平田ぱんだのロックンロールの話
第8話:「ローリングストーンズのファーストアルバムの話」 その後編!!!
どーもどーも
ひらたらひだぱんです
ボヘヤンズってバンドでたまにやってます
今日も元気に現金にロックンロールの話しをおっぱじめようと思いますので
是非読んでください
読んでもらう為に書いています!
第八回の今日は、
「ローリングストーンズのファーストアルバムの話」
その後編!!!
前後編にわかれるほど書くことのあるロックンロールバンドはこの世にザ・ビートルズくらいかとおもっちょりましたが、ローリングストーンズも無事、前後編になりました
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流石ビートルズの最大のライバル!
前編はなんと一曲目のルート66の話をした途端におわってもーた
まあルート66はその後のロックンロールバンドのロールモデルにたしかになったはずの演奏だと思う
絶対そう
エイトビートで疾走!二本のギター!勢いな歌唱!たまらない!
完
とかいって一曲目ルート66の話終わり!
もう二曲目にいく!
後編こそはとても短くコンパクトにスピーディな展開で読みやすくいく!
を目標にやっていきたいと思っています
よろしくロケンロー
今夜ははやくてみじかいぜー!
つーことで
二曲目はあれじゃ
アイジャストウォントトゥメイクラブユー!
邦題は「恋をしようよ」
あの日本のロックンロールスダンダードナンバーであるザ・ルースターズの「恋をしようよ」とタイトルと同じじゃ
というより歌詞の元ネタじゃ
一言でいうと「お前とヤリたい!」って言い続ける歌じゃ
数々のブルーズヒットナンバーを世に送り出したウィリーディクスン作のナンバーでこれまたストーンズにとってのスーパーアイドルであるマディウォーターズがヒットさせたことで有名なやつのカバーじゃ
渋いオトナの魅力なんかいらねえ!って感じで突進して来て一曲目ルート66の勢いの維持が行われているのでファーストアルバムの二曲目としてとても正しいと思う
一曲目は二本のギターで戦いを挑んでくる感じだったけどこの曲ではこの曲ではなんとブライアンジョーンズがギターからブルースハープに武器を持ち替えて攻めて来るんだ
初期ストーンズはこうしてブライアンジョーンズが色んな楽器に手を出して攻めて来るところが魅力の一つっちゃ一つでもある
このアルバムではまだエレキギターとブルースハープの二種類くらいだが回を増すごとに増えていく
ストーンズは色んな楽器ロックンロールバンドに持ち込みまくりバンドの走りでもある
それは世界初のロックンロールバンドの中でなんかあぶれてるメンバーのはしりであるブライアンジョーンズがあぶれてるものならではの立ち位置を活かして色んな楽器をガンガン持ち込んできたからに他ならない
つーよりもブライアンははまったらギンギンにせめるけどすぐ飽きて色々手を出すタイプの人間でストーンズ脱退直前はエレキギターに全く興味がなくなっててでんしおんぎくやりてーみたいなこといってたくらいだったらしい
女性もとっかえひっかえで周りがわかってるだけでも5人に子供生ませていて沢山子供実はいるって感じだったらしいからよーするそういう人だったんだろうという話みたいだ
まあなんやかんやブライアンジョーンズの60年代ストーンズに対する功績はでかい、と思う
でも結果的に別にいなくてもローリングストーンズは最高だったという結果を彼の脱退以降にバンドが示してみせてしまったことで後世になんかかわいそうな印象がつきまとう存在として伝えられてしまっている感がなくもない
脱退直前のロックンロールサーカスのライブなんかすげえ泣けるもんなんかタンバリン叩いてる姿がミソッカス感すごくて
ほいで邪魔だから金払うからやめてくんねえ?ってストーンズクビになってその直後に27歳で死んでしまったこともあって「ブライアンジョーンズはとてもすごかった、生きていたらすごかったに違いない」ってことにもなっている、気がする
ジム、ジミ、ジャニス、カート、エイミーらの27歳で死んだロックスターシリーズの先駆でもある
ロックンロールにはじめてワールドミュージック的要素を持ちこんだってことにもなってるみたいだ
そしてそれは別にこのファーストアルバムの時点ではあまり関係がない話だ
話をすすめよう
とりあえずこの時点で素敵なのはやっぱりミックジャガーのボーカル
カバー元の本家歌手と聴き比べると全然うまくはないんだけど本家にはない勢いがある
つーよりも勢いだけがある
これだけは真似しようとしてもできない
どんだけウタの練習をしようとこれだけは習得できない
むしろ練習してウタがうまくなればなるほど遠ざかるものな気がする
若者ならではの挑んでいく姿勢の賜物
「マディのおっさんみたくうまく渋く歌うことはできねえけども、それだったら速度上げて突っ込みでまっすぐでこうだ!どうだ!」って気合い頼りの価値上げ手法?
