THE BOHEMIANSの平田ぱんだがロックンロールのレコードを紹介するコーナーです。

平田ぱんだのロックンロールの話

2019/4/3

第40話:ザ・ハイロウズ『THE HIGH-LOWS』(後編)

第40話:ザ・ハイロウズ『THE HIGH-LOWS』(前編)

7曲目オアB面1曲目

「スーパーソニックジェットボーイ」

このアルバムからのサードシングル
シングルバージョンはシングル用の再録
ハイロウズはタイアップが決まるとちゃんとシングルをきるからアルバムからけっこうシングルある
これは再録してくれただけ良心的

これはマーシーが当時最も気に入ってるって発言してたローリング・ストーンズ系の純度100パーのロックンロールナンバー
この手のちょっと人によっちゃ単調に思えるようなミドルなテンポのナンバーはキッズの時分には実はあんまり好きじゃなかった
パンクロックの方がはやくて派手でわかりやすくていいもんね
でも自身のタマキンの成熟と共にすっげえわかるようになったってか大好きになった
やっぱロックンロールは腰にこねえとな
精子が増えねえロックンロールなんざ所詮はお子様向けよ
一番かっこいいのはやっぱ男のロックなんよ
それも不良のロック
その辺を意識的に担っていたのがマーシーのはずだ
このアルバムのヒロト作の曲は「ミサイルマン」以外はわりとポップで楽しいやつだ
でもマーシーのやつは基本的に不良だ
もう完全にブルースでブルーハーツを殺そうとしている
超不良姿勢
さすがマーシー
考えてみりゃマーシーは不良だ
声が不良だ
顔も不良だ
服も不良だ
なんてこったいマーシーは不良か
でも優しそうだ
好きだあ
かっこいいだあ

つーかほんとハイロウズに関してはかっこいいしかいうことねえなもう
これは案外早く終わるんじゃねえかこの文も
なんて感じで調子乗ってどんどん余計なことでも書くか
「スーパーソニックジェットボーイ」
どうでもいいじゃないか

このファーストアルバムがリリースされたのは1995年の12月で、こっから3年くらいが最も日本のCDセールスがいい時代だから世の中的にはカスみたいな存在であるロックンロールバンドにも金が回るようになっていてどんどん本物のロックンロールバンドが世に現れまくってるらしい
現在でも第一線で活動してるキングブラザーズとかギターウルフだって考えてみりゃ90年代デビュー組だ
その中でもやっぱセールス評価共に頂点だったのは96年にデビューするミッシェル・ガン・エレファントと花の91年デビュー組のブランキー・ジェット・シティの2組でしょうなやっぱ
もうふたつとも純度百パーのちょーカッケーロックンロールバンドだ
こんなかっこいいバンドが日本で売れまくってたことがあるなんて今じゃ考えられない
絶対今だったら売れてないでしょこんな純度100パーのものなんか
でも僕は当時全然無理だったんだよなこのふたつ
別にロックンロールに対して特別なこだわりもなかったしっていうか知らなかったし好きな音楽はなんでも関係なく選んで聴いてたし
ミッシェルブランキーは一応リアルタイムだけどなんつーかもうかっこよすぎてこの僕には関係ないものって感じだった
一応聴いてはいたけど硬派すぎるっていうか不良すぎるっつーかなんならちょっと嫌だったくらい
なぜかというと一言でいうと笑えないから
僕この世で最も尊いのは笑いのセンスだと思ってるから
もちろんそれだけあってもダメだけど笑いのセンスのある人がかっこつけてるのが一番好きなんだ

そういう意味でハイロウズは最適だった
ロックンロールの楽しさを教えてくれた
それももう90年代じゃなくて『HOTEL TIKI-POTO』も出てたから2000年代に入ってからだったけど
当時の友達経由で知ったんだったその魅力に
もっと早くハイロウズに出会えてたらもうちょっとマシに生きれたかもしくはハイロウズに出会ってしまったからこんなになってしまったのか
とにかく日本のロックンロールが最も華やかだった時代90年代の三代ロックンロールバンドを決めるとしたらミッシェル、ブランキー、そしてハイロウズで決まりだ!
でもこの三番目の英国三大バンドでいうとこのザフーの位置は人によってマチマチだな
三バンド目はザ・イエロー・モンキーだって書いてるのを見たこともあるしな
いやーでもイエモンは違うっしょメジャー感強すぎだし歌謡色も強すぎだし
純度100パーの90年代ロックンロールトップスリーに加えるわけにはいかない
いやいや俺はハイスタンダードだって方もいらっしゃったかな?
ハイスタは僕も当時大好きだったけど純度百パーのロックンロールかと問われればいささかキッズ向けすぎるっつーかメロコアすぎる、ブルースの、不良の渋みがない気がする
じゃあゆらゆら帝国だ! と自主的に発案
たしかに超かっこいいけど、90年代トップスリーに入るにはちょっとアングラ色が強すぎるし単純にセールス面で負ける気がする
やっぱ評価的にも売り上げ的にもポジション的にも三つ目はハイロウズっしょ
90年代ジャパニーズ三大ロックンロールバンドはミッシェルとブランキーとハイロウズで決まり!

