音楽・ロックンロールのWEBマガジン
Rock is(ロックイズ)

THE BOHEMIANSの平田ぱんだがロックンロールのレコードを紹介するコーナーです。

平田ぱんだのロックンロールの話

2018/4/6

第28話:ザ・ルースターズ「ザ・ルースターズ」

オラオラオラオラー!!!
平田ぱんだのロックンロールの話はじめっぞぉぉぉっ!文句あっか?!!!

今回紹介するロックンロールファーストアルバムは、こいつだ!!!

ザ・ルースターズ「ザ・ルースターズ」

馬鹿野郎てめえ馬鹿野郎、、日本のロックンロールバンドブームの夜明けである1980年に、RCサクセションの「ラプソディー」と時を同じくしてこんな最高なファーストアルバムが発売されていたことを、知らなかったとは言わせねえぞ、、?
言わせやしねえ!!!
もしも知らなかったとしたら、、知っていたと嘘をつけ!
そのほうが、身のためだ。。
だってでなきゃあんたはロックンロールファンとしてモグリ認定待ったなしだぜ?
なんせこんなかっこいいロックンロールファーストアルバムは、
知らなかったじゃすまないからな、、
はっきりと、俺は言うぜ?
誤解を恐れず、
堂々と、
「日本のロックンロールの歴史上で一番かっこよかったロックンロールバンドはどいつらだったのか?」
という単純明快で深淵な問いに対して、
大して臆することもなく、
胸を張り、
こう答える、、

「それはザ・ルースターズです。正確に言うと初期ルースターズです。」

とな!

キャロルでもRCサクセションでもブルーハーツでもない
「日本のロックンロールの歴史上で最もかっこよかったロックンロールバンドは?」
に対する問いの答えはいまだ
「ザ・ルースターズもとい初期ルースターズ」以外の選択肢が見当たらない!
かっこよかった、と過去形になってしまうあたりがなんともいえないが、まあしゃーない
とにかくそんな最高にかっこいい、かっこいい以外の言葉が似合わない最高のジャパニーズロックンロールバンドの1980年にドロップされたファーストアルバム「ザ・ルースターズ」の話を、早速、つらつらと書き綴ることにするぜ!

まずはロックンロールマナーに基づきアルバムジャケット、表紙の話から始めようか

4人の若者が横並びでビルの廃墟とおもわしき場所で撮影された写真一発にバンドロゴ一発という由緒正しきロックンロールファーストアルバムのジャケだ
ロックンロールファーストアルバムのジャケの最も信用できる型
「私たちがやっております! どう思われますか?」って潔さがよい
真っ向勝負
ロックンロールはぱっと見だからね
ぱっと見でしょぼい奴らのロックンロールなんか俺はいらないよ
その点ルースターズときたらだな、申し分なし、どころか、ハートに届く
この4人の若者が奏でるロックンロールならば、否応無し、聴かざるを得ない、そんな迫力、説得力?ではないな、やはり迫力、迫力というべきか、とにかく迫力だけがあるんだ!
北九州の不良4人組!
大江慎也、花田裕之、井上富雄、池畑潤二!
この4人組は、なんて迫力があるんだ! なんでこんな迫力があるんだ! ただ並んで立っているだけなのにな!
解明できるもんならばしたい!
2000年くらいかかりそー!

ということで

この最高のファーストアルバムを例のごとく1曲目から順に聴きつらつらと連ねようじゃないか駄文を

 

まずは1曲目!

1テキーラ!