すごく成功していると思う
というかこれしかないっしょってくらい
ロックンロール的にはどっちの方が偉いのかといったら断然こっち
ロックンロールってのは偽者が本物をある意味超える瞬間の物語だからね
本物はどうだこうだと語って悦に浸ってる方々はかまわずおいていくスピード、
そう大事なのはスピード感だ
速いか遅いかじゃない、スピード感なんだ
ちげえねえ
ロックンロールはスピード感だ!
ということでスピード重視でいこう!
三曲目!
おねすとあいどぅ!
これまたストーンズのアイドルブルーズマンジミーリードのカバーナンバー!
そうさ!このアルバムにはほとんどカバーナンバーしか入っちゃいねえのさ!
そらそうだ、
そもそもローリングストーンズはアメリカ黒人のブルースやR&Bをどうやってイギリスの白人の若造がかっこよく演奏するかってことを追究したプロジェクトみたいだからな
ロックンロールは基本的にリスニングして楽しむ娯楽だが、もう一つ基本的な楽しみ方があるのだ、それはプレイする楽しみだ
そこらへんはスポーツと同じだ
実際自分でもやってみるとさらに楽しみが増すというよくあるケースがやはりここでも成り立つ
やれることが重要なんじゃない、やることが重要なんだ
そこから得体の知れない説明不能の感動が生まれることもある
そう偽者が本物をこえる瞬間だ
人がやってる上手い演奏よりも自分がやってる下手な演奏の方が時に高揚したりするもんだ
まずは自分が楽しくなけりゃね
そもそも最初のロックンロールレコードされることの多いエルビスプレスリーのザッツオールライトだが、あれだってエルビスが録音の休憩中に黒人ブルース歌手のザッツオールライトのオリジナルの歌い方をモノマネしながらバンドメンバーと遊んでいたらサンレコードのサムフィリップスが「なにそれめっちゃおもしろい!それそのまま録音しようぜ!」ってなって録られたものらしいからな
ロックンロールはモノマネの歴史なんだ
本家はこれくらいすごかったはずだ!って過剰にやって後に改めて本家をきいてみたらこんなもんだっけ?ってなるなんてのはよくある話
このローリングストーンズのファーストアルバムの一曲目であるルート66もストーンズのがかっこいいからってみんな真似してよくやるけど大抵みんな加速しているから本家久々にきくと「あれ?こんな遅かったっけ?」ってなる
そうやってロックンロールは今日も加速していってる
勢いの前では理屈は無力!
さあみなさん加速しましょう!
このナンバーについてはなんも語ってないけどもう次の曲にいくどー!スピードスピード!
四曲目は
ボ・ディドリーのカバーだモナだぁああ!!!
アメリカ盤ではノットフェイドアウェイの代わりにはずされてしまっている!
そういえばルースターズのファーストアルバムでも四曲目がこのモナのカバーだった
二曲目が恋をしようよだし
一曲目はテキーラ、オリジナルがあんましロックと関係ない畑からのカバーだ
けっこー曲順もストーンズのファーストを意識してたのかもしかして?って思ったけどそんな話はルースターズのファーストアルバムの話をするときにするべきということでローリングストーンズの方に戻ろう
スピードだスピードだぁあぁあぁぁ
五曲目は
ナウアイヴゴットアウィントネス
インストゥルメンタルナンバー
歌なし!