でもハイロウズがなんかしっくりこない理由ってのは単純にブルーハーツがあったからってだけだよね
どうしても次の二番目のバンドって感じになってしまってるからな今尚
ハイロウズはブルーハーツから結局逃れられなかったバンドだと思うよ
ブルーハーツが一切なくてガチでハイロウズが新人バンドだったんなら全然評価違かったはず
ブルーハーツがあったからあんなに売れたんだろという人もいるかもしれないけどサードアルバム『ロブスター』とか聴くと別にそんなことなかったんじゃないかなって感じもする
いや売れたさ
ちげえねえ
だってハイロウズかっこいいもん

まあどうでもいいじゃないかそんなことはどうでも
どうでもいいじゃないかそんなことはどうでも

ロックがもう死んだんならそりゃあロックの勝手だろ

B面2曲目

「なまけ大臣」

真島昌利作詞作曲

ある意味このアルバムで一番不良なロックンロールナンバーだ
それはサウンドがというより歌詞が、だ
もう憧れて文章の方も怠け大臣してしまおうか
面倒な手続きなしで

ゴロゴロゴロゴロゴーロゴロ
ゴロゴロゴロゴロゴーロゴロ
ゴロゴロゴロゴロゴーロゴロ
ゴロゴロゴロゴロゴーロゴロ
ゴロゴロゴロゴロゴーロゴロ
ゴロゴロゴロゴロゴーロゴロ
ゴロゴロゴロゴロゴーロゴロ
ゴロゴロゴロゴロゴーロゴロ
ゴロゴロゴロゴロゴーロゴロ
ゴロゴロゴロゴロゴーロゴロ
ゴロゴロゴロゴロゴーロゴロ
ゴロゴロゴロゴロゴーロゴロ
ゴロゴロゴロゴロゴーロゴロ
ゴロゴロゴロゴロゴーロゴロ
ゴロゴロゴロゴロゴーロゴロ
ゴロゴロゴロゴロゴーロゴロ

どうだ、まいったか、そして伝わったか?
気分はもうサイケデリックか?
そしてキューティーか?
そうさ男はかっこよくもなければならないがキューティーでもなければならないんだ
いや、もしかしてプリティーの方が英語としてはあってるのかな?
かっこいいだけではダメなんだ
それだけじゃ僕らは喜ばない
たまにはプリティーな一面も見せてくるガイが好みだ
「この人のために自分ができることは何かないかな?」って考えさせるのが究極の男だ
与えられてるだけじゃ結局退屈なんだ
自分にできることを探させる
そして行動に移させる
そんな力がハイロウズにはある
例えばゴロゴロゴロゴロゴーロゴロと歌うことによって「面倒くせえのはお前だけじゃねえ俺もなんだぜ!」って感じで教えてくれたりしてな
まさに理由ロール

ハイロウズに出会わなければ僕は多分何もしなかった
ずっと受け身で人生を終えてたかもしくは下手したら人に多大な迷惑をかけまくるタイプの最悪刑務所ゆきの何かになっていたかもしれないサイコパス気質あるくさいし
少なくともロックンロールバンドはやってないはず
大学でビートりょうに出会ってバンド始めたわけだけど多分ハイロウズに出会ってなかったら「りょうくんってギター弾けてかっこいいよねー」で終わってたんじゃないかな
んでずっと熱心なバスターズやってたと思う
バスターズってのはピロウズファンの総称ね
僕はピロウズとハイロウズが十代の頃の二大バンドだったんだ
だからたまに「じゃあピロウズとハイロウズのどっちの方が好き」って訊かれたりするけどはっきり言ってその質問ナンセンス
好きのジャンルが違うから答えらんないって感じ
ピロウズは仮にロックンロールとか関係なかったとしても普通に好きだと思う、でもハイロウズはロックンロールだから好きであってロックンロールじゃなかったら多分好きじゃない