誰もが知ってるあの曲のカバー
多分聴いたこと無い人いないってくらい超がつくほどの知名度のあのナンバーをなんとロックンロールにカバー!
ファーストアルバムの1曲目にこれを選ぶセンスがまずヤバイ!
どっからきたんだその発想!
この曲のロックンロールカバーをファーストアルバムの1曲目に選んだ時点でルースターズは示したね、、そこらのバンドとはまるで次元が違うってことを!
歌詞はご存知あの「テキーラ!」しかないわけだが、
でもそれだけでアホほどあがる
大江慎也は世界で一番声がかっこいいからだ
ああ、誤解を恐れずに言うぜ?
ルースターズのボーカル大江慎也の声は、世界一かっこいい、と
この声に生まれたかったナンバーワンだわ大江慎也
正確に言うと初期の、だけど
とにかくめっちゃくちゃかっこいいわこの頃の大江慎也の声!
こんなほぼインストゥルメンタルナンバーで声の話が真っ先に出てしまうくらいかっこいい
大江慎也のこの初期のがなりたて系のボーカルスタイルはイソターネットで読んだところによると初期ドラマーである池畑潤二の筋肉パワフル強烈ドラムの音のデカさに負けないように頑張って声を出し続けた結果に身についた産物らしい
一際いかついもんなー池畑潤二、そらドラムの音もデカかったことだろうよってなんか納得してしまうエピソードだ
そこにどう贔屓目に見てもヤンキーな見た目なのにどこか滑らかな指づかいでポップなムードすら感じられなくもない井上富雄のベースが加わり端正な顔立ち佇まいのセクシーギタリスト花田裕之がガンとかましたら、なんて世界があったら、完璧だ、、なんてこった! それはつまり初期ルースターズじゃないか!
うひょ!
たまらん!
ヨダレずびっ!
どうだ?
わかるか?
初期ルースターズのビート具合が?
そう、そうさ、とにかく初期ルースターズにはビート感覚がある!
4人の、ビートボーイ、ビートボーイが集まった!って感覚がある!
昨今はすっかりヒップホップミュージックなるもんにお株を奪われてしまっている所謂ビート感覚だが、ビートってのはロックンロールミュージックのための表現だったはずだろう?
Bボーイ?正確に言うとブレイクダンスボーイ?
ああーん?
BはビートのBだったはずだろう?!
ちょっくら初期ルースターズをきいて思い出そうぜ?!
ビート感覚をもつ、
4人の若者が、
集まった瞬間の、
言うなれば刹那の、
このサウンドをきいて、
今一度思い出すんだ!
大切なことを!
ロックンロールを!
そうさ!
ロックンロールを、思い出すのさ!

2曲目!

2恋をしようよ
代表曲!
デビュー曲のB面!
アルバムでも、2曲目!
ここ日本のロック界隈じゃブルーハーツのリンダリンダ、RCサクセションの雨上がりの夜空に、そしてルースターズの恋をしようよってくらいのロックアンセムっぷり
少なくとも僕の心の中ではな!
「やりたいだけ!」はジャパニーズロックンロール屈指のパンチライン
強烈
そもそもはウィリーディクソン作の有名ブルーズ曲のタイトルなナンバーだが、このルースターズのものも歌詞の内容も大筋で同じだ
英語は短くても内容詰め込めるからもうちょいストーリーに富んでいるが日本語ならではの制約の中で表現したことによりネタ元を超えていると言っても過言じゃあない
そう、日本語なんだ
ルースターズもとい大江慎也は日本語でロックンロールできることを証明した世界最初の男だ
少なくとも僕の心の中ではそうなっている
当然それまでも日本語でロックンロールする試みは行われてきた
成功者は数知れずだ
だが英語を混ぜたり英語っぽい歌唱でやってみたりもしくは完全に日本語で野暮ったくなったりほとんどフォークだったりで、真の成功者たる者はひとりもいなかったと思うね
ロックンロールはビートだ
これは魂の話じゃないんだ
ロックンロールスピリットだけでは如何ともし難い壁が日本語と英語の間にはあった感じがする
昔の日本ロックは
少なくとも僕の耳にはそう聴こえる
でも日本語をそのままの発音で、一切のごまかし抜きで、普通にただただ日本語のままで、日本語はロックのビートに乗っかれる、ロールできる!ってことを証明したのがルースターズ最大の功績と僕は考えている
本人がどこまでそこに意識的だったかはわからないけれど
僕は本当のことだと思ってる
それはこの恋をしようよを聴けばわかることだ
この圧倒的ビート感覚!
リズム感ではないぞう、ビート感だ!
これこそが最もロックンロールに必要なものと僕は考える
4人の完璧なビートボーイ(Bボーイ)が集まり同時にかましたことにより、突然ジャパニーズロックンロールは完成した!
メンバーの中の誰か一人でもビート感が欠如していたら日本語ロックンロールの完成は30年は遅れたかもしれないな
1980年にルースターズがいてくれて本当によかった!

