音楽・ロックンロールのWEBマガジン
Rock is(ロックイズ)

THE BOHEMIANSの平田ぱんだがロックンロールのレコードを紹介するコーナーです。

平田ぱんだのロックンロールの話

2016/12/14

第5話:ザ・ビートルズのファーストアルバムのお話

おらおらおらおらー!
今回も元気にロックンロールの話をはじめるでーい!
まずは元気だ!
元気じゃないとロックンロールなんてクソどうでもいいものだ!
ロックンロールを聴くと元気になるんじゃない、
元気だからロックンロールが楽しいのだ!
健康第一!
肉&野菜!

つーことで平田ぱんだです。
今回は予告通りザ・ビートルズのファーストアルバムについてお話をしようと思います。
ちょうどこの連載も第5回となるわけでして、随分遠くまできたといった感じですけど、ようやく辿り着きましたね、ロックンロール・バンドのファーストアルバムの話に!

そもそも僕はロックンローラーが好きというより、どちらかというとロックンロール・バンドが好きな男だということは先の回で話した通り。
やっと話せるロックンロール・バンドの話。僕は正直、今回をビートルズのファーストアルバムの話にして本当にいいのか? と迷った瞬間もありました。

もう5回目ともなると、コラムの方向性も固まってきまして、いつのまにか「ファーストアルバムの話をすることでロックンロールの歴史を辿っていくコーナー」といった少々無茶な設定の様相を醸し出しておりましてね。

はて、そうなるとロックンロール・ヒストリー・ビギナーのためには、クリケッツのファーストアルバムからいきなりビートルズのファーストアルバムの話をしてしまってもいいものなのか?とか思っちゃったりなんかしちゃったりして。
だって1957年11月から1963年3月まで約5年も時をすっ飛ばすことになるわけなんですもの。
確実に影響元になってるあれもこれも無視して、いきなりビートルズ登場!は、少しかっ飛ばしすぎなんじゃないか? とA型真面目人間の僕は考えたりもいたしました。
が、すぐに「めんどくせえ」と持ち前の適当人間ぷりを発揮するに至りまして。
「ロックンロールの歴史ぃ? そんなもん各自で調べてくれや。俺はあくまでここでロックンロ-ル・レコードのオススメをしてくれっていわれて書いてるだけなんだからよぉぉぉぉ。そんなこまけえこたあぬきだぬきぃぃぃぃっ!」という静かなひとつの結論を得ました。

やったね!

とまあそんな細かい言い訳文を存分に書き散らかしたところで。ようやく今日のお題にうつりましょうか。

ザ・ビートルズのファーストアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』の話、させて頂きます!!!

長かった。

まあ序文から長くなるわなそらあ。

だってビートルズのファーストアルバムの話だもん。

ビートルズってロックンロール・バンドの全部だからさ。

ロックンロール・バンドの話なんかほとんどビートルズの話だけで済んじゃうくらい全部だよ。
まあそらあビートルズ以外にも重要なロックンロール・バンドは沢山いるけどさ。

でもあれもそれもこれもビートルズがいなかったら、俺たちが知ることもなかったかもしれない奴らなわけじゃないか。
まずビートルズが他のロックンロール・バンドよりもすごかったところは何かといったらたったひとつ。

圧倒的に売れたってこと。

ビートルズを語るのにファーストアルバムだけでは足りない、中期~後期は全く違うバンドだ! なんて仰るおタコさんもいるかもしれないけどさあ、あんなもんはビートルズが圧倒的に売れたからスタジオを使いたい放題ワガママし放題できたことによる産物じゃないですか。
ビートルズがすごすぎたためにはみ出した結果でしかないんだ。
ビートルズを語る際にアートだ革新だなんだって要素は二の次三の次の話でしかないよ。
だってビートルズは最初っからすごかったんだからね。
だからファーストアルバムよりもビートルズを語るにふさわしいアイテムはないと断言するね。

まずビートルズは圧倒的に売れたことがすごい。この話からはじめようか。
そしてビートルズは売れまくったから解散から何十年も経った今でも毎年のように新しい商売が成り立っている。

だから飽きない。

ビートルズの人気にあやかってビートルズの情報をなんとか金に換えようとする輩が何十年間も絶えることなく沢山いるおかげで、知らなかったビートルズの情報が手に入る。

調べても調べても出てくる。
活動期間10年いったかいかないかのロックンロール・バンドでは、これは異例だ。
現役のロックンロール・バンドよりもはるかに情報が出てくる。
もうビートルズだけで一生楽しみ続けられるんじゃないかってくらい、毎年新しい知らなかったビートルズの情報を得ている気がするよ、僕は。

でもこの話もアートだなんだって話よりはマシなだけで、二次的な魅力に過ぎないな。
ビートルズの最大の魅力は最高のロックンロール・レコードを何枚も何枚も出しくさったことに他ならないんだからな。
だからさっさとビートルズのファーストアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』の話をするんだよぉぉぉぉぉぉっ!!!