ここでようやくオリジナル曲の登場!
作曲者名義はナンカーフェルジ!
ストーンズが五人でセッションして作ったナンバーにつけられる作曲クレジット名!
そうストーンズはセッションして作る!
そこがいい!
バンドって感じがする!
誰か一人が家で作ってきた曲にのっかってきっちり演奏するってのもわるかないけどやっぱロックンロールバンドなんだからメンバー間で生まれたスパークがあってほしいよね
五人の若者の夢の広がりを感じたいもんね
ちゃんとした音楽なんてモンはそのへんのロックンロールじゃない奴らで勝手にやってりゃいいんだ
ロックンロールは自由だざまあみろ
だからこそ脱退後にビルワイマンが「ジャンピンジャックフラッシュのあの印象的なリフ作ったのぶっちゃけ俺だからね」って突然言い出してキースが「んなわけあるかいあれは俺だ俺」って反論するみたいなヒジョーに曖昧なあれが生まれたりもするわけなんだがまあいいじゃないかそんなこたあどうでも
ぶっちゃけジャガーリチャーズのソングライティング名義は世界で一番曖昧なソングライターコンビ名らしいからな
(Rock is編集部の注釈 ※「ジャガーリチャーズ」はミック・ジャガーとキース・リチャーズの共同名義の名前です。)
本人達もよくわかってないってか覚えてないとこが多いみたいだ
で、この曲に限って話すと
自由ついでにこのセッションにはあのロネッツやらなんやらを手がけて有名なプロデューサーフィルスペクターがマラカスにて、とあとジーンピットニーっていう当時有名だったらしい歌手がピアノで参加しているらしい
なんか二人はたまたまそこに遊びに来たと言い伝えられている
こういう録音の時にたまたまふらっと現れた奴も別にストーンズのメンバーじゃないけどかまわやしねえや!演奏に混ざっていちゃいなよ!って自由度の高さもロックンロールバンドっぽくていいよね
しかもその場の遊びじゃなくてちゃんとパッケージングした売り物にしてしまうんだからね
はっきりいってモンキービジネスだよね!
ローリングストーンズは様々な楽器をロックンロールに持ち込んだだけではなく様々な人間そのものまでもステージや録音に参加させていったロックンロールバンドのはしりでもあるわけだな
メンバー以外がステージにいすぎなんて批判も一時はあったほどストーンズはバンドメンバー以外もガンガンステージに参加させてたみたいだ
なんならそのゲストミュージシャンがいないと成り立たないなんて曲もちらほら!
そして次の曲六曲目のリトルバイリトルに至ってはその五曲目のセッションついでに一緒に曲まで作っちゃった!というほどの自由度の高さだったらしい
これにはウタもついてるからそこはミックが作ったのかみんなでつくったのか定かではない
クレジットはナンカーフェルジ&フィルスペクターとなっている
そして自由な空気を残したままアルバムはA面終了する
これだけの勢いで締めくくられちゃあすごいスピードでB面を聞かなきゃならねえやい!
でも僕はローリングストーンズのファーストアルバムはCDでしか持ってないから裏返す必要などない!このままだ!いつかみつけたら買いたい!ザ・ローリングストーンズのファーストアルバム!安かったら!
B面一曲目はなんだこのやろー!
それはスリムハーポのアイムアキングビーにきまってるだぁぁぁ!!
こういうブルーズナンバーこそローリングストーンズの真骨頂!
