

2018/10/3

第34話:真島昌利のファーストアルバムだ

またしても北海道からの帰りの飛行機で書き出しているじゃないか

平田ぱんだのロックンロールの話

以前こんな状況の時はたしかバディホリーのことを書いていたな
行きの飛行機でリトルリチャードのことを書き、帰りでバディホリーのことを書き、そして東京の空港に着いた頃合いにちょうど第一回のエルビスプレスリーの記事があがり、「反響はどうだ!?」と期待したもんだった

もうこの連載も長いから、大分ケータイのバッテリーもくたびれた、今朝まで満タンだった電池量はもうすでに3分の1だ、
それでも書かないわけにはいかねえんだ!
どうかバッテリーよ、もってくれよ!

ふっふっふ、それにしてもリトルリチャードにバディホリーにエルビスプレスリーとアメリカンロックンロールレジェンドの名がこれだけ連続で表示されると自分で書いたわけなのだけどどんな理由であろうとやはりアガるな

だがな今日はお前この野郎、リトルリチャードやバディホリーそしてエルビスプレスリーにも勝るとも劣らないロックンロールレジェンドのファーストアルバムの紹介がテーマだから馬鹿野郎、期待して読めやいなてめえな

そう、レジェンド、レジェンドの待望のファーストアルバム、、これほど待望という言葉が似合うファーストアルバムも珍しいくらいの、知らない奴可哀想くらいのレベルの勢いの、ロックンロールファーストアルバム、、!

それは、、コイツだ!!!

 

「夏のぬけがら」

真島昌利のファーストアルバムだ

 

真島昌利、世界一の男、最高のロックンローラー兼最高の音楽家

そう、音楽家だ

真島昌利通称マーシーは最高の音楽家なんだ!

天才ミュージシャンとオシャレに言い換えてもいい!

そんなマーシーがファーストアルバムを出すだなんて!

待望以外の言葉が見当たらない!

聴いてみたいじゃないか、、
マーシーのファーストアルバム、、
ブルーハーツのギタリスト兼ソングライター、、

そう、

僕らの真島昌利!

マーシーのメロディー!
マーシーのリリック!
マーシーのリズム!
マーシーの仕草!
マーシーの佇まい!
マーシーのサウンド!
マーシーの歩き方!
マーシーの生き方!
マーシーの夢!
マーシーの存在!
マーシーのマーシーたるあのマーシーっぷり!

全てが好きさ!

ラブさ!

全部さ!

カッコいいさ!

カッコ&Eさ!

キスがしたい!

キスがしたいけどそんなことしたらマーシーが汚れてしまうからしないさ!

じゃあ、1億円あげたい!

持ってたら絶対に1億円あげたい!

今までのお礼に!個人的に!今までの人生でマーシーから貰った感動の対価に1億円あげたい!

でも持ってない!そんな大金!

1億円なんてすごい枚数の札束だし絶対貰っても邪魔だから差し上げれなくてよかったよね!

大体にしてマーシーは絶対1億円くらい余裕で持ってるはずだしさ!

ロックンロールで稼いだんだ!

で、なんの話だっけ!?

そうそうマーシーの待望のファーストアルバムね、夏のぬけがらね、あの金字塔ね

そうさマジ金字塔、
重要、
チェックしてない奴まじ可哀想
アンテナ低すぎ、
マーシー天才、
ちょーかっこいい、
一番好き、
なめたい、
でも舐めたらマーシーが汚れるから嫌だ、、、

あー!また同じ流れになっている!

俺!冷静になるんだ!

まずビックリマークの多用をやめようか
このマークは卑怯だ、というかよくできてる
!だけであきらかにはねた感じを表現できててマジ天才だと思う生み出した奴、マーシー並みに天才だ

ビックリマークを生み出した奴はマーシーばりにヤバイ!

