the coopeez 藤本浩史の「フジロックへの道」
第3回:思った以上にロックという言葉は溢れてる
バンドを始めてから、刹那というものを感じる様になりました。
昔から感じてたのかも知れませんが、ライブの日に特に強く感じています。
どんな時もどんな場所でも、過去も未来も見ずにその瞬間に全てを注ぎ込むライブの日。
それが終わった後の帰り道に感じる、なんとも言えない寂しさと、現実に引き戻されていく恐怖。
皮肉にもその反動が大きいほど、その一日はとても素晴らしかったと言えます。
そんな日が増えている気がします。
でもその反動にやられながらも、やっぱりライブする事をやめれない自分がいます。
その根源がどこにあるのか、説明はつきません。
でも才能があるとか無いとか、売れるとか売れないとか、きっとそこではないのは感じています。
人は、あの終わっていく感じや、終わってしまった感じが好きなのかも知れません。
あの刹那を求めて今日も生きています。
あの瞬間を日々の逃げ場ではなく、日々の活力にしたいと思っています。
そして出来る事なら、そんな刹那をいつまでもこの4人で感じれたらなと思います。
そんな僕らの今年の刹那の極みはこちらです。
SuiseiNoboAz&IRIKO&the coopeez pre.「日本荒地計画」京都編
8月4日(土)京都MOJO
OPEN 18:00/START 18:30
前売 2,800円(ドリンク別)
是非来て下さい。
LIVE INFO
SuiseiNoboAz & IRIKO & the coopeez pre.『日本荒地計画』
6月22日(金)渋谷 Lush
8月4日(土)京都 MOJO
OTHER LIVE
7月4日(水)名古屋 sunset BLUE
※藤本ソロ
8月10日(金)名古屋 sunset BLUE
※藤本ソロ
8月23日(木)新宿 redcloth
9月1・2日(土・日)徳島 ナツバリ’18
9月24日(月祝)下北沢THREE
PROFILE
the coopeez(ザ・クーピーズ)/メンバーは藤本浩史(vo,gt)小川宏実(gt)山本聡(ba)森田夏音(dr)。2年ぶりとなる4thアルバム『appearltime』を17年8月にリリース。近年はライブハウス以外にも活動の場を増やし、イラストレーターとして藤本の個展を開催、京都の映画館・京都みなみ会館でのライブイベント「キネマBANPAKU」、神戸 旧グッゲンハイム邸にて藤本の個展を伴うアコースティックイベント「the coopeez藤本の故郷に錦」なども開催している。京都を拠点に活動しているロック・バンド。http://coopeez.net