そもそもローリングストーンズはアレクシスコーナーかなんかのバンドでブライアンジョーンズがステージでスライドギターひいてんのみてミックとキースがあいつすげえぞ友達になろう!っつってはじまったもんらしいからな
そもそもこういう音楽をどれだけかっこよくやることが最終目標の奴らだったってわけだ
ベースのビルワイマンはメンバーの中では大分年上だったけどストーンズの奴らがブルースをステージで演奏しているのをみて「なんて遅いリズム速度のグルーヴだ!こんなもんきいたことねえぞ!かっけー!早速仲間に入れてもらおう!」ってなって入ったらしい
でも入れた理由が当時としてはすごくいいベースアンプを持っていたからだ、という微妙な証言もあったりするらしい
ビルワイマンってブライアンジョーンズみたくミソッカス感は最後まででなかった代わりに一番地味キャラなのも否めない
顔も一番ハンサムじゃないし一番おじさんだし一番微妙な時期に脱退してるから新旧どっちのファンどちらにとっても微妙だ
ローリングストーンズのサウンドが他のバンドと比べてなんともいえないグルーヴで説明できないって感じのわけは普通はドラムに合わせるけどストーンズはキースのギターにあわせて演奏しててドラムとギターの呼吸のちょうど中間を縫うようにビルワイマンがベースをひいてるから独特のなんともいえないグルーヴになっている!ビルワイマンは実は超重要!ってよく言われてるけどな
他のグループとの違いはなんだと思いますかみたいな記者の質問に対して70年代くらいにこういう風にビルワイマン本人が答えてるのを読んだことあるからどうもそうくさい
しらん
とりあえずビルワイマンがバンドで一番性欲がすごくて若い頃だけで2000人以上の女性と関係を持ったとか持ってないとか
完
まただらだら長くなってきた
ブルーズだからゆっくりでもいいんだけどな
でも次の曲はスピードがはやいぞ!
だって次のナンバーはあのキャロル!
チャックベリーのヒットナンバー!
ブルースだなんだとかっこつけたところでやはりキースの根っこはチャックベリー!タイトなエイトビートでエレキギターがノリノリだ!
ロックンロールはやっぱこーでねーと!
よっしゃあスピードあがったー!
おらおらおらーこのままの勢いで次こいや次ぃぃぃっ!
と思ったら
あれ?でもお次のナンバーは随分とゆっくりでおセンチじゃねえかよお、
次は!テルミー!
ファーストアルバムB面三曲目にしてついに初登場ミックジャガーとキースリチャーズの共作ナンバー!
このアルバム唯一のミックとキースのソングライターコンビ名がクレジットされたナンバー!
なのになんておセンチでポップなナンバーなんだ!
ミックとキース!そのロックンロールソングライターコンビの一番最初に発表されたナンバーがなんでこれなんだい!ってなる人もいるかもわからんというか僕はそうなった
が、そもそも曲作り自体が当時のマネージャーオールダムにやらされたことであって当時は嫌々半々だったらしいから仕方がねえ
かっこいいナンバーは沢山知ってるから作んなくていいやってか作れる気がしない、どうせだから売れ線っぽいやつでも作ろうかって感じだったんじゃないだろうか
しらんけど
ローリングストーンズはかっこよくブルースやリズム&ブルースをやることが目的のグループだったらしいから曲なんか作るなんて考えたこともなかったしメンバーに聴かせるのが嫌で仕方なかったと語っている
ラストタイムって曲が初めてメンバーに聴かせても大丈夫だ!ってなようやくったらしい
でもビートルズのレノンマッカートニーのせいでそういう時代の流れになってしまっていたんだ致し方ねえや
だけどそのおかげで自分でも気付かなかった才能に気付けてのちのローリングストーンズの黄金時代がはじまるやあなあ
2人の絆も強固になったのはこの嫌々曲作り期があったからにちげえねえ
ローリングストーンズが他のロックンロールバンドより最高だったのは他でもねえ!2人の男がいたことだ!
それはビートルズのジョンとポールのそれとはちげえぜ
何しろミックとキースはパートが違うからな
ジョンとポールは楽器をひいてそれぞら曲を作って、そして、歌うんだ
ここがちがう
キースが作った歌をキースが歌ったら、ミックはやることが、ない!
