THE BOHEMIANSの平田ぱんだがロックンロールのレコードを紹介するコーナーです。

平田ぱんだのロックンロールの話

2018/12/5

第36話:ザ・タイマーズのファーストアルバム「ザ・タイマーズ」だ!!!

どうだい?

僕は、普通さ

つーことでもう第何回だかいつしか数えるのをやめてしまった平田ぱんだのロックンロールの話だが

実は来年いっぱいで終わろうと思ってる

「ファーストアルバム縛り」を

ああ、あくまでもファーストアルバム縛りをな

なんでファーストアルバムでロックの歴史を辿ろうとしたんだろうか僕はまったく

もう次誰のファーストアルバムについて書こうって月末に考えるのめんどくなってきたから来年の12回分全部何書くか決めたさっき

つーことで夢の90年代突入はキリよく来年からにするということで、今日もまたしても1989年に発売されたロックンロールファーストアルバムの話をしようじゃないか!

それは

こいつだ!!!

ザ・タイマーズのファーストアルバム

「ザ・タイマーズ」

だ!!!

ふっふっふ、僕の大好きな忌野清志郎、とよく似ているゼリーという男が率いる謎の大物ロックンロールバンド、という設定に当時なっていたが、普通に忌野清志郎率いるロックンロールバンドのファーストアルバムだ

キヨシローには沢山ファーストアルバムがあるんだ

以前ここで紹介した黄金期RCサクセションのファーストアルバム「ラプソディー」の他にも初期RCのファーストアルバム『初期のRCサクセション』も勿論忘れちゃいけないし忌野清志郎名義で出した初のソロファーストアルバム『レザーシャープ』も重要だしその他にもRC解散後に細野晴臣坂本冬美と組んだHISのファーストアルバムやRC解散後初めて組んだロックンロールバンド忌野清志郎+THE 23’Sのファーストアルバム『ゴーゴーニーサンズ』だってあるし他にも忌野清志郎リトルスクリーミングレビューのファーストアルバムやラフィータフィー、ラブジェッツのファーストアルバムなんてもんまである

バンド名義になっていなかったりアルバムを出していないって条件ならもっとあるんだ

シングル限定のユニットとか入れたらもっとだ

音楽キャリアが長い&コラボレレーションに常に積極的だったからもうほんと沢山ある

こんなに沢山のバンドを組んでファーストアルバムを出した人はおらいの知る限り日本で忌野清志郎だけだ

もしかしたら世界でもキヨシローだけなんじゃないだろうか?

つまり、めっちゃくちゃバンドマンだったということだ!

キヨシローは世界で一番バンドマンだった!

え? 数組んだだけじゃんって?

はあ?

ははーん、さては知らねえな?

バンド組むのがすごいことだということを!

下手したら一生かかっても組めないくらいすごいことなんだ、バンドを組むということは!

僕なんか今のバンドやめたらもう一生バンド組めないと思ってるもん

今のバンドやめたら引退するしかないかもな、、

そしたら僕は、バンドマンじゃなくなってしまうのか?!

い、嫌だー!

捨てないでー! ボヘミアンズ! 僕を、捨てないでー!

そう、バンドで一番すごいことは最高のライブをすることでも最高のアルバムを作ることでもましてや長年続けることでもない、

バンドを組むことが一番すごいのだ!

バンドを組む、それは大変なことだ、難しいことだ、だが、それを乗り越えてしまえばあとは最高だ!

やめるまでずっとハッピーだ!

多少は辛いこともあるかもしれないけど、バンドマンでいる幸せに比べたらどれも微々だ!

バンドマンはいいぜーバンドマンはよぉぉぉぉぉ!

さあ君もレッツトライ! そしてファーストアルバムを出すんだ!

ファーストアルバムまでの道のりも、まあこれまた結構遠かったりするけど、なーに、バンドを組むほど難しいことでは決してない、保証する

つーことでそんな数々のバンドと数々のファーストアルバムを世に送り出してきた最強のバンドマン忌野清志郎がRCサクセション以外である意味初めて組んだロックンロールバンド、それがこのタイマーズだ!