余談だが、僕が初めてステージに立って歌った歌はこのルースターズのファーストアルバムの1曲目2曲目のテキーラと恋をしようよ、だったんだ
「ルースターズのファーストの始まりと一緒にしよう僕のステージデビューは」と思ったかどうかは定かではないが
それは学祭に出るために組んだ一回きりの初めてのクソバンド、えーと名前はなんてったっけな、ああそうだザ・シグナルズだ。僕がつけたんじゃない、その時のリーダーがつけたんだ
山形の田舎でステージデビューを飾るということはとても困難な道のりだ、だってステージなんかないもの基本
学祭のステージは基本バンド部しか出れなかったような気がする当時
僕はバンド部に入ってバンドを組むなんて一切運命的じゃないしロックンロールっぽくない!って今にして思えば全くもって謎のこだわりを持っていたんだけど今からちょうど15年前にこのままじゃダメだってビートりょうのバンド部のガレージロック好きの知人を頼ってバンドを組んで学祭のステージに出たんだ
僕がボーカルでビートりょうとリーダーがギターでベースがビートりょうの幼馴染のボヘミアンズ初代ベーシストよーすけでドラムがもう名前も忘れてしまったバンド部のロン毛のメガネだった
完全なバンド部ではないし出番は普通に昼前っつーか朝、客はほとんど友達しかいねえ、だがこれがステージデビューなんだと意気込んだ、1曲目はテキーラ! おらいピンボーカルほぼやることねえ! 最初からステージにいることないんだってことをここで学んだ! 2曲目は恋をしようよ! 大江慎也みたいな、声はそもそも出ないんだけど、憧れながら歌った! 精一杯、声を枯らした!
そんなルースターズファーストアルバム冒頭2曲を終えた後は3曲目がキンクスのユーリアリーガットミー、4曲目がスモールフェイセスのシャラララリー、5曲目がえーとなんだっけ、ああ、あれかビートりょうから初めて出会ってから聴かされたオリジナル曲チャックベリーはアメリカ人、の高速ガレージロックバージョン、で、ヤードバーズのストロールオン、で最後はボ・ディドリーのアイキャンテル、のドクターフィールグッドバージョンでさらに高速演奏、で幕を閉じた、はずだ
そんなおもひで
で、書きたいことはそんなことじゃない
僕のステージデビューに選んだ曲がルースターズのファーストアルバムの1曲目2曲目だったってことを言いたい話だ
だがこの話にはオチがある
その学祭ステージのトリの、当時のバンド部で一番えらい奴らが、本当にたまたま、1曲目2曲目がルースターズのテキーラと恋をしょうよだったのだ
もう内輪総出でドッカンドッカン盛り上がってて
絶対こいつらより偉くなってやる、社会人としてではなくバンドマンとして、、! と僕らは強く思ったとか思ってないとか
そんなおもひで

3曲目!

カモンエブリバディ!

あの50年代後期アメリカ最高のロックンロールアイドルエディコクランのヒット曲の世界で最もかっこいいカバー!
このスピード感と音にやられないでどうして男でいられるか!
これは完全にパンクロックを通過した後のロックンロールバンドの音でしかないよな
花田裕之が大江慎也に最初にバンドに誘われた時はラモーンズみたいなバンドやりたいって話だったって言ってたのを読んだことがある
つまり史実として確実にパンクロックを通過しているんだ
結局初期ローリングストーンズが一番ってとこに落ち着くみたいだが
つーか日本人が言ってるロックンロールってよーするパンクロックだもんね
それは日本のロックンロールの完成がパンクロックを通過した後に成されたからに他ならない
パンクロックの要素のないロックンロールバンドは日本ではロックンロールと認められづらい
これは紛れもない事実
日本のロックンロールのイメージの正義って結局チバベンジーヒロトだもんな
全員パンクロック、そしてルースターズからの影響受けてると思う多かれ少なかれ
それ以外は前時代的とされてしまういまだに
全てはルースターズが日本語のロックンロールを完成、そして始まりとなったからなんだ!
とテキトーに言っておこう
このエディコクランのカバーソングは全編英語だけどな