そこがちがう
そもそもキースは歌うまくない!
ミックも歌別にうまくないけど、うまさをこえた何かがある!
キースも年取ってからなんかなんともいえない良さみたいな声を獲得したけど昔はなかった!
ミックなくしてキースは無意味だ、キースがいないミックなんてまるで興味がわかねえ!
ジョン派ポール派という話は盛り上がってもミック派キース派なんて話はなりたちゃしねえ!
このボーカルとギターの関係図は間違いなくローリングストーンズが確立したものだ
ボーカルとエレキギターが主役!というその後のロックンロール達がよく見る夢の形はローリングストーンズから花開いたイメージだ
やった!
ギターヒーローという概念自体がストーンズの作り出したものだ
つーかブライアンとキース!二本のギターの絡みロール概念もストーンズだ!
よくホーンがない部分をギターで表現しあって独特のフィーリングを生み出したとかなんとか言われてるけどそんなもんしらねえ!ギターが二本あることは素晴らしいとしか思わねえ!
そしてそんな話はこの曲テルミーとは関係ない
この曲はおセンチでポップだ
だがこのアルバムの後にシングルになってヒットした
わかりやすいメロディがないと音楽の良さが理解できない民族として有名な日本人達の間でもそこそこヒットしてグループサウンズの人達がけっこーカバーしたからストーンズの広がりにけっこー貢献したらしいぞ!やったね!
んで次の曲はあれだ
キャンアイゲットアウィットネスだ
マーヴィンゲイのカバーだ!やった!
モータウンナンバーだ!
しかもあの黄金モータウンソングライタートリオのホーランドドジャーホーランド作だ!
やった!
ストーンズにしては珍しいチョイスな気もする!
63年のヒットナンバー?
このアルバムでは最新のカバー曲!
ちゃんとマーケティングにも気を配っている!
軽快なR&B!
つーかこれ、タイトルからもわかる通りA面五曲目のナウアイヴゴットアウィントネスの元ネタじゃねえかよ!
何が作曲ナンカーフェルジだふざけろ!
あれの練習もといセッションしてる時にフィルスペクターらがやってきて遊ぼう!って流れだったわけだな
うむ、とてもテキトーでよろしい!ロックンロールバンドっぽい!
ある意味この何年後かに流行るリプライズ!みたいなのの先駆といえるかもしれないな
しらんけど
ローリングストーンズの話だからテキトーだテキトー!
で
A面五曲目のナウアイヴゴットアウィントネスじゃオルガンだったけどこのキャンアイゲットアウィットネスではイアンスチュワートはピアノ!
つーよりもこのアルバムのピアノオルガンなど所謂キーボード類はこのアルバム中ずーっとイアンスチュワート!彼は6人目のローリングストーンズ!
というか元々メンバーってか初期メンだったんだけどデビューのタイミングでなんか見た目とかがかっこよくないからとか並びが悪いからとかの理由でマネージャーからクビにされたけど85年に死ぬまでストーンズで弾き続けた!
ほぼメンバー!
でもあれだ、ストーンズは絶対5人でよかった
イアンスチュワートには悪いけどロックンロールバンドはそういう微妙なさじ加減できまるからだ
6人だったら確実にこのファーストアルバムのジャケ写のかっこよさ加減は生まれなかったにちげえねえや!
ロックンロールは見た目だ!
致し方ねえ!
デビューのタイミングでメンバーがクビになるとこもビートルズと同じだ!
流石ライバル!