このタイマーズ結成までの経緯を軽く話そうか

まず、RCサクセションが崩壊寸前だったということだ

これはバンドマン キヨシローにとっては辛い話だ

80年から85年くらいまで急激にジャパニーズロックンロールバンド史上初ってくらいのスターになってちょー多忙を極め、信じられないくらい精力的に活動してきた黄金期RCサクセションだが、売れっ子バンドならではの色々が重なったかどうかしらんけどキヨシロー以外のメンバー全員がなんかもうすげえやる気なくなってたらしい

初の海外レコーディングだ!っつってロンドンにレコーディングに行こうとしたらメンバーがやる気なさすぎて誰も行こうとしなくて仕方ないからキヨシローひとりで行ってイアンデューリーのブロックヘッズとか元クラッシュのドラマートッパーヒードンとかとともに初のソロ名義アルバム『レザーシャープ』を作る羽目になってしまったほどらしい(だが素早く尖った最高作だ)

RCサクセションってキヨシローが率いてるようにみえるけど実際はすげえ民主的でリーダーとかいない感じだったらしいからバンドマン忌野清志郎にとってはけっこう悲しい状況だったらしい

そしてなんとかメンバーのやる気を起こさせようとあのヒット作&問題作の『カバーズ』を作ることを発案したらしい

キヨシローはメンバーが少年時代大好きだったロックナンバーのカバーアルバムを作ればみんなのってきちゃって昔みたいにバンドでワイワイできるはずだ!と思って企画したらしい

でもこのカバーズの中のエルビスプレスリーのカバーナンバー「ラブミーテンダー」が反核がテーマで、ほいでエディコクランのカバーナンバー「サマータイムブルース」の歌詞が思いっきり原子力発電所批判だったために当時の発売元のレコード会社東芝EMIの親会社の東芝が原子力発電所関係めっちゃやってたかなんかって理由で圧力がかかってなんか発売できませんってなってしまったらしい

巨大企業、、

でも全11曲のこの内容の日本語歌詞の替え歌の発売許可がとれたこと自体が東芝EMIっつー巨大企業パワー頑張りが確実にあったっつーからな

大変だもんなー洋楽の日本語カバー許諾

僕のボヘミアンズもけっこーいっぱいあるんだけどなー洋楽ロックの日本語カバーナンバー

もうめんたいロックみたいにオリジナルですって言い張って出すしかねえのか? なんて話もちらほら

まあそんな感じでレコード会社のスタッフのみんなが一生懸命発売許諾をとってRCはRCで楽しくゲラゲラ笑いながらなんとか完成させたこのアルバムが誰が言ったかわからないような一声で急に発売禁止になってしまったことがキヨシローの中でかなりでかい出来事になったらしい

実際直後に発売されたこのタイマーズのファーストアルバムなんてこのことに対する恨みつらみの歌盛り沢山だもんな

でもおかげでこのことは普通に一般のニュースでも取り上げられる大ごとになり話題になってめでたく別のレコード会社から発売されたこのアルバム『カバーズ』は見事RCサクセション初の総合アルバムチャート初登場1位を記録!

まったく皮肉な話もあったもんだぜ!

そんなこんなで「やったぜ! 久々のヒットだ!っていうかほとんど最大のヒットだ!よーし、こういうのがいいんだな? この調子で次はもっともっと過激な歌を作りまくってやるぜー!」ってキヨシローはノリノリになったんだけど如何せんバンドメンバーのやる気は相変わらずない、ということであったらしく、仕方なく後輩のバンドマンを集めて結成されたのがこのタイマーズという流れらしい

なぜわざわざ新バンドを結成しなければならないほど行動的だったかっつーのは

まずなんかキヨシローに初めて子供ができたってのがデカかったらしい

なんかしんないけどキヨシローって「子供が生まれたらもう曲が作れなくなる」って勝手に思い込んでたらしくてそんな感じでこの時期にとにかくもうめっちゃくちゃ曲作ってたらしい

そう聞くとなんかやけくそにも似たエネルギーに満ちているこの時期は曲が

あとキヨシローが3歳の時に死んだ実のお母さんの遺品の戦争への恨み節を綴った日記とかをこのあたりの時期に読んだりしたのもデカかったとも聞く

そんな感じの色々でキヨシローの社会的意識改革がちょうどカバーズあたりから表れているということになっているらしい

そんなこんなでこの時期のキヨシローは生まれ変わったかのごとくエネルギッシュでフレッシュ感全開なのだ

タイマーズはそんな時期に組まれたロックンロールバンドだからエネルギーが有り余っている!