 

1曲目「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」。

まずポールがこうかます。「1、2、3、ふぉぉぉぉぉッッ!!!!!!!!!」。

そっからはもう「bfdjkスf某ユcんれwfhlx目lwfbmwェおWフェWフィ弁RGVじゃエリGC目おりGねRJGMJKレアGん瀬尾アJR五位ウェJGまJRCGぁえKGJCMえRBがエィJGMHら絵RBGMぁえHMGぁえBGィウ和えMHギオウァエHP儀ウ和えXGェHP氏あえH!!!!!!!!!!!」って感じ。

大爆発。

もうすごすぎ。

これを再生するたびに何回か死んでる気がするくらいすごい。
この曲が流れてる間、僕は何度も死に何度も蘇ってる気がする。
つまりさっきまで生きていた僕と、今から生きる僕の大量生産というわけで、一体今の僕は何人目で今まで僕は何人いたのかってわけのわからないことを考えたりしてしまう。

それくらいこの曲はすごい。

「1、2、3、4!」の合図でバンドが一斉におっぱじめるこの瞬間よりもすごい瞬間なんか、未来永劫発生しないんじゃないだろうか。その最大の成功例だな、これは。仮にそれなしだったとしてもなんつーかもう、普通にロックンロール・ミュージックの粋を集めたみたいな完璧なロックンロール・ナンバーだしね、これ。

クリケッツ編成でチャック・ベリー・スタイルでリトル・リチャードばりにシャウトしてエヴァリー・ブラザーズばりにハモるみたいな感じ?
はっきりいって鬼だよ鬼。

この1曲だけでこのアルバムは終わってもいいというかこの1曲だけでアルバムと名乗ってもいいくらいの怒濤。
こんな瞬間は中々聴いたことがないね。理屈越えでビートルズはすげえって思う。「やったぞ!ロックンロール・バンドだ!」って感じでしかない。

このファーストアルバムってセカンドシングル「プリーズ・プリーズ・ミー」が急に全英1位になったから、急遽作ることになったアルバムで、時間がなかったのかなんだか知らないけど、たった1日で録られていることは有名だ。

2枚のシングルのA面B面以外だから、全14曲中10曲を1日で録ったってことなのかな?

なんかでも時間がなかったというよりかは、当時の荒くれビートルズの激しいライブの魅力を、できるだけそのまま収録しようという意図もあったみたいね。まあそらロックのライブが何日にも渡ったらおかしいですからねえ。

完全に正しいね、1日で終わらせたことは。

 

そいで2曲目は「ミズリー」か。

あれだけロックンロール・バンドの爆発で幕開けといてなんで2曲目がこんな暗いんだよ?って誰でも思うよね。
は?って。

僕も若い時分にはそう思っていたし。

今でも普通にそう思ってるくらいさ。

でも実際このアルバムっていわゆるロックンロールナンバー!って感じのやつって1曲目の「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」くらいなんだよね。

ロックンロール・ミュージックなんて、この当時は完全に流行りが終わりきってて死んでたらしいからね。
むしろ「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」が収録されただけでもラッキーくらいの感じだったのかもしれない。
この「ミズリー」はレノン=マッカートニーのオリジナルだけど、歌詞もかわいそうな僕系な感じだし、あんまし好きくないかも。
でもハモリっぷりがかっこいいから許してやろう。

ビートルズはハモるからかっこいい。

ハモるのは難しいからな。

男のやることじゃねえ!って思いつつ憧れる。

なんかビートルズって、アマチュア時代にブリティッシュ・エヴァリー・ブラザーズとか名乗ってコンテスト荒らしをしていたことがあるなんてエピソードがあったりするくらい、ハモリにはうるさいらしいね。

見習いたいよね!

 

3曲目は「アンナ」。

アーサー・アレキサンダーっていう黒人歌手のカバー。

ジョン・レノンの声がすごくいい。

僕の大好きなジョン・レノン!って感じ。

ジョンは好きな黒人歌手の歌をうたうときって、ほんと毎回異常なまでに最高な歌声を披露するよね。

あきらかに気合いが違う。

ラリー・ウィリアムズのカバーのときとかとくにそう。
つーよりも「俺の方がかっこよく歌える!」みたいなナンバーをあえて選んでる節がなくもない。
なんかオリジナルの方の歌手がそんなに迫力ないやつを選んで、「もっとこう歌ったらいいのに!」っていうパンクな精神にのっとって歌ってる気がしなくもない。