 

さて、冷静になったところで何から話そう僕の好きなもの

おらいの乗る飛行機はまだまだ飛んでいる

大型台風24号の影響はほとんど受けなかった、混み合いを予想して起きる時間が1時間早かったくらいだ、おかげでまあまあねむいぜ
まあ寝てる間にすべてすんでてよかったぜ、外ときたらどうだい、台風直後特有の盛大な晴れっぷりで眩しくてしゃーないぜ

 

そんな話はどうでもいいか

 

前回たしか次回はついに夢の90年代突入!
ロックのみならずミュージック産業が最も花開くあの夢の90年代だ!
そして一番最初に紹介するファーストアルバムは、コイツだ!
ってやるって予告を書いたような気がするんだけど、

すまんあれは嘘だ

80年代の末期中の末期に、この最高のファーストアルバムが登場していたことをすっかり忘れていたんだ

こんな大好きなファーストアルバムは予定を変更してでも書かねばあかんべやなあ?

1989年11月に発売されたらしいぞこの最高のファーストアルバムは

ご存知ブルーハーツの最高のギタリスト真島昌利の手によるものだ

当時はブルーハーツはトレイントレインがドラマの主題歌などになってヒット!
そしてテレビに出まくったりしてお茶の間レベルで大ブレイクしちゃってえらいことになっていたらしい

そんな時分に突然現れたファーストアルバムがこれらしい

この頃はそんなブルーハーツ成功効果をモロに食らってマーシーはかなりいっぱいいっぱいになってたらしいよ

意気込みまくりすぎ気味なマーシーに「そんなんじゃ潰れちゃうよ」ってヒロトが言ったとか言わないとか

その時に初めてヒロトから窘められたとかなんとかいう

そんなエピソードを耳にしたことがある

そして歌があの「能天気」だったりするらしい

そんくらい切羽詰まっていた時期らしい

ソロアルバムを出すのはバンドに不満がある時だけってどっかで一回くらい言ってたこともあるような気がするしマーシー的にかなり色々な時期で色んな葛藤くぐり抜けて制作されたファーストアルバムのはずだきっと

でもそんなことはリスナーの僕らには関係がない

まずする判断は良いか悪い、というか、好きか嫌いか、だ!

あの頃は伝え聞くところによるとパンクロックアイドルともいうべき存在だったらしい真島昌利、そんな彼が生み出すソロファーストアルバムだなんてものが発売告知されたら当時のキッズ達は絶対に「ギンギンにうるさいギターとガッツンガッツンにノド鳴らしたシャウトに彩られた抜群のパンクロックンロールアルバムのはずだ!」と期待したに違いないんだ

だが、残念だったな、当時のキッズ、2018年の現代日本人の俺から言わすとだな、、

マーシーの底がそんな浅いわけないだろ!

大体にしてそんなアルバムは普通にブルーハーツでやればいいんだからな

だってヒロトの方がかっこいいもん歌

おらいも若い時分にはぶっちゃけマーシーの方が声かっこいいよね、
もっとマーシーに歌ってほしい、
とか思ってる時期もあったりしたけどそれは完全な間違いだったさ

なんかインターネットの普及でマーシーが歌うマーシー作の有名ブルーハーツナンバーの録音物を誰かがこっそり隠し持っていたレア音源なんかがけっこー手軽に聴けたりするようになったけど、それを聴くとほんとヒロトってすっげーかっこいい歌手なんだなって思うんだよ

はっきりいってマーシーの声最高だけどヒロトの方が歌がすごい
声じゃなくて歌がすごい
だからそんな爆裂パンクロックはブルーハーツでやればいいんだよ

夏のぬけがらはこれで正解!

そんな感じで当時のキッズ達のガッカリの音の残響が今でも聞こえてくるような気がするマーシーのファーストアルバムは、あえてジャンル分けするならばフォーク、か?
それだけでくくるのは些か乱暴がすぎるか、

まあエレキの威力はほぼ感じ取れない、所謂アコースティックのサウンドが支配したアルバムという点については間違いないはず

ギンギンさなどかけらもない

それどころか、せつない

このアルバムで主に表現されている事象はあえてひと言で言うと

徹底的な夏の憂い、

だな

この世に夏ほどせつない季節はないという気持ちにさせられるほどの徹底的な憂い

夏の憂い!