もう怖いものなしだ!

喧嘩だって売りたい放題だ!

気に入らねえもんみつけたらさあ突撃だ!

巨大産業に小石をぶつける!

みなぎるパワー意味なんてない!

キヨシローがいまだにジャパニーズロック界隈のみならずジャパニーズヒップホップ界隈とかからも普通に一定のプロップスを保っているのはこの80年代末期の活動内容、その最たる例であるタイマーズの活躍によるところがわりと大きいとおらいはふんでいる

怖いもんなしで巨大な敵に小石を投げ続けたって姿勢でな

短い活動遍歴の中で数々の問題伝説を残しながらも、まずタイマーズと聞いて誰もがまず思い浮かべるのは例の「FM東京事件」だろう

あれがタイマーズを語る上で最もわかりやすくかつ面白おかしくかつ楽しい

テレビ番組映像としてバッチリ残ってるから後進の僕らもバッチリ楽しめる

しかも地上波のテレビの生放送の歌番組での話だからね

一言で言うと、誰にも内緒でメンバーだけで決めて練習して番組の予定と違うFM東京を罵倒しまくる歌をかました、って話だ

理由は簡単に言えばカバーズの曲やタイマーズの曲とかを放送禁止にされた挙句友人の山口冨士夫と共作したティアドロップスの「谷間の唄」ってナンバーまでもが放送禁止にされたことでついにムカついてやったって話らしい

その映像はユーチューブにあるはずだからそれをここに貼っといてもらおう

もしも貼られてなかったらロックイズ側が貼り忘れたのさ

とってもかっこいいから是非みてみてくれ!

みたかい?

よかった

そうさキヨシローは根本的にふざけてる

だから笑える

だからみんなが好きなんだ

行動の動機は怒り、かもしれないが、行動の目的はあくまでも「やってやったぜ!」みたいな笑いが先行しているようにみえる

そうさ、笑えなければ意味がないんだ

エンターテインメントの必然の全て笑いだ

これをわかってない奴らが多すぎる気がする

別にシリアスなのはいいが怒りだけでは誰も幸せにならないし何も変わらないんだ

自分と誰かが笑えなきゃ意味がないんだ、つまんないんだ

キヨシローは誰も傷つけない

だから許される

そうさ、キヨシローは許される

キヨシローだから許されるんだ

一応念のためいっておくけどキヨシローじゃないくせにキヨシローの真似をしてこのFM東京事件みたいなことをするやつがいたとしたらそいつはほぼマヌケだぜ?

キヨシローじゃないくせにそんなことをするな

キヨシローは1970年からはじめたRCサクセションとかであらゆる苦難を乗り越え地下から這い上がり結果を沢山残した男だからこういうことをやってもサマになるし、許されるし、笑えるんだ、いくつもの夢を生んだ対価なんだ

大して結果も出してないようなハンパもんが公共の場で少々騒いだところでなんの意味もない、どころか俺たちが愛してるロックンロール自体の印象が悪くなる、そしてきっと誰かが傷つく、素敵だって二度と思われなくなる、それは絶対にクソなんだ

ちなみ仮にバンドで大成功してたってダメだぜ? 中でも特にまるで媚びついたようなニヤケヅラでメディアに出てる芸能人もどきみたいなバンド連中には絶対似合うわけないよキヨシローの真似なんか。やったってどうせ叩かれて終わりさ。そして誰にも笑ってもらえないんだ。かわいそー