4曲目
モナ

かのジャングルビートの発明人であるロックンロールレジェンド人ボ・ディドリーの有名曲のカバー
つーよりかローリングストーンズのバージョンのカバーと言った方が正しいか
ローリングストーンズのファーストアルバムでもこの歌は4曲目で取り上げられている
ローリングストーンズのファーストアルバムの2曲目はマディウォーターズの恋をしようよのカバーだ
これは、偶然の一致ではあるまい
明らかに、明らかにルースターズのファーストアルバムはローリングストーンズのファーストアルバムを意識している!
乱暴に言ってしまえばローリングストーンズのファーストアルバムにパンクロックをぶっかけたのがルースターズのファーストアルバムだ
ロックンロールバンドとはローリングストーンズのことであってロックンロールの本質はパンクロックにあるわけなのでこのルースターズのファーストアルバムの最高の結果も至極当然といえば当然
ちなみこのナンバーは3曲目のカモンエヴリバディと違って一部日本語歌詞になっている
ルースターズの歌詞には日本語やら英語やらへの頓着を感じない
何故ならばどちらで歌っても大江慎也の口から出た途端にロックンロールになってしまうからだ
これは才能、才能と言う他ない
圧倒的ビート感覚
大江慎也の口から放たれた言葉は例え英語でも日本語に聴こえる
何を言っているかわからないだけで日本語に聴こえる
そう、ロックンロールはビートであって言語ではないということをルースターズは証明してみせたのだ
よく日本の、特に女子で日本のロックしか聴かないと言う方がいらっしゃる
口を揃えて外国語がわからないからとおっしゃる、でもそれは違う、わかってない、そう言う奴に限って英語限定で歌うハイスタンダードやボウディーズが好きだと仰る
外国語がわからないから、じゃないんだ
全ては日本語に聴こえるかどうかなんだ
日本語かどうか、仲間かどうか、大事なのは同調なんだ、特に女子には
こうして英語で歌っても日本語に聴こえる!これは日本語で歌ってもロールできることを証明したからこそ輝いた、ルースターズ大江慎也から始まった新たな概念だ!
必要なのは、まずはビート感覚だったのだ
今の日本語ラップの方々の研鑽とリンクするね
日本語がビートに乗らないなんて嘘っぱちなんだ!
ルースターズが教えてくれた!

5曲目フールフォアユー

オーティスラッシュのホームワークだっけ? の高速日本語カバー、とみせかけて作詞作曲は大江慎也名義になってるという、いわばほぼ替え歌
日本のロックの伝統の、
悪く言うとパクリなわけだが、
本場ブルーズでも替え歌はよくあること、
ヒップホップ的に言うとサンプリング、
みたいないいわけは一応通るらしいので、
これ以上は言わない
ギターのリフとかはセーフだけど歌メロはダメって風潮あるよねなんか
とりあえず、
うるせえてめえ!
ロックンロールなら全部オッケー!
でもいわゆる「めんたいロック」にこのパターンは本当に多い
めんたいロックってのはこの頃に博多からバンバンパンクロックバンドが全国区になった現象に対してつけられた文句だ、ルースターズは北九州のバンドだが同じ福岡だからいいべってことで一緒にされていたらしい
おらいの出身の山形県でいうとこの庄内地方と村山地方一緒にすな!って感覚だったみたいだが県外人から見たらまあ、一緒だよな
おらいも実際北九州の方いってみるまでは「大体同じでしょ」って思ってたもん
いってみないとわかんないよねー
ほいでめんたいロックのバンドはすべからくその元祖バンドである博多の雄サンハウスの影響を受けているくさい
サンハウスの代表曲レモンティーがそもそもヤードバーズのストロールオンの替え歌なのでそういった背景もあってなような気がする
昔博多出身の友達バンドが僕らにもいたけどそいつらもクソ真面目にこの伝統を引き継いで自身の替え歌をオリジナルと言い張ってたっけなあ、、
懐かしい
まあこの頃は日本語でロールするロードを自ら開拓していた時代だから現代とは意味合いが違うよね
「歌詞がオリジナルだから全部オリジナルだ!」で通ったっちゃ通ったと思うよ
開拓、オリジナルってのはそれくらい尊いんだ
とにかく初期ルースターズのサウンド哲学、歌詞の書き方とかには確実にビッグに影響を与えていると思うサンハウスは
とってもかっこいいから是非機会があったら聴いたらいいと思う

