横浜出身の19歳のスリーピース・バンド、エルモア・スコッティーズにインタビュー
エルモア・スコッティーズがミニ・アルバム『cashew』をリリース。ONE SONG出演時に動画インタビューを収録。
エルモア・スコッティーズ、先週のONE SONGのオンエアに続き、今週はインタビューを掲載。彼らは横浜出身のスリーピース・バンドで、全員が19歳(今年20歳になる)のバンド。ドラムの岩方ロクローはニトロデイのドラマーでもあり、他にもいろんなセッションをこなすプレイヤー。このバンドの楽曲は彼が作詞作曲を担当し、歌もうたう。ただすべての歌をうたうのではなく、何曲かは(半分くらいは)ベースの大森遥がうたう。この2人のボーカル曲のバランスもすごくいい。性格の違う歌声をひとつのバンドで表現するところがエルモア・スコッティーズの大きな特徴でもある。彼らは去年の11月にミニ・アルバム『cashew』をリリース。骨太なメロディとギターの功刀源(くぬぎみなと)のクラシック・ロックのツボも心得た絶妙なギター・サウンドに彩られたロック・アルバムだ。とは言え、彼らは若いので、オルタナもヒップホップもシューゲイザーも全部体験した立ち位置でクラシック・ロックを料理しているところがある。その客観性がリバイバルではない「新しいクラシック・ロック」をつくっているような気がしている。『cashew』をライブ会場で購入してから腐るほど聴いているが、全く腐らないのは、視点の新しさのおかげだと思う。リリース時にコメントを送ってもらったのだが、ONE SONG出演を機に、動画インタビューを行った。(森内淳/DONUT)