わかったか? わかったら二度とキヨシローの真似しようだなんて思うな

とまあ、念には念を押して書いたわけだが、

幸か不幸か今のところ歴史的にみても公でキヨシローほど馬鹿やった馬鹿野郎はみかけたことがないんで、多分大丈夫だろうがね

もしくはやったとしてもそのそのあまりのハマらなさっぷりがまるで笑えなかったために全員の記憶から消されてるか、だろう

まあなんにせよ、キヨシローは大馬鹿野郎

すっげ笑える

マジかっこE

つーかこのFM東京の歌の次に何事もなかったかのようにそのままデイドリームビリーバー普通に演奏するとことか最高にクールだよな

デイドリームビリーバーは今じゃコンビニ最大大手のセブンイレブンでもう何年も流れ続けててセブンイレブンがある土地の人なら絶対テレビCM込みで一度は聴いたことあるんでねーのクラスのキヨシロー最大の有名曲だけど当時でもカップラーメンのCMソングだかなんだかでけっこーヒットしてたらしいから当時としてもこの効果っぷりはバッチリだったはずだ

そうなんだよな、このタイマーズのファーストアルバムにキヨシローのキャリアで最も有名になるナンバーが収録されてるってなんか面白いよな

つーかキヨシローってRCサクセションで有名になったのにRCサクセションでの世間一般的なヒット曲って皆無なんだよな実は

だってRCで最大セールス記録したシングル「サマーツアー」だっつーじゃない

ロック好きでもパッと浮かぶやつ少ないべあんなん

最大代表曲の「雨上がりの夜空に」だっていまだなんやかんやロック好きしかしらん曲だし、シングルチャート一位を獲得した「い・け・な・いルージュマジック」も忌野清志郎+坂本龍一名義ソングだしあとはソロ名義でCMソングとしてヒットした「パパの歌」くらいか?

そういう風に見るとマジでデイドリームビリーバーの人だなキヨシローってもう

あくまでも世間一般的には、だが

そんなデイドリームビリーバーだが、RCサクセションの『カバーズ』の流れを汲んだ所謂「洋楽の替え歌ナンバー」だ

60年代にビートルズの世界的成功に対抗してアメリカの芸能界が勢力を上げて作ったバンド「ザ・モンキーズ」

その全米第1位を記録した最大のヒットナンバーの替え歌

世界最大の音楽マーケットであるアメリカの職業音楽家達がその力を注いだだけあってモンキーズの楽曲はどれも素晴らしい、おらいも大好きだ、だが、タイマーズのデイドリームビリーバーと、モンキーズのデイドリームビリーバー、どちらでこの魂が揺さぶられるかといったら、、いうまでもあるまい?

モンキーズのやつの方が僕らの快感原則に媚びついてきて、たしかに聴いていて、いーい気持ちだ

だがなタイマーズのデイドリームビリーバーは、揺さぶられるんだ!

やられる、やられる、やられるー!ってな具合にな

もしもそこらの白人かなんかがタイマーズのデイドリームビリーバーを聴いて「HA!HA!HA!HA!HA!HA!ナンダイコレhaー」なんてのたまりしくさりやがったとしたら間違いなくそいつじゃ日本語を理解できてないから遠慮なくそいつの耳元にそっとマヌケと言ってやるべきだ

そんな事態がおこらないことを祈るがね

そう、キヨシローは日本語なんだ

日本語とビートを共存させる天才だ

メロディにのせれる奴は腐る程いるが、ビートに自然にのせれる奴はそうはいない

清志郎に関しては、もーほんとコレぞ天才って感じでしかない

それも決して研鑽を感じさせない天才的ビート言語感覚の持ち主なんだ

天然でビート感覚に優れている

だからこんなベッタベッタの日本語でのイングリッシュソングの替え歌でもしっくりくる、どころか原曲を超える感動を生む

よもやいないと思うが、日本語がわかる一般の日本人でタイマーズのデイドリームビリーバーがモンキーズのやつよりよくないなんていう奴いたら、ガチでマジクソセンスねえぜ?

超友達なりたくねえわとりあえず

あとコレもいいけどRCのアルバム『カバーズ』に収録されてるジョンレノンのイマジンの替え歌

あれもやべえよ?