6曲目
ハリーアップ

ここにきて高速ブギーナンバー!
ブギーできないロックンロールバンドなんていらない
価値がない
ブギってないバンドなんか信用できない!
え? お前の所属バンドやってないじゃんって?
五月蝿え
やってないだけだ
できないからじゃない
やってないだけだ
二度と間違えるな
そしてそんなことはこの高速ブギナンバーの前ではどうでもいいことだ
今はただ4人の若者が鳴らすブギサウンドの嵐の中で馬鹿になって横に揺れてろ
別に縦でもいいけどな
横の方がオススメかな
この場合は
忙しいけどな
その分楽しい

7曲目
インアンドアウト

ピーターガンのテーマでしかないんだけどまたしてもオリジナル扱いのインストルメンタルナンバー
まあかっこいいからなんでもよし
これがレコードだとA面ラストらしい
残念ながら僕はCDでしか持ってないんだこのファーストアルバムを
ルースターズのファーストのレコード高いよ
2万円くらいするよ
欲しいよ
誰か余ってたらちょうだい

B面1曲目
ドゥザブギー

レコード持ってないけどそもそもこのアルバムはレコードで発売されたものなので意図に沿ってA面B面で話を進めさせてもらおう
この曲もほぼ代表曲だね
この曲は作詞作曲が先述のサンハウスの柴山鮎川コンビ
サンハウスのカバーっていうよりか地元先輩からの提供曲ってニュアンスの方が正しいみたいだ
この曲は僕はミッシェルガンエレファントのバージョンで先に聴いたからなんかあっちの方がオリジナルに聴こえる
ルースターズのトリビュートアルバムでの話だね
あのトリビュートアルバムではこれがたしか3曲目だったかな
当時は僕はルースターズなんて1ミクロンも知らなかったね
ただ当時も今も大好きだったピロウズを共有してた友達がピロウズが参加してる日本の伝説のバンドのトリビュートアルバム買ったらめちゃくちゃよかったから貸してあげるっつって聴いたのが最初なんだルースターズ
でもその中で一番衝撃を受けたのはピールアウトのCMCだったなあ
あれはマジでかっこよかった
オリジナルの方のCMCがどうしても聴いてみたい!ってなってルースターズのCD探して回ったもんなあ
でも当時イソターネットもそれほど普及してない頃だったからルースターズの音源なんかそりゃあ手に入んないんだ地元山形なんかじゃ
やっと見つけたベリーベストオブざルースターズに収録されてるCMCはなんか解散ライブに久々初期オリジナルメンバー集結してやった時のライブ音源というすごくなんか違う感がムンムンする微妙なやつだったし
当時の僕のルースターズ音源への渇望はとにかくすごかったね
そのベリーベストオブざルースターズがその時期その時期の代表曲を1曲ずつ収録!みたいな感じだったから全然興味ない大江慎也が抜けたあとの後期ルースターズの曲が後半を締めていて超微妙なベスト盤だったしね
後期ルースターズの方がセールス的には好調だったみたいだけどいわゆる80年代の日本のロックバンドって感じで全然好きじゃないんだ悪いけど
だって80年代に活躍した日本のロックバンドって基本クソださいじゃん
あくまでも僕の感覚で、だけど
80年代に活躍したロックで好きなのなんてRCサクセションとルースターズとスターリンとシオンとブルーハーツとボ・ガンボスだけだよマジで
それ以外は一切少年の頃の僕の心には届かなかったね
いや、、もちろん今は全バンド好きだけどね!
と言うフォローも交えつつ次の曲へ行くか

B面2曲目新型セドリック

このアルバムの最速ナンバー
新型セドリックであの子が高速で行っちまった!ってことを高速ナンバーで歌うことはロックンロール的伝統に沿った正しい行為
チャックベリーのデビュー曲メイビリーンから続く由緒正しきロックンロールナンバーだ
だから僕らは安心して踊れる
ロックンロールってのは結局はスピードなんだ
求めて求めて、追いかけて追いかけて、息を切らして、追い求める!
そうして忙しく踊る、それこそがロックンロールの本業だ
「踊れない奴に用はない!」と、かつてキングブラザーズのケイゾウさんが叫んでた、それこそが真理だと思う