だって元が迫力あるナンバーはあんま選んでない気がするもん。
アーサー・アレキサンダーってビートルズとかがこうしてカバーしなかったら、本国アメリカでも特別ヒットした歌手でもないし、誰も知らなかったみたいなマニアックな存在らしいから、こういう選曲センスもビートルズのやばいポイントのひとつだよね。

なんかビートルズ七不思議の中に、「なんでビートルズは最初からあんなにマニアックな曲を知っていたのか?」ってのがあるらしい。
ビートルズの故郷リヴァプールはイギリス第二の港町で、外国から直で色々な文化が入ってきやすかったって環境はあったにせよ、こういうマニアックなレコードをなんでビートルズが知っていたのかってのがけっこう謎らしい。

イギリスの地方の港町では当時はラジオとかでもリズム&ブルースとかはメジャーなやつでも滅多に流れない、みたいな状況だったらしいからね。でもそのわけはひと言でいうと「滅茶苦茶アンテナを立ててて、その上、滅茶苦茶引きのいい奴ら」だったってことでしかないみたいだね。

ビートルズを世に送り出したマネージャーのブライアン・エプスタインは最初、リヴァプールでビートルズもよく出入りしていたレコード店を経営してる人だったんだけど、「今ビートルズって奴らがこの街で超きてるらしい!」ってことを聞きつけて、とりあえず自分の店の従業員に「ビートルズってどんな奴ら?」と訊いてみたら「いいレコードを見つけるのがすげえうまい奴ら」って答えたという話もあるにはあるから、もう本当にそれでしかなかったんだろうね。

つまりビートルズはリスナーとしても超一流の音楽嗅覚を備えた奴らだったってことだ! ビートルズはリスナーのときからすごかった!

 

で、4曲目は「チェインズ」か。

黒人女性コーラスグループ、クッキーズのカバーだ。ビートルズはロックンロールからの影響だけでなく、当時流行だった女性コーラスグループとかからの影響もすごく強いらしい。

こういうところが、クリケッツからいきなりビートルズの話に飛んでもいいものかと僕が考えてしまった理由のひとつだ。

ビートルズが活動をはじめた当時は、もう本国アメリカじゃロックンロールなんか完全に流行りが終わってたんだけど、エルヴィス・プレスリーの初期のヒット曲の大半を作った、元祖ロックンロール・ソングライター・コンビ、リーバー&ストーラー(ジェリー・リーバー&マイク・ストーラー)とかの功績もあって、白人が作った曲を黒人歌手が歌うパターンも増えたという。その流れでアメリカン・ゴールデン・ポップス時代は、職業作詞作曲家コンビが作ったナンバーを歌手が歌うっていう完全分業生産が主流に。

ビートルズに多大な影響を与えたといわれるモータウンとかその最たる例で、いくつかの名ソングライティング・コンビが生まれて沢山のヒットを生むわけだが、そんな中でもビートルズが最も尊敬していたとされているのが、この4曲目「チェインズ」を作ったゴフィン&キング(ジェリー・ゴフィン&キャロル・キング)らしい。

なんせアメリカにはじめて渡ったビートルズが、自分たちをロックンロールに目覚めさせてくれた最大のスターであるエルヴィス・プレスリーを差し置いて、まず会いに行ったのがゴフィン&キングらしいからな。

ビートルズ解散まで続くレノン=マッカートニーっていうソングライティング・コンビ名はこういう尊敬するソングライティング・コンビのそれを真似てやっていることは間違いない。

つまりビートルズはゴールデン・ポップス・ソングライティング・チームみたいな完成度の高いナンバーと、オリジナル・ロックンローラーが自作自演でやるスタイルをブレンドすることができたバンドだったってわけだ。

そら売れるわ。

そんなめんどくさいこと普通やろうと思わんもん。

楽器を弾いて歌うだけでも大変なことなのに。

ビートルズが裏方の作詞作曲家とかまでチェックするようなレコードマニアじゃなかったら、もしかしたらロックバンドが自分たちで作詞作曲するなんてスタイルは、この世に存在しなかったかもしれないってわけだね。

すごいぞ、ビートルズ!