ジョンレノンは頂点だから、もはや超えることは何人たりとも無理だけど、並んでるね、うん、並んでる

キヨシローの替え歌系でデイドリームビリーバーとイマジンはマジ至高

よし、ジョンレノンスーパーライブでイマジンかましてるキヨシローのユーチューブ映像ここに貼ってもらおうか

貼られてなかったらロックイズ側のミスさ

どうだい?

みたかい?

感動したかい?

そうかい

よかったよ

僕だけじゃなかった

安心した

僕はなんやかんや通算2000回くらいみてるよユーチューブでキヨシローがイマジンやってる映像を何パターンも色々

仲間がいるのさーってな

一番泣けるわ

ちなみに最後の「僕らは薄着で笑っちゃうー」ってやつは初期RCの未発表曲で黄金期RCのシングルのカップリングで発表されたレア曲のフレーズだ

それを挟み込んでくるキヨシローはやはりナイスだ

わかってもらう必要なんかないんだ!

にしても、キヨシローのギター、僕好きだな

うまいとか下手とかそんなチャチな次元ではないとこで、好きだ

ほんとあんましキヨシローのギターに関していいも悪いも好きも嫌いも聞いたことないけど、少なくとも僕は好きだね

そう考えるとタイマーズは再びキヨシローがギターを持って歌ったというところがなかなか重要かもしれんな

しかもアコギ

生音ギター

アコギはビート感表すのに超適してるからね

エレキギターみたいに電気の力で増幅されてない分それを弾く人間のビート感が否応無しに滲み出る

それがアコギ

元々RCサクセションってのはドラムスのいないギター、ギター、ベースの3人組だったわけだからな

弦楽器だけでビート感を作り出さねばならなかったってわけだ

そこで培われたビート感覚は確実に日本語ロックンロールの確立に貢献してるよな

この連載で初期ルースターズが日本語ロックンロールを完成させた!って書いたけど、全ての元を正せば全部RCさ

同時期のはっぴいえんどとか頭脳警察とかだとやっぱフォークにしか聞こえないもん言語ビート感的に

アコギをドラムにして、というか声も体も全部ドラムにしてギンギンのビートで日本語をぶちまけた初期RCから全てははじまったはず、多分

キヨシローがいなかったらみんな気づけないでいたかもしれないね

少なくとも50年は日本語ロックンロールの完成は遅れただろう

もしかしたら未だに届かないでいるかも、なんて話も

だからこのタイマーズで再び忌野清志郎がアコギを持って歌ったことはいわば怪我の功名

そうさ、ロックンロールバンドのピンボーカルってのはどうしてもギターを持ったらガッカリされちまう

ミックジャガーもイギーポップも甲本ヒロトもエレキギターを持つコーナーがくると観客は密かにガッカリする

それがどんなに音楽的に必要だったとしてもね

それは仕方のないことなんだ

僕らが高い金払ってまでやってきた理由、夢に見てた光景は絶対にそれじゃないからね

ピンボーカルの人は正直ギター持たないで欲しい、ここまではいいか?

だがな、例外がある

それが忌野清志郎だ!

許される!

派手な衣装とメイキャップで大立ち回りするキヨシローを求めながらも、キヨシローがギターを持って木偶の坊みたいに突っ立って歌っても全然嫌じゃない、どころかそれも同じくらい好き! という奇跡

ああ、奇跡さ、こんなもんは

ほんとキヨシローは奇跡なのさ!

それに加えてタイマーズは全員生楽器なところがマジクソいいよな

絶対に嘘だけはつかないぞ!って姿勢にみえてしまえていい

それでやるのがまたああいった歌だからなあ

もう信用するしかないぜ!

多少しでかしたって笑うしかないぜそりゃ

むしろ笑えないやつがかわいそうだぜ!

でも立場ってもんがあるからな、、一応怒ったふりをしなきゃな、ある程度責任はおってもらいますよ?ってくらいにはな

でもきっとキヨシローに本気で怒る奴なんかいやしねえさ

そんなやつ絶対汚ねえ、みたくねえ、

いないっていってくれよ!

