the coopeez 藤本浩史の「フジロックへの道」
第6回:最近改めて無力さを感じている




二年前くらいに「無力な瞬間」という曲を作ったが、最近改めて無力さを感じている。
自分には出来ない事や無い能力があり過ぎると。
それを周りが補ってくれたり、それにより素晴らしいものが生まれる時は、とても楽しく面白い。
また自分の想像もつかないようなものを形にしている人が沢山いるというのは、とても素敵な世界なんだと思う。
でもある一方で、一人の力では何も出来ない現実に悔しくもなる。
まだどこか特別な人間でありたいと、すがってるのかもしれない。
僕は普通だ。
自分が欲しかった才能は自分には無かった。
でも作ることをやめたりはしない。
そもそも始めた理由も無い中で、やめる理由なんてのも無い。
特別ではなくても、自分にしか描けないもの、書けない言葉はまだあるはずだとは思っている。
LIVE INFO
10月28日(日)名古屋 マルシン
「the coopeezフジモトの居酒屋SHOUT! 2」<藤本ソロ>
11月4日(土)名古屋 新栄 APOLLOBASE/Live & Lounge vio/SiX DOG/sunset BLUE
「Circuit 世界の砂場から’18」
11月10日(土)大阪心斎橋アメリカ村周辺ライブハウス6会場
愛はズボーン presents 「アメ村天国2018」
11月23日(祝・金)渋谷 HOME
「HOME presents BOOBEAM!!」
PROFILE
the coopeez(ザ・クーピーズ)/メンバーは藤本浩史(vo,gt)小川宏実(gt)山本聡(ba)森田夏音(dr)。2年ぶりとなる4thアルバム『appearltime』を17年8月にリリース。近年はライブハウス以外にも活動の場を増やし、イラストレーターとして藤本の個展を開催、京都の映画館・京都みなみ会館でのライブイベント「キネマBANPAKU」、神戸 旧グッゲンハイム邸にて藤本の個展を伴うアコースティックイベント「the coopeez藤本の故郷に錦」なども開催している。京都を拠点に活動しているロック・バンド。http://coopeez.net