 

で、5曲目は「ボーイズ」。

この曲はビートルズが最も好きだったとされる黒人女性コーラスグループ、ザ・シュレルズの大ヒットシングル!のB面曲のカバーだ。

こういうところでメインではなくB面を選ぶところがビートルズらしい。

こうやってビートルズがカバーしたから有名になったって曲は沢山ある。

というかビートルズのオリジナルだと思ってる人も今も沢山いると思う。

ビートルズのオリジナルだと思ったまま死んだ人もいると思う。

何しろビートルズは世界で一番売れたバンドだからな。

よくある話さ。

そしてこのナンバーはなんとドラマーのリンゴ・スターがメインで歌っているというところがミソだ。ビートルズはアルバムでもコンサートでも、必ず1曲はどのメンバーもリードボーカルをとるというスタイルをつらぬいている。

そう。

ビートルズの功績として最大のものはこの「四人はアイドル!」ってことだろう。

これはでかい、あまりにもでかい。

それまではロックンロール・バンドはスターとバックバンドでしかなかったからな。

あのクリケッツだってバディ・ホリー&クリケッツと表記されることが多いことからもわかる通り、その枠を出てはいない。というかクリケッツのメンバーなんてバディ・ホリー以外知らないし。今後知ろうとも思わない。

だがビートルズが登場!してからは違う。

仮にメンバー以外の他の奴の方がウタやガッキがうまかったり、メンバー以外の他の奴の方がカオやスタイルやセーカクがよかったとしても、「この4人でなくてはならない! 代わりは絶対にきかない!」という価値観。いい換えるとロックンロール・バンド・ストーリーは、ビートルズが滅茶苦茶売れたことから生まれたものだ!

はじめはビートルズも誰かひとりをスターにして他のメンバーはバックバンドという恒例の売り出し方ですすめられていたらしい。

スター第一候補はウタもガッキもうまくてカオも中々ハンサムなポールだったらしい。

もしかしたらポール・マッカートニー&ザ・ビートルズなんて表記されたりしてるパラレルワールドもあるのかもしれない。
でもプロデューサー、ジョージ・マーティンは「なーんか、それだと違うんだよなあ。しっくりこないわー。もういいや、なんか考えんのめんどくさいから4人ともスターってことで売っちまおう」という歴史的ナイス判断をするに至ったらしい。

ありがとう、ジョージ・マーティン!

おかげで僕たちの大好きなロックンロール・バンド・ストーリーが生まれたよ!

 

で。6曲目は「アスク・ミー・ホワイ」か。

これ大好き。

ジョンが作った曲らしいけど、ロックンローラー、ジョン・レノンの最高なところは最初からこういうスウィートでおセンチなナンバーも作っていたことだね。

実際これはそこまでじゃないけど、ジョンの歌詞ってかわいそうな僕系がかなり多いってか、それがウリな場合すらあるもんね。

その落差に惚れるのさ!

これはローリング・ストーンズのキース・リチャーズにも同じことがいえるね。

こうなるとロックンロールの裏の魅力はセンチメンタルなのかもしれないなんてテキトーなことをいいたくなってくる。

センチメンタルを前面に出してくるようなわざとらしいバンドははっきりいって嫌いだけどね。

でも普段強がってるくせに実は……みたいなのが好きだよね、みんな絶対!

ジョン・レノン好き!

友達にはなりたくないけど好き!

ちなみにジョンはスモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズみたいな曲を目指して作ったらしいです。

そしてA面ラストはビートルズの大出世作、アルバムのタイトルにもなっている「プリーズ・プリーズ・ミー」!

この曲が売れなかったらこのアルバムが作られることもなかった!

このナンバーはジョージ・マーティンのススメで速度をあげたことも功を奏し、ビートルズの黄金時代の幕開けナンバーとなった! とかそんな背景は抜きにしてただただ最高だ!!! 「なあ俺がいつもしてやってるみたいに俺にもたまにはしてくれない? ほら、こいよ、おら、こいよってば、なあ、お願いだからたまには俺もキモチよくしてくれよぉぉぉ」って男根な歌詞も最高だし。

この曲を収録していない世界で最も売れたビートルズのベスト盤『1』はクソだ。

各国のチャートでナンバーワンをとった曲だけを集めるというコンセプトだから「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」が入ってないのはあきらめるけど、「プリーズ・プリーズ・ミー」は「メロディー・メイカー」「ニュー・ミュージカル・エクスプレス」「ディスク」でチャート1位をとってんじゃん。

「レコード・リテイラー」「ニュー・レコード・ミラー」の集計では1位をとってなかったとかが理由らしいけど、そんなん馬鹿野郎だよ。

これ入れないなんて、ありえないでしょ。

あれには超異議がある。

あのアルバムが現在、ビートルズの入門盤になっているのはすごく納得がいかない。

ビートルズのやなとこその1!

ビートルズは悪くないけど!

でも「プリーズ・プリーズ・ミー」は最高!

それは変わらない!

とまで書いて僕ははっきりとこう思った。

「長い」と。

まだA面の話しかしてないのに。
つまりまだ半分もあるということだ。
ここはひとつ、前後編に分けようか。
うん、そうしよう。

ビートルズの話だから仕方ないよね!
つーことで今回はここまで!ビートルズのファーストアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』の話、前半終了!
後半に続く!

またねー!!!


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