その証拠に初めて聴いた時はぜんっぜん好きじゃなかったハイロウズ
だって僕もともと音楽に「かっこいい」とか求めてないもん
ポップでキャッチーなのが好きな子供だったよみんなと同じくある時期までは
ハイロウズを初めてみたのは96年の12月の「ミュージック・ステーション」
多分クリスマスシーズンかなんかだったからなのかメンバー全員がトナカイの被り物して茶色い全身タイツで「ロッキンチェアー」を歌って踊ってた楽器も持たずに
僕はその時はもうブルーハーツをベスト盤を2枚くらいはレンタルしてきてたくらいはブルーハーツが好きだったからその時初めてテレビでハイロウズをみて「ブルーハーツはあんなに歌詞もよくて真剣なのにハイロウズのこれは何だ? まったくふざけてる、とても同じ人がやってるとは思えない」って思ったね
そっからしばらくはハイロウズは「ブルーハーツで稼いだ金でふざけて遊んでるバンド」だと思ってた
ある意味当たってるか?
だからブルーハーツしか聴いてなかった
しかも初期のブルーハーツのみを
そう僕もまた初期ブルーハーツしか理解できない畑の住人だったのだある時期までは
ブルーハーツは初期まで! ハイロウズはおふざけバンド!
ろくに聴きもしないでガキが決めつけてた
何かの拍子で時間軸がねじ曲がってあの頃の自分に合うことがあったら一喝してやるぜ絶対に
そして楽しみにしてろよと言ってやるんだ

それはそれから年月経ってからの高2の時
カラオケでハイロウズを友達が熱唱したことから全てははじまった
あれはやばかった
友達が歌ってたからそれまで無視できていたことが無視できなくなって大量にガッツリ入ってきた
この話は『ロックンロールが降ってきた日』って本のインタビューでも話したはずだ
あのカラオケ屋まだあるかな
田舎のユニクロとか紳士服店みたいな巨大な建物を無理やりカラオケ屋に改造したみたいな店でとにかく各部屋が広かったなああそこは
だから暴れてた僕ら
フリータイムが安くて六時間くらいは平気でいけてたな
今は無理だ6時間は流石に
やっぱ十代はすごい
全てがありあまってた
あのエネルギーを学校のお勉強に向けるなんてほんと冗談だった
狭くて無理だってばガッコーのお勉強なんかじゃ
でも何に使えばいいかわかんない
だから音楽に身を委ねるしかなかった
音楽は意味がないからいいよな
特にロックンロールなんかお勉強とは全くの無縁
無限
超意味なし
ほぼ底なし

その時カラオケで友達ふたりが全力で歌ってたやつは「真夜中レーザーガン」だったね
今でも覚えてるぜ
飛んでくぜ飛んでくぜ真夜中レーザーガン
一聴すると深い意味はなさそうな
だから?って感じの一切共感不可のやつだけど
わかる奴にはわかるっつーか
ねえ?
「歌詞の意味は語らない。聴いた人がそれぞれ感じたことが答えだから」みたいなことヒロトはよく言ってたな昔
そう、ハイロウズの歌はみんなが好きな初期ブルーハーツのやつとは違って、その分自分で決めれるの
自分だけのものになりえるの
わかりやすい教えとか安っぽい連帯感とか一切ないの
価値を自分で決めれるの
真夜中にレーザーガンが飛んでくってことがどれくらい重要なのかってことはその時その時の自分が決めるの
自分で決めるしかないの
そして何かたったひとつでも自分で決めれたなら、
やったぜベイベー!
人生のストーリーがはじまるんだ!