ビックリマークをつけても決して明るくならない、照らされないあの心の隅の靄

暑さにばかりかまけて、忘れがちだが夏にはよく雨が降る、台風だってある、決してハッピー一色ではない

常夏と真夏は似て非なるものなんだ

だからこそマーシーは夏を突いた!

夏というハッピー野郎の持つ影を暴いた

夏は偽善者と似ている

嘘ではないけどとにかく嘘に似ているんだ

もう夏なんか偽善者だ!

そんな気分にさせられるぜ、時に

勿論それは、大袈裟にいうと、だがな、、

でもたしかにそんな気持ちになる瞬間があったんだ!
信じて!

ということでそろそろ書くか、あの文句を、決定的な一言を、言い当てたとしか言いようのないあの歌詞を

このアルバムの1曲目に登場するアレを

 

夏に疲れるなんてそれはとても罪なこと!

 

ってな

つまり夏は罪の季節ってことか

夏に疲れない奴なんかいやしないからな

いたとしたらそいつは完全な馬鹿だ

元気でなにより!どうぞお幸せに!ってなもんだ

 

いつだってマーシーの織りなす夏の景色は夏の終わりをはるかに越えたところにある情景だ

思い出はいつの日も夏

夏以外歌になる季節はない、
と、かつてマーシーは言っていた文字列を見たことがあるが、
それは軽いジョークにも近い言だったのかもしれないが、
ほんとそうなんじゃないかって気にさせられるんだぜ?
このアルバムを聴くと
マーシーは別に普通に冬の歌も多数作っているけどな

ああ、なんかすげー聴きたくなってきた
はやく帰りたい
そうだよさっきから飛行機での暇の持て余しっぷりを反映するかのごとくつらつらと書き連ねているけどもう随分長いこと「夏のぬけがら」なんて聴いてないんだもん
それこそ大型台風に感化された夏の思い出のごときテンションで書いてるよさっきから実は

うーん、これはもう恒例の一曲目から順に一言添えていくスタイルは帰って一回通して聴いてからにしようかな
だって万が一間違ったこと書いてたら恥ずかしいじゃん
もう2000回くらい聴いてるアルバムだから普通に全歌詞全メロディー余裕で脳内再生可能なんだけど、自分のバンドの持ち歌の歌詞すらちょくちょく飛ぶ僕ですから、念には念を入れて、ね

マーシーどうこうという要素を抜きにしても普通にジャパニーズロック名盤シリーズに名を連ねるべき名盤だからねこのアルバムは

下手なこと書けねえや

そうそうそうなんだよな、このファーストアルバムマジ名盤なんだよな
個人的にはこの次に出したソロセカンドアルバムの方が大好きな曲多数って感じなんだけどアルバムとしてのトータルで語るならやっぱこっちに軍配あがるよな

 

問題だよ、

ああ、はっきりいって問題さこれは

マーシーのソロファーストアルバムが文句のつけようのない名盤なことはマジで問題だよ

こんな素晴らしい作品が聴けて幸せだって気持ちが強まれば強まるほど僕らの中にはとある感情が沸いてくる

 

ヒロト抜きでこんな最高なアルバム作らないで!

 

という複雑な感情がね、、

ああ、マーシーは天才さ、

完全に天才音楽家さ

たったひとりでも最高さ

でもだめさ

だって僕らは知ってしまっているんだ

ヒロトとマーシーがふたり並んで立っているあの光景を!

素晴らしく眩しいあの夢のドリームを!

だからやめろ!
やめるんだマーシー!
ヒロトぬきで最高のアルバムを作るな!
いやだ!
いやなんだ!

やめてくれー!

 

でも、まあ、作っちまったもんはしょうがないな、
東京帰ったら久しぶり滅茶苦茶に堪能しよう

うーん、、そう思うだけで、ヨダレがズビッ!