それは他ならぬキヨシロー自身が笑顔を求めてるからに他ならない

キヨシローは誰も傷つけない

個人攻撃なんかしない

あくまでも巨大産業巨大権力に小石をぶつける

「やったぜ! ざまあみろ!」くらいの感覚のはずさきっと

あくまでも僕個人のキヨシロー観でだけどね

実際はどうだったかはもうわからないが

だから311の震災の時の原発事故のあとネットとかでやたらキヨシローが引っ張り出されてたのはなんか違うなって思ってみてた

絶対そんな悲しいノリじゃないんだってキヨシローは!って

もっとなんつーか、明るくはないんだけど、クスクス笑えるっつーか、もうほんとにそう笑えるかどうかなんだって

心底暗い話やどうにもならないことを明るくしたりどうにかしようとしたりするってんじゃなかったはずなんだ

ちくしょう! 気に入らねえ! 言ってやる! どうだ! やった!って感じだけだと思うんだ単純に

わかるかなあ?

わかる人にはわかるとは思うんだけどわかんない人に伝えられるか全く自信がないなあ

シンプルなことほど伝えるのは難しいよないつだって

もういいや、やめた

タイマーズのファーストアルバムの話しようぜ!

1曲目!

「タイマーズのテーマ」

これまたザ・モンキーズの「ザ・モンキーズのテーマ」の替え歌

「タイマーを持ってる! タイマーが大好き!」って歌うナンバーだけどどう聴いても「大麻を持ってる! 大麻が大好き!」って歌ってるからね

大麻所持はここ日本じゃ今も昔も立派な犯罪

吸うのはいいけど所持はだめ、売買なんかもってのほか!

そんな犯罪賛美歌なのに時計的な意味をさす外来語のタイマーって文字で表記しちゃえば大丈夫!だなんてな

まったく馬鹿馬鹿しい話もあったもんだぜ!

キヨシローはあくまでも冗談で、ヘラヘラと、しかも替え歌で、社会の矛盾点を突く!

とまで書いてあれ?

もうすぐ10000文字到達じゃねえか馬鹿野郎

おらいは大体mixi日記でこの連載書いてっからよ、すぐわかんだ、mixi日記は10000文字までだからな

10000文字超えたら前後編適用がこの連載のルールだ

まあ多少超えちまったちょいちょいあったはあったが、来年いっぱいでこのファーストアルバム縛りを終えると宣言したからにゃあ、ここらでしめとかんと示しが付かないでしょうってなもんでして

このへんで、おさらばするじぇーってなもんよ

もっとしたかったな、タイマーズトークっていうかキヨシロートーク

キヨシローはほんと最高だよ

知れば知るほど好きな男だよ

日本の歴史上で一番好きな男さ

僕の一番に届き切った人さ

極限さ

アイラブなのさ

とりあえずタイマーズに限って話せばさ、このタイマーズのファーストアルバムもいいけど1995年に突如復活してリリースされた2枚のアルバム『復活ザ・タイマーズ』と『不死身のタイマーズ』も聴いてほしいなってかそっちの方が聴いてほしいかもしんまい

特に『不死身のタイマーズ』はロックファンのみならず音楽ファンなら超マスト

『復活ザ・タイマーズ』はメジャーからリリースされててこっちの『不死身のタイマーズ』は内容があれだからってことでインディーズでリリースされたわけなんだけどこっちの方がダントツで好き僕は

ダントツ笑顔になれる

「笑える」ってのも色々あるからさ、「笑顔になれる」がやっぱ正しいよな

笑えるだと人をいじめたりしての笑えるみたいなのとかも笑えるに含まれちゃうもんな

そうだな、「笑顔になれる」が正しいのかもしんないな日本語的にはもしかしたら

でもこっちの『不死身のタイマーズ』は絶版すぎて普通に手に入んないっていうか普通に中古での値段も高いCDもアナログも

頑張れとしか言いようがない

つーことで唐突にじゃあな

平成の後の年号何か知らんけど来年はその第一弾でついに夢の90年代に突入するぜ!

 

ザ・タイマーズ