4月24日に解散を発表していた最終少女ひかさの全国ツアー「GEKOKUJO! -2017 巣立ち-」最終公演が、6月23日に地元・札幌Sound Lab moleでソールドアウトの中、行われた。このツアーは5月14日の大阪ワンマン公演を皮切りにスタートし、イベントを含み札幌、東京、大阪、名古屋、福岡の5ヵ所でワンマンも開催。彼らにとって初の全国ツアーにして最後のツアーとなった。ここでは、バンドを撮り続けてきたカメラマンのひとり、山本由梨によるレポートとライブ写真をお届けする。
また、タワーレコード札幌ピヴォ店が実施したファンの推し曲集計では、「ハローアゲイン」が1位を獲得。本日、ラストライブから同じく、バンドを撮り続けてきたもうひとりのカメラマン、アヅマコウジによる同曲の映像が同時公開された。
LIVE REPORT
満員の会場にSEが流れメンバーが登場すると大きな歓声と共に手が上がり、ボーカルの但野正和が右手を掲げると1曲目「かつき」でライブはスタートした。すると会場のボルテージは一気にあがりフロアは熱気に包まれた。その後未発表曲「Let It Die」、最新ミニアルバムから「半分人間」などを演奏。
11曲目の新曲「ハルシオン」のイントロのギターが流れると会場全体から歓声があがり、中盤での最高潮を演出する。その後、ファンへの気持ちも込めた「ロリータ」へ流れて行く。後半今回のツアーのために最後のレコーディングがなされた楽曲「ディアマイフレンド」では、途中「シュンキ!シュンキ!」と但野がギターの山田駿旗の名前を叫び、シュンキがギターソロを弾くシーンも。
そして本編最後の「ハローアゲイン」(タワーレコード札幌ピヴォ店が実施したファンの推し曲チャートで1位を獲得)では、但野は「愛しているぜ」を何度も叫ぶ。但野の「泣いたっていいが顔を上げてくれ!」の言葉とともに、ラモネスが涙を流しながら演奏していた。最後に、但野は弾いていたギターをそっとオーディエンスの手の上に置き、ステージを去って行った。その時、5人が歩いてきた時間が今日で終わることを考えると胸が締め付けられる思いだった。
アンコールの最後は「あーりんわっしょい」。これでもかと言わんばかりにフロアから声が上がり、手も上がる。曲の途中、但野が突然フロアに向かってスペースを空けろと言い出す。そこにドラムセットを下ろし始める。そこにはやりたいようにやる、最終少女ひかさの姿が最後までそこにあった。フロアには、ドラムセットだけではなく、キーボード、ベース、ギターも下りた。ぐっちゃぐちゃのフロアは、さっきまでの涙は忘れたかのように笑顔でいっぱいになっていた。(Live Photo & Report:山本由梨)
最終少女ひかさは2017年6月23日に4年間の活動に幕を閉じた。また、ボーカルの但野正和は2017年12月2日(土)札幌COLONYにてニュープロジェクトでワンマンライブをすることを発表している。
最終少女ひかさ「ハローアゲイン」 全国ツアー「GEKOKUJO! -2017 巣立ち-」
2017年6月23日(金)札幌 Sound Lab moleより
セットリスト
- 01 かつき
02 関係者でてこい
03 さよならDNA
04 商業音楽
05 すし喰いたい
06 岩野殺し
07 媚を売れ
08 Let It Die
09 半分人間
10 人生
11 ハルシオン
12 B
13 ロリータ
14 レイラ
15 こっち見んな
16 4年間
17 ディアマイフレンド
18 Rolling Lonely review
19 豊平川
20 ハローアゲイン - <アンコール>
21 ピカピカ
22 あーりんわっしょい