B面3曲目

「ヤバンバ」

作詞作曲甲本ヒロト

元気なロックンロール曲
ファンになりたてでアルバム全部順に聴いて言った時はこのファーストアルバムあんまし好きなかったの思い出すね
だって渋いんだもん
いやもっというと『バームクーヘン』すら渋いなって感じてた(ちなみ友達に僕にハイロウズのCDを貸してくれ!って言って「とりあえずこれが最高傑作」っていって渡されたのが『バームクーヘン』だった)
一番すんなり行けたのはまあやっぱ『ロブスター』っすね
でもこのヤバンバだけこのアルバムでもはやくてポップでわかりやすかったからこれはまあ好きだなって当時は思ったもんだ
けど今は逆に一番何も特に語ることないかもこの曲に関して
思い入れという意味で何もない
こんな曲入ってたわそういえばくらいの感じ
でもあれだな、思い出的に話せば3番の歌詞を「粘土で作った勲章はダセー」だと思ってたってのはあるな
さて本当はなんでしょう?
歌がブルーハーツ時代のはっきりハキハキ童謡スタイルやめてビートや韻律に寄り添ってるからこういう歌詞の聞き取り間違いがリスナー側にあらわれるという意味ではブルーハーツとは違うぜ感がはっきりとわかっていいですよねなんて話もなくもない
歌詞もなんかクソジジイとかクソババアとか教育上よろしくない不良な感じだし
まあなんにしても特別好きでも嫌いでもないわこの曲
ってことで次

B面4曲目

「ビッグ・マシン」

作詞作曲甲本ヒロト

ハイロウズからキチンと半々で曲を作るようになってますヒロトマーシー
このやかましいハードブギーなナンバーは曲の印象そのまんまに完全にちんぽこのことを歌ってます
キューリとさくらんぼ! おいらの遊びグセ! とか歌っちゃったりなんだりしちゃったりしたくらいにして
あらま!

ヒロトはほんとロックンロールとちんぽこの関連性を重視しているよな
絶対にロックンロールはちんぽこを持つ男のものだと思ってると思う
っていうか実際そういった発言もしている
ヒロトが自分のちんちんに自信を持ち、かつ愛してる証拠だと思ってる
ヒロトのちんちんはでかいからな
是非死ぬまでにボッキしたヒロトのちんちんを見てみたい
普通に長そう

ハイロウズ登場当時の大晦日のイベントかなんかのテレビ中継でこの曲の前のMC中にちんこ出して一瞬テレビにちんちん写っちゃう放送事故映像あるよねたしかYouTubeに
なんかMCとかから察するに他にイエモンとかも一緒のイベントだったみたいだけど
つまりもう女性客わんさかの状態でテレビの生中継カメラ入っててって状況であえてそんなことをするのがいかにも甲本ヒロトだしそれで許されるあたりも甲本ヒロトだわ

ヒロトもマーシーも基本的に許される畑の住人だよね
俺とか絶対怒られるし引かれるしウケないしもう最悪なことになると思うよ同じ状況でちんちんとか出しても
いや普通に恥ずかしいし別にちんちん人前で出したいとは思ってないんだけどさ
いやちょっとは出したいか
だがデメリットを考慮に入れるとやっぱりノーだな
絶対出さねえわちんちんだけはステージで
同郷山形の先輩ロッカーである銀杏BOYZの峯田氏がフェスで全裸になったら普通に通報されて逮捕された時も言ってたもんなあ
「これが甲本ヒロト氏だったら誰も通報なんてしなかったはず、つまり単純に僕はそういうことが許されないタイプの人間だったってことですね」と

そう甲本ヒロトの最大の魅力はちんちん出しても怒られないとこだ
ずるいぞちんちん出してるのに
普通は怒られるどころか逮捕されるんだ
いいなー
でも喜ばれてしまうのは本意ではないらしい
元々ステージでちんちん出すようになった理由は「ロックンロールは女がキャーキャー騒ぐもんじゃねえんだ!」って意識かららしいから
そもそもは完全な嫌がらせで出し始めたらしい
甲本ヒロト氏はロックンロールの源がタマキンだってことがわかっている男のはずだ
だから女にはできねえ
これはしょうがねえ
だって女はタマキンもちんちんもないもん
普通にみたことないもんロックでかっこいい女なんて
だから女がやるもんじゃないよロックンロールは
これは差別でも何でもないよ
普通の話
もちろんステージの女の人に可愛いなとかエッチだななとか面白いなとか魅力的だな素敵だな楽しいなとかは感じたことあるけど「かっこいいな」って思ったことはただの一度もない
あ、でも昔PJハーヴェイみたときはかっこいいなって思ったかな
でもせいぜい僕の人生経験じゃそんくらいだ
ヒロトも雑誌で言ってたもん「女の人でロックンロールできてる人もいるけどそういう人は大抵女であることを捨てられている人」って
つまりタマキンそのものになれるレベルのいききった女なら別ってことだな
僕にはあいにくタマキンもポコチンも表重装備であるからこれ以上は知らない