そして
次はなんだっけ
ユーキャンメイクイットイフユートライというナンバーだ
これは、
渋いブルースナンバーのカバーだ
なんかよくしらんけどジーンアリスンという歌手のヒット曲のカバーらしい
しらんから文明の利器ユーチューブでオリジナルをきいてみよう
うーむなるほど
こうしてオリジナルと聴き比べるとやっぱこのアルバムのファーストアルバム疾走感はミックのやる気満々というか曲のテンポが速かろうが遅かろうがとりあえずやる気だけで突進して来る感じがかなりの魅力の位置を占めているのがわかるな
大体どのウタでもやる気全開頑張ってんだけどさ、このウタではあきらかに特別やる気みせてるよな
まあ、このタイトル日本語に訳すと「頑張りゃできる」だもんな
基本的にそれを何度も何度も繰り返し歌うナンバーだこれは
ローリングストーンズは黒人のブルースの人達みたくかっこよくやりたいけど中々人種が違うからかなんなのかどうもああいう風にかっこよくならねえ、でもな、なんかそれ目指してやりつづけてりゃいつかできるようになるかもしんねえじゃん!って集団だと思うんだ、っていうかファン心理でそう思ってて欲しいなって感じがある
この「ユーキャンメイクイットイフユートライ、頑張りゃできる」がなんかキモチこもっているように聴こえるのはなんか気のせいじゃないと思うんだよな個人的に
このアルバムで一番ソウルフルなミックの歌唱がきける気がするよ
うまい下手を完全に置き去りにしていると思う
ローリングストーンズ三大傑作アルバムの一つでもあるレットイットブリードってアルバムのラストソングの「無情の世界」も大体こんな内容だったよなたしか
あれは「欲しいものはいつだって手に入らない、でも頑張ってりゃいつか手に入るかもしんねえ」って内容のやつだったはずだ
日本語だからニュアンスがちょいと正確じゃないかもしれんが
ローリングストーンズがクソッタレじじいになっても相変わらずいまだにロックンロールバンドとしてステージに立ってる理由って絶対少年時代にきいて滅茶苦茶かっけーって思ったあの日のブルースやロックンロールのあんなのやこんなのを忘られないからってのが大なり小なりあると思うんだよな
全然なかったとしてもそうであって欲しい
まあロックンロールは全部関係ねえ!
しるか!
次だ次ぃぃぃ
いよいよ次は最後の曲だぜ!
それはウォーキンザドッグ!
最後はロックンロールバンドのファーストアルバムの締めにふさわしいゴキゲンなサービスナンバーだ!
楽しいぞ!
ほとんどツインボーカルってくらいガツガツ主張してくるブライアンジョーンズのコーラス?もギンギンでいい感じだ
この頃ってジャケをみてもわかるけどブライアンがミックとリーダー争いをしてる過渡期なんだな
いやミックが一番学もやる気もあって頼り甲斐あるしフロントマンだからってことで自然とミックがリーダーになってったらしいけどブライアンは俺がリーダーだってすごい頑張ってたらしいよ当時は
んでリーダーの座はミックにとられ好きな女はキースにとられエレキギターもやる気なくなってって感じになってクビになっちゃうみたいだけどこのブライアンの歌からはやる気しか感じないね
一歩間違えたら邪魔ってくらいのやる気具合なんだけどここではすげえ良い方向に作用している
リーダーは俺だ!って男のプライドが爆発している、気がする
やる気って大事だよね
もしブライアンがやる気満々のメンタル強い君だったらストーンズはどうなっていたのでしようか
でもそしたらレットイットブリード、スティッキーフィンガース、メインストリートのならず者というローリングストーンズ黄金期の名盤三連発がなくなってしまうってことにもなりかねん!なんて難しい問題なんだ!
いえーい!
ということで唐突に
完
そんな感じ
最後までローリングストーンズの何がそんなに最高なのかは説明することができなかった気がするが、楽しかったぜ書いていて
ローリングストーンズのことを考えていると楽しいぜ
それこそが全て!
いえーい!
今日も長くなった
次からは短い
次はもっと興味のないバンドのことを書こう
でも好きなバンドじゃなきゃだめだ
そしてファーストアルバムを出していなくてはだめだ
60年代はアルバム出すほど売れてなくてベスト盤しか存在しないロックンロールバンドがわんさかいるからな
つーことで絶対次は前後編にはならない!
スピードだ!スピード!
大事なのはスピード感!
ローリングストーンズが教えてくれた!
じゃあな!
アデオス
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