 

そう考えるとあれだな、

不幸なアルバムだな、

脳内再生するだけであんなに名盤なのに、

ヒロトとマーシーという世界規模で奇跡の出会いがあったばっかりに、

マーシーのソロアルバムのその出来が素晴らしければ素晴らしいほどに、

僕たちは感じてしまうんだ、

ヒロトの不在を

否応無しに

 

完璧であればあるほどそれは色濃くなっていく

マーシーのソロアルバムを聴いているとついついちょくちょく考えてしまう、

「この歌をヒロトが歌ったらどうなるだろう?」

頭の中で別バージョンが流れてしまう

なんとサウンドまでも弄ってしまう!

悲しいファンのサガよ、、

 

で、と、
さて、
そろそろ飛行機が着陸するようだ
ケータイなんかいじってるのはマナー違反だな
電源をお切りくださいって言われたはずだろう!?

つーことで唐突にじゃあな

帰ったらまた書くわ
アルバム聴いてから

つーかあれだな
実は最近引っ越したばっかだからどのダンボールに夏のぬけがら入ってるかわかんねえわ
つまり、まずは片付けか

過酷だぜ

つーことで一先ずアディオス

アデオス!

んで今家

東京の家

正に家でいえーい!状態

クソ疲れたけど楽しかった札幌ライブ
いつも以上に熱くて暑くて分厚かった
マジクソサンキューロックみたいな感じ

そんなこんなで札幌での激戦で疲れ果てた体に鞭打ってダンボールなんとか全部片付けて見つけだしたぜ「夏のぬけがら」のCD!
そして即鑑賞したぜ、

へいよー、ベイベー、、

このタイミングでこのアルバムに触れられてマジラッキーだぜおらいはよ

マジにそう思うよ

大型台風が24号とかいってまだしつこくいらっしゃったこんな秋口のタイミングに

おらいらがせっかく諦めきったはずの夏ってやつへの執着が疼いて疼いて仕方がにゃーぜ

このアルバムを今日聴けて本当によかった

マジ心のムードとぴったしマッチ

やっぱ夏ってのは懐かしむ時にこそ本当の価値があらわれるな

まだ体感残ってるこのタイミングでの夏のぬけがらの効きは中々のもんでしたぜ?

真夏の最中なんてもんはただ単にクソアチいし虫は出るし体臭くなるし電気代はかさむしいいことなんて服を重ね着しなくていいってくらいしかないもんな実際の話

だが夏はいつだって去り際がさびしい

なんなんだ夏あの野郎は!

散々騒いで終わったら終わったで寂しくさせて!

また来てくれないと、許さないんだからね!

ってなもんだよな

あー染みた染みた

もう書くことなし

だって十分楽しんだんだもん今

心喜び放題状態

君もこうなることを願っているよ

なるといいね!いつかの年に

兎にも角にもマーシー最高!

完璧な男!

ラブ!

 

終わりました

ええ、終わりましたとも

ああーん?一曲一曲解説ぅぅ?

タコ野郎、、

まだそんな夢見たいなこと言ってるのか!
いい加減目を覚ませ!
マーシーのファーストアルバムを一曲一曲解説なんか誰がするか!
いいから聴けよこの野郎!
明日朝一で買いに行け!
そしてあの夏を部屋の片隅におけ!
いいな!

 

でもこれってアナログ盤ってまだあるかなあ?

ちょっと前にブルーハーツの全部とマーシーのソロの最初の二枚アナログで出たよね?

残念ながら買わなかったけど

いやいや後から出るアナログなんて邪道さ

当時レコードとして販売するために作られたやつをアナログで買うのは意味があると思うが当時CDでしか出てないものを時を経てアナログレコードにして販売!ってなーんか違うんだ

商売っ気が強すぎる

もちろん金が有り余ってたら迷わず買うがね

有り余ってなくても今みたいに基本CDで売るんだけど同時にアナログでもケッコー売りますみたいなだったらアナログを買うけど

えーとなんだ?そうそう「夏のぬけがら」をさっさと聴けって話ね

でもこのまま手抜きと思われたまま終わるのも癪だから、本当に本当にかるーくなんか書いてくか

1曲目!