とにかくかっこよくないとロックンロールじゃないよ
でもロックンロールを楽しむという点においては女の人の方が向いてると思ってるよ
僕も女に生まれてロックスターにキャーキャー言ってる人生を送りたかったもんどっちかと言うと
僕が女だったらボヘミアンズすぐ売れたのになって思ってもいる
それなら向いてると思ってるし
男に生まれて損したかなって思う夜もまあまああるよ
でも男に生まれたからにはかっこつけねえとな
だって女にモテねえ男なんてだっせえぜ
女にキャーキャー言われてなんぼだろロックンロールバンドなんかよ
例えば女性の君が顔ファンとか揶揄されてバンドの応援で引っ込んでたりしたとしたらしょーもねえぜ
顔ファン上等でしょ
いいから黙って女はロックンロールを愛せってあえて男根的な視点から申しておくぜ
悪く思うな
必要なのはいつだって愛だ
それがいつだってつなぐ間と間
だから遠慮なんかすんなって

B面5曲目!

「バナナボートに銀の月」

作詞作曲真島昌利

ここでついに登場するマーシーボーカル曲
マーシーが歌うと嬉しい
マーシーのブルースな不良ボーカル聴けるの最高
ジャパニーズロックンロールボーカリストで三本の指に入るくらいマーシーの歌好き
特にバンドで歌うときが好き
ヒロトのハープも聴けるし
マーシー一回ギンギンのロックンロールソロアルバム作ってみて欲しいよね
クロマニヨンズになってから全然メインで歌わないからそろそろね
バンドでやれることは基本マーシーやんないからねソロでは
サードソロアルバムの『RAW LIFE』がそれに限りなく近いんだけどあれけっこう実験的だったりするし何より歌詞が無駄に社会派でうざいからあんま好きじゃない
まあ出なそうだなあこの先も
だってなんてったってヒロトのボーカルは最高だからなあ
単純なロックンロール度で話すなら断然マーシーなんだけどな
でも歌はそれほど浅くないからなあ
感動の深みに関する話をした場合どうしたってヒロト派
不思議だ
好み超えてくる甲本ヒロトの声は
思えばキヨシローもそうだな
別に特別好みの声ってわけではないんだけど心震えたつにはこの声しかないみたいな感じが同じ

からの
整体の親父は俺の肝臓が弱ってると言うぅぅぅぅっ!!!
と唐突に歌詞をぶっ込む

この頃はマーシーも30代が板につきはじめその繰り返す不摂生が気づかぬうちに不健康へと繋がっていたことを教えられショックみたいな感じで書いたはずだ
おらいも最近鍼師の友達に肝臓が弱ってると言われて即座にこの歌を熱唱したくなったな
なんだなんだ酒! 体に悪いんじゃないか! あんなもんさっさと禁止だ禁止!
あらゆる禁止ドラッグに溺れたかの山口富士夫が自伝で書いてたけど結局最悪のドラッグは酒だってよ
あーあだめだ酒なんか
他のなんか禁止のもんなんか代わりに合法にして今すぐ酒を禁止にするべきだ
そしたら酒が飲めない人も何かに溺れれるようになるしみんなでハッピーだ
酒飲めない体質の人ってみんなが思ってるより沢山いるらしいからね
不公平だ!
酒を禁止にして大麻かなんかを合法化するしかない
とかテキトーなことを書いたところで疲れた
もう30代も半ばだ
色々年をいいわけにでき始める年齢だ
でも男は35からと人はいう
実際そうだと思う
大体俺が好きなミュージシャンとか作家とか大体35あたりから本領発揮し始めるもん
映画作家なんか35なんか全然若手だもんな
ブルースマンもね
ハイロウズってヒロトマーシーが30代の全盛期のバンドだからいい説あるよな
いい意味で焦ってる
バームクーヘンあたりのインタビューで「ぶっちゃけ焦ってる」ってヒロト言ったりしてるもんな
30代後半って人生中盤すぎて終わりを意識し始める年なんだ
人生って長いけどいうほど長くないってことを感じ始める年なんだろうな
だから今しかできないこと、人生でやり残したことがないようにせねば、後悔を残したくない!って思いが一番強い時期だから作品にもそういうエネルギーがぶつけられてんだと思うよ
多分今やらねえとやべえ
時間はそんなにはねえ
そんな感じで実はちょっと焦ってきてるこのスローな僕も最近は
さて何からはじめようかやり残したこと
今までのサボり癖がゆえやり残したことが多すぎる!
ロックンロールを知ってしまったこの身で何かを残したいという思いが自分の中に少しずつ沸いているのがわかる
どうか悟ってしまう前に
やりたいやりたいやりたい
やらせてくれー