10どうしようもない恋の歌

恋はそもそもがどうしようもない
どうしようもない恋をした時に人は、踊るより他ない
それをモータウンレコードの大ヒット曲ヒートウェーブを模したビートで鳴らして歌うこのナンバーに正しさを見出せないとしたら、あんたは間違ってるよ!
このアルバムで最も明るいナンバーと言っていいだろう
恋に落ちたのに明るくない奴なんて絶対に嘘なんだ
だが明るさの裏には必ず影がある
この歌詞の主人公は恋の相手とセックス済みみたいだな
だけど片思いは止まらない、それほど恋ってのは甘くない
たかがセックス程度じゃゴールにはならない
本質はそこじゃなかった
近づけば近づくほど成就は遠く、
この心を締め付ける、
そんな、あついあつい、恋の歌だ、
とある普通の、不良の、恋の歌だ、
こんなもんそらあ踊っちゃうに限るぜー!
このナンバーは作曲は大江慎也、作詞は南浩二となっている
作詞の名義はルースターズの前身バンド「人間クラブ」のボーカルの名みたいだ
ユーチューブで人間クラブのテレビ映像もみれるけど普通にかっこいいしあれはあれでいい
でも初期ルースターズの最大の魅力は大江慎也の他のメンバーのあのゴキゲなビート感に負けまいとするあの強烈なビート歌唱にあるわけだから、大江慎也がボーカルになってよかった、と普通に思う
それくらい初期ルースターズの大江慎也のボーカルは満点だ
ロックンロールボーカルの理想像がここにある
こんな声に生まれてきたかった
ほんとジョンレノンレベルで素晴らしいわ

11気をつけろ

気をつけなと歌っているじゃないか!
ならば、気をつけようと思う
意外とこのアルバム唯一の上から目線の歌詞な気がする
でも別にJ-POP的な上から目線ではない
ロックンロール上から目線だ
僕はJ-POP特有のあの上から目線歌詞が大嫌いなのでこういうところもルースターズは信用できる
説教は難しいんだ
相手を怒らせてはだめってのが基本だ
まあ僕は説教とかしたことないのでそうらしいと言う話でしかないが
結局何が言いたいのかと言うと、別にこのナンバーに対しては大して述べることはありません、ということでしたー

ラスト曲
ロージー

ルースターズのデビュー曲
そして代表曲のひとつ
当時イギリスで流行していたスペシャルズやらの所謂スカのビートを取り入れたノリのいい最先端ナンバー
結局このアルバムに収録されている恋のうたの主人公は全て満たされていないな
まるで成就がみえない
その辺が大江慎也っぽいっちゃぽいよな
病的などの意味で
それこそがルースターズのロックンロールのかっこよさに拍車をかけている
そう、あぶないんだ、ルースターズのロックンロールは
明日への希望をまるで感じない
だからこそ美しいのか?
わからない
日本語でロックンロールできることを証明したルースターズの代表的なフォロワーはかのミッシェルガンエレファントだが
たしかにミッシェルは初期ルースターズの方法論を前に進めてジャパニーズロックンロールを完全に導いたが、ゆえに完璧だからこそ、危うさ、危なさがない! というパラドックスにも気づかせた、と言えるな
ロックンロールは笑えなければならないと僕は考えているんだ
だって笑えるから好きなんだもん
完璧じゃ笑えないよ
それが僕のロックンロール論
その点ルースターズは笑える!
なぜならば、めちゃくちゃかっこいいからだ!
そんな感じ
語れば語るほど本質から遠ざかってゆく
恋とロックンロールは本質は同じだ