夏が来て僕等

 

いつだって僕らの思い出は、夏から始まっていた!

人生は夏にはじまる

当たり前の話

終わりなき午後の冒険者だ!

2曲目!

クレヨン

 

少年の挑戦は、いつだって夏に行われる!

それがクレヨンの書き方だろうがなんだろうが御構い無しにそこに夢を見出す!

それが少年ってもんだ

真夏の少年ってもんだ!

 

3曲目!

さよならビリーザキッド

 

ここから一気に少年の夢から大人の深みにハマり始める

おらいはリアルでロックンロールを共有する十代からの友人がふたりだけいるのだが、ひとりはおらいと同じく未だ奔放に生きていて、ひとりはさっさと就職して結婚して早々にパパになった

後者の彼を僕らはこの歌にかけて「お前はもうビリーだな」などとからかうような季節もかつてはあったもんだが

今となっては互いにすっかりいい大人、こっちは年齢だけがだがね

だが相変わらずのロックンロールビッグファン

良いんだか悪いんだか

それは死んでから考えよう

後悔はない、少なくとも、今のところは

 

4曲目!

風のオートバイ

 

好きな女、女じゃなくてもいいけど、そんな人が現れることが人生には何度も何度もあるはずだ

それがたったひとりしか現れないことと1400人くらい現れてしまうことのどっちの方が幸せなのか俺にはまだわからない

俺は今日まで生きて来て少なくとも思い出せるだけでも380人は好きな人が目の前に現れたような気がするのだが

あれは果たして幸運だったのか?

それにしても幸運とは、、よく考えたら、

ちょっと文字配置変えたらウンコってなるじゃねえか!

そう、幸運とウンコは紙一重さ

そんなもんいちいち気にするこたあねえやいな

 

5曲目!

小犬のプルー

 

なんかみんなの歌的なもののカバーらしいけど

そんなことよりも小犬ほど可愛いものはこの世に存在しないってことの方が大事だ

小犬のプルーの不在と夏が過ぎ去った後の切なさは同等に価値と断言できる

俺は小犬を愛さない奴を許さない

何もしてなくてもそんな奴を信用できるか

小犬は可愛い

どうしようもない感情だこれは

止められない

 

6曲目!

地球の一番はげた場所

 

マーシーの敬愛すると噂の友部正人氏のオリジナルナンバーのカバー

随分サウンドがレゲエってるようだが、恋のリズムってのはいつだってレゲエだから間違いないよな

オリジナルを聞いたことがないからこれが全てだ

恋はズンチャだ!

7曲目!

オートバイ

 

曲数的にはレコード的にはここからB面?

最近でたアナログの奴は当然買っていないどころかチェックすらしていないのでわからない

しら

それにしても4曲目にすでに風のオートバイというナンバーがあるというのにまーたオートバイときたもんだ

これは確実に意味をつけにきているな

じゃなきゃこれほどの統一感を示したアルバムで二度オートバイの文字がやってくるはずがないんだ

風の奴と違ってこのオートバイに乗っているのは大人の男性だ

急に大人になった

大人は一人だ

人とは一人が当たり前だ

大人の男性とは結局は一人というものを理解した男のことだ

ちんちんはいつだって一本なのさ

生まれた時からずっとそうさ!

 

8曲目

アンダルシアに憧れて

 

このアルバム唯一のアップテンポナンバー

それもそのはず、この曲はブルーハーツの前にマーシーがギターボーカルで在籍していたちょーかっこいいモッズグループであるtheブレイカーズ時代のオリジナルナンバーなんだからな

マーシーのソロではこうしてブレイカーズ時代のナンバーが歌詞を変えたりなんだりしながらもちょいちょい解禁されるのがいい

ブルーハーツでもハイロウズでもちょろちょろ登場したりするけどガッツリってのはソロでが多い

ヒロトのコーツのナンバーは全残しにしたけどブレイカーズの曲は完全封印していたマーシーが、ついに初のメジャー解禁となった記念すべきナンバーだ!