12曲目 B面6曲目
ラスト

「日曜日よりの使者」

ここまできたらどうもありがとう
最後の曲だ
ここまで読んでくれてどうもありがとう
これで終わりだ
長かった
なんせハイロウズだ
人生の、しかも青春の、思い出が絡みまくって湧きまくって膨れ上がってあがってあがって仕方がなかった
これでもだいぶおさえたんだ
でもこんなに長くなってしまった
全くどうしようもないね

つって軽く今この曲自宅で弾き語った
簡単だからねこれマジで
楽器得意じゃない僕でも2秒で弾ける
なんか元ネタがアメリカ人だったらまず知ってるレベルのトラディショナルなフォークカントリーの有名曲らしいけどアメリカ人じゃねえからよくしらね
まあそんなもんにパクリも何もないっしょ
この手の曲で似ない方が無理じゃね?

ちなみこの歌はダウンタウンのまっちゃんのことを歌ってるっていう有名な都市伝説は多分嘘ね
ヒロトが首吊り自殺しようとしてたらたまたまテレビでついてたガキ使みて俺まだ笑えんじゃんっつって自殺やめてこの歌作ったとかいうエピソード当時山形の田舎まで流れてきてたけど後から知ったけどそれ普通に中村一義氏のエピソードじゃんねっていう
まったくデマ流すんじゃないよデマを
危うく信じそうになったじゃないか
ちなみダウンタウンのまっちゃんはブルーハーツのファンでハイロウズのサードアルバムのジャケのイラスト書いてます
みたいな

なんかまだまだ書けそう
むしろ曲ごとに戻って付け加え付け加えしてやろうかってなぐらいに
あー楽しいあー楽しい
ハイロウズに関しては結局は楽しい以外の言葉が見当たらないな
それ以外は全部野暮
あ、でもカッコイイは許して
かっこよくて楽しい人類史上最高のロックンロールバンド、ハイロウズ
思い出をありがとう
気づかせてくれてありがとう
変えてくれてありがとう
関わってくれてありがとう
感動をありがとう
かけがえないぜ
忘れないぜ
はずれないぜ
かすれたって迷わないぜ
まっすぐに、横に縦に斜めに突き進むぜ
回転もするぜ
ふたつに増えるぜ
三つにも四つにも増えるぜ
後ろと前を一緒にするぜ
見えないものを見るぜ
聴こえない音は無視
右と左を中央に寄せておでこでコンコンってやって固めてそれをそっと転がして大きくしてなんとなく絡みにいって一部になってある程度遊んだとこで足のありかを忘れて探しに行って何をしに行ったのかわかんなくなって埋まってみたり挟まってみたり吹き飛んでみたりしながら答えを無理やり作り世間に風潮しケツの穴へケツの穴へ誘導し五人くらいで一斉にうんこをし気になる異性にあえて手をつけずにほっておいて穴を掘ってやっぱ掘っておいて10年後見に行こうと思って途中で事故にあって排水溝にまんまとハマってそのまま6年経ってとっくに死んでるのにまだ息だけはしててしぶといんだけどあきらめははやくて新たな進化を遂げてて小指だけが長くて硬いのに柔らかくてなんか優しくて好きになって撫でたくて近寄ったところで事故にあって排水溝にハマって6年がすぎて通りすがりのギャルがしたうんこ何度も浴びてを繰り返してなんらかの病気になって叫んで唸って6時間たってロックが聴こえてきて最初は耳を潰してやり過ごしたけど新聞に無駄が多かったから滑ってみることにしてぶつかって入って出てこなくて音量をあげて角っこになって月まで届いてある程度宇宙の風感じて帰ろうかと思ったけどよく考えたらどこにも行ってなくて月までが俺であなたで彼ででも彼のことはぶっちゃけ好きじゃないから一緒にして欲しくないけれどもしもあの子とうまくいったらそれを誰かに見てもらいたくて認めて欲しくて羨ましがって欲しくてあわよくば憧れて欲しくて、そんな時に、ここぞって時に、決まって聴くのはこんな曲だった
みたいな感じかなハイロウズは

だから唐突に書くのをやめます
クソくらえ
ファック
嘘です
好きです
また来月ー

どーもどーも