つーことでファーストアルバムの曲目感想はこれで終わりだ
初期ルースターズは本当にかっこいいからこのアルバムだけでなく文明の利器ユーチューブなどで初期のテレビライブ映像などをみて是非是非ぶっ飛んでもらいたいところだな
本当にかっこいいからね初期ルースターズは
ルースターズのロックンロール的、と言うかパンクロック的な魅力ってのはこのかっこよさがのちに失われてしまうところにあるよな
天才特有の頭の病気に苛まれて中心人物大江慎也はどんどんおかしくなってって色々あれだったらしいが
中期ルースターズは鉄壁のリズム隊の二人もやめちゃってロックンロール路線もやめちゃってニューウェーブ方面に進化していくわけだけどその時の大江慎也のライブ映像とかみるとやばいものな
頭おかしいふりをしてる頭のおかしい人って感じで
中期ルースターズも大好きだけどね
僕の大好きなピロウズ山中さわおさんも中期ルースターズの方が好きって言ってたし
中期ルースターズはあれはあれでかっこいい
でもやっぱあの4人の若者の初期ルースターズこそが世界だよなー
それは僕が生まれる前の現象がゆえに勿論生で鑑賞したことはないんだけんども
素晴らしく華々しいよあれは
華々しいは言い過ぎか
ここだけの話2004年のフジロックで見る機会にめぐまれたっちゃめぐまれたよ初期ルースターズ
再結成兼解散ライブと言う名目だったあのあれで
うーんとねえ、でもねえ、すごく書きにくいんだけどねえ、あれだったんだんだよね
なんせねえ、僕はねえ、すごくドキドキして待ってたんだよ?
あの伝説の初期ルースターズが見れる!ってさ
したら、
演奏は流石!って感じでかっこよかったんだけど
なあ
うーん
歌が、
うーん、なんつーか、
一言で言うとふつうにすごくガッカリした
その年に僕はイギーポップとキヨシローというジジイ直前の超おじさん二人にぶっ飛ばされただけにね
その二人には年齢なんかいいわけにならないってとこを凄まじい勢いの威力で見せつけられたからね
ステージから長らく離れるとここまで違うくなっちゃうのかってさびしさを覚えたね
たかが若僧がね
残念ながら、笑えなかった
でもね、
その2年後にルースターズ初期メンと作り上げた久々のソロアルバム「ザ・グレイテストミュージック」を聴いてその感覚は間違っていたってわかったね
形が変わっただけだった!ってね
初期ルースターズを求める人にはオススメできないけど、ロックンロールファンにはオススメできるよ
あのアルバム楽しい
良い悪いはおいといてロックンロール!
特にリード曲のゴーフォアザパーティーはあの日からずっと勇気をくれる
これのミュージックビデオをみたときあの日のフジロックで、ルースターズと言うか大江慎也を楽しめなかったのはおらいのせいだったんだ!って思ったよ
そして同時に嬉しくなった
「やったぞ!この人いまだに頭おかしい!」って思った
こないだ亡くなったラッパーのECDが「ロックンロールとは結局頭のおかしい人のふりをする事」ってなんかの本で書いてた
僕はその意見がとても好きだし勇気がでる
でも正確には、「頭のおかしい人が頭のおかしいふりをする事」なんだ
だってじゃなきゃあんなんならないじゃん
元々頭のおかしい人じゃなきゃロックンロールは無理さ
やるべきじゃない
最高

そうルースターズは最高さ
特にフロントマンの人が頭おかしくてかっこよくてこっちまで頭おかしくてかっこいい人になる気になれるとこがいい
それには説得力が必要だ
ロックンロールバンドの場合は単純に完璧なビート演奏ってことになるのかなまず
学校で習う事じゃない!って感じがしてほんとロックンロールは最高さ
僕らの最初で最高のお手本ルースターズ!
これはもう、
永遠だ!

つーことで今日はこの辺で許してやるか
もうぶっちゃけ今おらいはニュージーランドのTHE D4と言うロックンロールバンド聴いてるしな
これももう15年前くらいのアルバムだけど
ルースターズのファーストアルバムの話してたらなんとなく聴きたくなったのさ
あきらかに頭悪くて最高!
みたいな

つーことで唐突にじゃあな
次回何書くかは、決まってない
ルースターズのあとに続けるロックンロールバンドってなかなかいないぞ?
うーん、時系列的に80年代初期で?
うーん、思い浮かばない
しかもファーストアルバムくくりだもんね
キビシー!
まあ来月までに考えとくわ
一気に80年代後半に飛ぶなんて話も
何か書き残した事は、、、
ないな
じゃあな

最後に貼ってもらうユーチューブ映像は
勿論初期ルースターズのかっこいいライブ映像のなんかなわけだが
それともう一つ、今のとこ最新となっている大江慎也の先ほど話したゴーフォアザパーティーのミュージックビデオを貼ってもらえると嬉しい
どうしても勇気が出ない時、実はあのビデオをユーチューブでみてるんだ僕は
あくまでもこっそりと
ロックンロールは勇気だからね
そんな感じ
さてさてどのユーチューブが貼られているか楽しみだ
基本貼られてるユーチューブにはノータッチだからね僕は
アップされたやつで初めてみるんだ
どうだいなかなか乙なお楽しみ方だろう?

つーことでまた来月
アデオス

ザ・ルースターズ EARLY LIVE at 久保講堂 1981/6/27

 

大江慎也 – GO FOR THE PARTY