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照井利幸

夢にやぶれた男の再挑戦、将棋界で史上初の偉業を成し遂げた実話を基にした豊田利晃監督の最新作『泣き虫しょったんの奇跡』(9月7日ロードショー)のオリジナル・サウンドトラックの発売が決定した。音楽を担当したのは、元BLANKEY JET CITYのベーシスト照井利幸。近年はソロ名義やSignals(シグナルズ)として活動している。

マスタリング・スタジオでは、照井と本作のプロデューサー兼エンジニアの加納尚樹(GO-GO KING RECORDERS)、そして監督の豊田も参加して、音の最終仕上げと曲間の静寂へのメッセージ注入、そしてダイアローグを交えた着地点を緻密に探っていったとのこと。

soundtrack album『泣き虫しょったんの奇跡 Original Soundtracks by Toshiyuki Terui』

  • 2018年9月5日(水)リリース
    VPCD-86210/2,500円+税
  • 収録曲:
    01. shame「イントロ」
    02. green apple
    03. 工藤さんの夢(ダイアローグ)
    04. blue mile「芽生え」
    05. shame「ライバル」
    06. 投了(ダイアローグ)
    07. mad hunter
    08. hatsukoi
    09. howl
    10. big mouth
    11. 湖の二人(ダイアローグ)
    12. delusion
    13. dry
    14. shame「プレッシャー」
    15. blue mile「実り」
    16. 先生の言葉(ダイアローグ)
    17. shame「涙」
    18. blank

照井利幸 PROFILE

  • 1990年、“BLANKEY JET CITY”のベーシストとしてメジャーデビュー。10年間の活動を終え、2000年バンド解散。2002年、“THEE MICHELLE GUN ELEPHANT”のチバユウスケと共に“ROSSO”を結成し1st album「BIRD」を発表。2004年、ソロプロジェクト“RAVEN”でアルバム「限り無く赤に近い黒」を発表後、新メンバーで“ROSSO”を始動するも2作品を発表後、活動休止。2008年、楽器をベースからアコースティックギターに持ち替え、椎野恭一(Drums)、勝井祐二(Violin)と共にインストゥルメンタルバンド“Signals”を結成。同年、レーベル“WELD”を設立し1st album「Lapis Sky」を発表。翌年の2009年、2nd album「光と影と人工衛星 “the light, the shadow, and the satellite.”」を発表。カフェなどを中心に小規模なライブツアーを行う。2010年、初の個人名義によるソロアルバム「FLOAT」を発表。翌2011年、Signalsのメンバーを一新し、アコースティックギターに加え、もともとメインパートであったベーシストとしての表現に立ち返り3rd album「NAKED FOOL」を制作、発表する。2014年、ソロアルバム制作の拠点を広島県尾道に移し1年の制作期間を経て完成させたsolo 2nd album「What I think about the World」を発表。2017年、メンバーを改めSignalsの活動を再開する。都内を中心としたライブ、映画音楽制作など表現の可能性を広げている。

映画「泣き虫しょったんの奇跡」

  • 2018年9月7日(金)公開
    監督:豊田利晃
    主演:松田龍平
  • オフィシャルサイト:http://shottan-movie.jp/

『泣き虫しょったんの奇跡』予告編

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