しかもこの曲はあの有名アイドル歌手近藤真彦に楽曲提供されたというから大変だ
しかもこのスパニッシュなムードのビートナンバーがゆえにフラメンコ的なダンスの披露にもってこいということで代々ジャニーズジュニアとかに歌い継がれているらしい
定番レベルらしい
おらいもなんとなくカラオケでこの歌を歌ったらその場にいたジャニーズ大好きっ子がなんでこんなジャニーズナンバー知ってんの?!って反応をしてきたことがたった一度だけあるくらいさ
勿論これは真島昌利っていう世界で一番かっこいい人の歌なんだよって優しく教えてあげたさ、多分ね、覚えてないけどきっとそうさ

ちなみこのアルバムってブレイカーズ時代の相棒の篠原太郎さんと一緒に作ってんだよね

基本エンジニア兼ベースみたいな感じなのかな?

知らんけど

実はここだけの話僕らも昔ファーストアルバムを篠原太郎さんに作ってもらったんだ

すげーマーシーの当時のこと聞きまくりたかったんだけどなんかそれって無礼かなって思って結局何にも聞かなかった

聞けばよかったなー

本当はすっごく知りたいんだブレイカーズ時代のマーシーのこと

マーシーのことならなんでも知りたい

絶対にオールオッケーさ

今のマーシーも昔のマーシーも超ラブさ

なんてったってマーシーなんだからね

ラブじゃないはずがないのさ

 

9曲目!

花小金井ブレイクダウン

 

つーかもう疲れた

書くのが

だって昨日すごい札幌のライブ盛り上がったし

だからどんどん頑張っちゃってすげー疲れたし

今朝も台風の影響で早起きしたし

寝不足だし

ほいでこれ書くためにCDの整理までしたし

おかげで新居が少しはスッキリしたはした

音楽を楽しむために最も必要なのはスペースだ、と言ったのは僕の高校からの友人の弁だが、まあ、大雑把にそれは正しいと認めざるをえないなこれは

スペース無くして音楽あらず

部屋のみならず心のスペース、耳の穴のスペース、音楽の感動を待ち受けるために開けなければならないスペースはこの世に数ある

夏の終わりの空虚というスペースは勝手に空いたな今年も

そこはこのマーシーのファーストアルバムで必ず埋まるだろう

このアルバムを聴くために今年の夏は終わったのだと言い切れるくらいにね

つーことでもうやめる

書き残したことなんかない

明日になりゃ浮かぶかもしれないけど少なくとも今のおらいにはない

この疲れ切った体に最後の最後ににたった一つだけ残った、究極のセリフを書き記して今夜は終わろうか

それは、

こうだ

 

ルーレットがまわるように、毎日がすぎてゆくんだ、何にどれだけかけようか、
友達!
今がその時だ!

 

このアルバムの最後の曲ルーレットからの完全な引用だ

でもほんとそうなんだわ

わかる?

真島昌利のファーストアルバム「夏のぬけがら」

確実に聴くなら今

逃すな

友達!今がその時だ!

どうか掴んで、楽しんでくれ

 

 

つーことでマジ終わる

推敲もせずに送るぜこの文

いやほんと疲れてるんだってば

ほんと札幌盛り上がりまくったの死ぬほど

ボヘミアンズ全国8ヶ所のワンマンツアーはじまってんの

その2ヶ所目の札幌最高だったよ

マーシーのアルバムくらい最高だった

ベクトルは違えどね

心の振れ幅的にね

つーことで

さようなら僕の友達よ

またすぐ書くからよとハンドルを左に

また逢う日まで

 

ってこれ

 

平田ぱんだのブログの方の締めの文句じゃねえかよ

 

たしかにブログももう随分書いてない

9月の出来事をひとつも記していない

こんなこと前代未聞だ

全ては急に引っ越ししたことが悪い

だって今日からネット繋がったんだもん

あーよかったネット最高

でももう無理

眠い

さいなら

次回からはついに夢の90年代のファーストアルバムの紹介です

ご期待大

 

LV アンダルシアに憧れて